帯締め? ノンノン、それは羽織紐

 織り始めて四年目とはとうてい思われない、ゆとり入れすぎ流水ぼこぼこ事件のショックからようやく立ち直り、改めて桝を織っているところ。今回はゆとりを前より少なめにしたらかなりフラットになりはしましたが、また経紙が中央に寄り始めたので、抑える力が強すぎるのが原因と見極め、打ち込みに使うへらを細いものに変えました。

 一昨年の文化祭の時にIさんから頂いた手作りの二本の長いヘラのうち細い方で抑えてみたら、いい感じ。3-3の綾織の時は細いヘラ、平織りと平織り交じりの3-1の時は大ベラと、使い分けることに。自分では優しく抑えているつもりなんですけど、やはりどこか力んでいるんでしょうね。

 まだまだ問題はいくつも残っていますが、次は、織っているうちにどうしても右側が上がって左側が下がって斜めになってしまうのを何とかしないといけない。

 佐賀錦からの刺客説が濃厚なIさん(ややこしいですが、ヘラをくださったIさんとは別の方)、私より始めたのが遅いのに、あっという間に追い抜かれてしまった理由をつらつら考えてみました。才能の差というのももちろんあるんでしょうが、それ以上に、疑問に感じた部分をゆるがせにしないできちんとその都度質問して確認するコミュ力の高さとか、限られた時間で真摯に織り台に向かう姿勢とか、いろいろな変数が介在することで、技術が磨かれているんでしょうね。

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 エイブルと祐徳博物館の展示を観てきました。来月末にはギャラリートークも開催されるらしいです。やはりエイブルの方には、大先生の作品がいくつも展示してありました。私が見たことがないくらい大きな台もあり、先生、あのコンパクトな体で……と感心したり驚いたり。

 でも一番驚いたのは、羽織紐を「帯締め」として解説してあったところかな。エイブルさん( ゚Д゚)。アンケートで軽く突っ込んでおきましたから、そのうち修正されるかも。

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 刺客と書いて「しきゃく」と読む人がいることを知り、ずっと「しかく」と呼んできた私は、驚いて検索。結果、「しかく」も「しきゃく」も間違いだと知りました。「せきかく(せっかく)」が正しい読み方なのだそうです。おー、アンビリバボーミステーイク。でも普通「しかく」って読むよね。