今日ほど謝罪を受けた日はない

 たとえ社交辞令であったとしても。

 そういうわけで、朝からかなりの雨が降る中、健診とかかりつけ医の受診に行ってきました。鹿島→嬉野の強行軍です。もともと私は血管が細く、かつ奥まったところにあるらしく、看護師さんによると、目視出来ないため、最初に指先で確認したときの感覚だけを頼りに採血用の針を刺さなければならないとのこと。この情報を踏まえておかないと、この先書くことは理解してはいただけないでしょう。

 あのですね、続 け て 四 回 失 敗 さ れ た の で す よ 。しかも一回ごとに針をぐりぐり動かすというおまけつき。辛い。思い出すだけでも辛い。五回目にして初めて成功したのですが。

一回目……左手ぐりぐり
二回目……右手ぐりぐり
三回目……左手の甲ぐりぐり
四回目……看護師さんが交代して再度左手ぐりぐり
五回目……右手ぐりぐりの末に成功

 たかが採血、されど採血。採血をする方もされる方も、「大手術を乗り越えた!!」レベルの壮大な感動を覚えた次第。なお、失敗されすぎたせいで、腕が覚せい剤常用者みたいになっていて、それもちょっと辛いかも。

 ひとしきり謝罪された後は、改めて胸部レントゲンと内視鏡検査。胃カメラは毎年鼻から入れる派ですが、今回は一年ぶりに逆流性食道炎と診断されました。一昨年も同じでしたが、胸やけがあると先生に伝えたところ、処方箋を書いてくださることになり、本来なら胃カメラの後すぐかかりつけ医のとこにはせ参じることが出来るはずが、処方箋の受け取りと支払いを済ませる必要が出て、まあ十五分もあれば大丈夫だろうとたかをくくっていたら、二十分待っても三十分待っても名前を呼ばれない。そのうちトイレか何かで歩いていらした、処方箋を書いてくださった先生と目が合って、長引かせて申し訳ないと、ここでもまた謝罪を受けました。

 その後、何とか11時15分前に処方箋の受け取りと支払いを済ませて、嬉野方面に車を走らせ、午前中の受付時間中にかかりつけ医のところに滑り込んだはいいのですが、「採血四回失敗されたんですぅ」と看護師さんに伝えたところ、「ここでも失敗したりしてー」と返され、「ははは」で済ませた直後に

 ま さ か の 失 敗 。

 結局今日の採血の成功率は四捨五入して17%。看護師さんから改めて気の毒がられて謝罪されました。他人に対しては五年に一回くらいしか怒らない私ですので激怒はしませんでしたが、なんぼ何でももう針を刺されたくないと切々と訴えて、今回かかりつけ医での血液検査はなしという運びになりました。どのみち17日にまた医療センターで採血があるのですよ。医療センターでもたいがい一回目は失敗されるんですよね。これもまた辛い。

 その後、雨もひどいし、早く帰ろうと思い、かかりつけ薬局のところに、健診の時のものと、普段飲んでいる薬、二種類の処方箋を持っていったら、健診の分の処方薬がないとのこと。腎代謝する薬のため、CKDである私の腎機能が悪化しないように、半量で処方してくださったのが仇となった模様。「倍の量ならあったのですが……」と、ここでも薬剤師さんに謝罪され、「取り寄せもできますがお盆明けになります」と説明を受け、出来るだけ早く飲みたかったので、普段の薬だけ出してもらい、健診の分は処方箋を返してもらって、車を走らせ、町内の薬局に。しかーし、そこにもなくて謝られ( ゚Д゚) 結局系列の薬局の在庫を取り寄せて事なきを得ました。ありがとうア〇ナ薬局本店。申し訳ないかかりつけ薬局。

 まさに厄日という感じですけど、昨日は昨日で、職場のトイレに入ったら、ウォシュレットの洗浄ノズルが、どれだけ停止ボタンを押しても止まらず、延々噴射されるぬるま湯を持て余して途方にくれたりして、なかなか人生思い通りにはいきません。逡巡した挙句、トイレブラシをノズルに当てて、水が飛び散らないようにして立ち上がったら、センサーで自動的に引っ込みましたが、下手したら私は生涯トイレから出られなかったかもしれないと、己の不運を嘆きました。そういえば、トイレ事件の後、リースしているコピー機の故障の件で、リコーからも謝罪されたっけ。

 こういう時は寝るに限りますね。とりあえず疲れたので午睡決行。夜に織ります。