今年はサガテレビの紹介はなしということで

 サガテレビの方は、結局鹿島錦展に対しての紹介はなかった模様です。まあ、今は優先して報道しないといけない事案が複数あるので、仕方ないですね。

 今回の展示の目玉は、たまにしか公開されない伝統文様集。二十年目か三十年目か四十年目のいずれかの節目に――何このいい加減な情報――当時在籍していた会員が織った、伝統図案と実際の織りを並べて蛇腹に仕立てた文様集です。私も初めて中身を見ました。入会前、五十周年記念の屏風を作成する時に資料として開示されたという話は聞いていますが、作品展に出品されるのは、珍しいはず。乾坤一擲なんて言葉もありますけれど、天を意味する乾(けん or いぬい)と、地を意味する坤(こん or ひつじさる)の二冊構成。

 図案だけではぴんと来なかった鹿子市松がレトロモダンですごくいい感じ。惚れ申した。

 鹿島錦保存会春の作品展は、5/5まで。最終日の午後は撤収準備で落ち着かないと思いますので、一部会員による織りの実演もある午前中までにご来場くださいますようお願い申し上げます。

※作品展の最終日、本来は会員総出で織っていたのですけど、コロナ禍以降、その年の博物館の担当会員と役員とで織ることになっております。今メンバーを確認したら、かなりの精鋭部隊なので、ご期待あれ。