染織の旅――源流を訪ねて

 皆大好きパパ鈴田こと、鍋島更紗の鈴田照次先生の御本。当時は鹿島でも「佐賀錦」という通称が広まっていたこともあり、「佐賀錦」として鹿島錦が紹介されています。

 さすが地元民というか、錦の織手ではない書き手の書いた錦論の中では、間違いなく出色の出来。文章もお上手です。御本によると、並木多仲の生家は久布白家とのことですが、私が小学一年の時の担任の先生が久布白先生でしたので、あるいはご縁戚なのかも。並木家が御典医の家柄で、多仲も養子婿として医の道に進んでいたというのは初耳でした。同じく御典医の下河辺家は、おそらく下河辺眼科のご先祖様なのでしょう。「多仲」は幼名とのことで、またややこしいことになってまいりました。

 スキャン用に古書を調達。こんなことばかりしていていいんだろうか。