今、特課ってないのですか?

 鹿島錦が生まれ、そうして育まれた場所で、のんべんだらりとした学生時代を過ごした私。当時は朝の授業前に「特課」と呼ばれる補習授業がありました。全員強制参加なのですけど、昔から朝が苦手な私は結構な頻度でサボ――

 どうにも眠くってよう。

 それはそれとして、最近の学生はいいなあ。だって、通学に使える電車が六時台と七時台に各一本ずつしかなかった関係で、朝の五時半とかに起きないといけなかったんですよ、特課の日。眠かったのか、サボらずきちんと出席した日に関しても、何を勉強していたのか記憶にない。そういえば、私の頃はまだ土曜日も半ドンでした。ちなみに男子が修学旅行に行かせてもらえなかった最後の学年になります。旅行先は、その後何年か住むことになったド定番の京都だったので、ありがたみはなかったとはいえ、修学旅行の話題になって正直に「女子だけ行けて、男子は真夏に学校の草むしり」と答えると、いつもドン引きされてしまう。

 あの頃鹿島錦に出会えていれば、私の人生はもっと充実していたのかもしれません。平成最初の年の生徒になれたはずなのに。残念。

※生徒褒章という制度も謎でしたね。大きなテストの後に校章入りのノートを何冊ももらいましたけど、授与の基準がまったくわからない。サボり魔だった私がなんであんなにもらえたんだろう。昼休みがつぶれるのが何よりも嫌でした。

※高校時代のイベントで一番の謎は牡丹餅会。これに関しては、まあ、甘党なのでよし。食べ物系でいえば、小学校では「果汁の時間」という、みかんジュースを飲むためだけに設けられた時間がありました。あれは今でもあるんだろうか。

※読書週間か何かで、強制的に「太郎物語」や「イワン・デニーソヴィチの一日」を読まされたのを思い出しました。私は太郎より次郎派です。