ギャラリートークに行ってきました

 広報紙エイブルの木で情報を得た後、個人で申し込んだら、見事に勇み足。保存会会員は春の作品展の後に再度申し込みをと言われ、よよと泣き崩れたりと、一波乱ありましたが、無事に初ギャラリートークを体験することが出来ました。井手さんの時は忘れていました。金子センセの時は後で知りました。通例、床の間コーナーと連動しているため、普段であればエイブル事務局のあるフロアでの開催となるのですけれど、新型コロナ感染対策として、今回はホールで実施。

 内容は、鹿島錦・佐賀錦の研究に取り組まれている、佐賀大学の石井美恵准教授による簡単な講演と、大先生を取材した動画の上映。こちらは編集途中とのことで、ダイジェスト版の模様。一日かけて取材されたそうですが、さぞ 大先生から振り回され 濃密な時間を過ごされたことと存じます。

 保存会の会員はだいたいまとまって座っておりまして、開場直後から席に着いて、例によって例のごとく世間話に興じた次第。そのさなか、あれはエイブルの方かな、「上映後にマイクをお渡しいたしますので樋口先生から一言」という会話が聴こえてきて、脊髄反射で

ナヌ( ゚Д゚)

と走る緊張。今までの経験から、絶対一言では済まないという予想はやはり的中。でも「いや先生、そろそろマイク離して」と願う心で、石井センセを含め、来場者が一丸となれた気もするので、終わりよければということにしておきます。

 会場には紗綾の会の井手代表もいらしたとのことですが、うちの先生はやはり100歳越、いろいろ勘違い等もあると思いますので、ご容赦くださいますように……。

 終演後は、3F生活工房に移動して、実演と体験会。体験会の方は、本来はエイブル祭りの企画でしたが、鹿島市でも新型コロナの感染が確認された流れで、中止・延期・分散開催と、散々なことになっておりました。今回無事に実施できて一安心。3名の方が平織りや流水(の一部)を体験されました。さて、新規会員獲得につながるか。

 実演は、イレギュラーなイベントに駆り出される「フリー」の当番の方が担当。ちなみに私は今年は博物館の当番だったため、作品展の方の実演でノルマ達成。あ、でも12月の物産市がまだあるか。取材の方、学生さん等、若干不安になるくらいの人出でしたので、こまめに手指消毒した次第。そういえば石井センセ、木目込みのアマビエ(そこはかとなくたまごっち風の小さい物)を身に着けていらしたのが印象的でした。

 見学と体験が一段落した後、帰る前に大先生としたたか話をしましたが、「鹿島錦を始めてから、今日が一番うれしかった」とのこと。やはり、自分のやってきたことが認められたという想いで、胸がいっぱいになられたのでしょうね。

 会場には一年以上お会いできていなかったK川さんもいらしていて、「そろそろ教室に復帰します」とのことで、講演含め、いろいろと収穫の多い日となりました。

※パワポの資料では、「並木田仲」と表示されていたのですけど、その表記もあるのかな? 私は「多仲」の字しか見たことなかったので、ちょっと驚き。

※佐賀錦の名称の由来に関しては、どうも袋物屋さんの提案という説の方が正当性が濃厚のようですね。旧説に絡んで「要らんことして」と内心苛立ちをぶつけていた大隈重信公に、すまんかったと平謝りしないといけないかも。

今夜は冷やし中華

 こう暑くっちゃあよう、というわけで、今夜は冷やし中華にします。

 私が作る冷やし中華は超手抜きバージョン。キュウリやハムを千切りにしたり錦糸卵を作ったりなんて面倒なことはしません。

 市販のたれ付き生めんを買ってきて茹でる間に、レタスをちぎってぬるま湯につけシャキッとさせ、別鍋でしゃぶしゃぶ用の豚肉に火を通しで湯切りし、洗ったミニトマトを半分にカット。器に麺→レタス→豚肉→トマトの順によそい、後は付属のたれをかけるだけ。ほとんどポークサラダですが、簡単に作れてよいですよ。これからの季節はやはり、夏バテ防止のためにも、豚肉。

 明治の宅配ヨーグルトが余りまくっているので、デザートはそれを使ってバナナのヨーグルト和え――と、ここまで書いて、エスプレッソ用のコーヒー豆を買い忘れたことに気づきました。ここ二か月ほど忘れ続けているの誰か何とかして。

※高齢者の皆様の夏バテには、甘酒にミルクやヨーグルトを混ぜてミキサーにかけたものを飲んでいただくことで対処しております。結構効きます。

※何か作りたいものを設定してから織らないと、やはりだらけたり、間違えた部分を放置したり、よくないですね。反省。

揚羽蝶

 鹿島錦を世に知らしめるためなら「縄文時代から続いています」と言い張ってみるくらいの戦略性が必要かもしれないと、総身が危険思想にむしばまれそうになったので、先日図書館から借りて放置していた本を紐解いてみた次第。縄文時代はさすがに盛りすぎか。まだ大先生がヨチヨチ歩きの頃ですから。嘘。

 ちなみに読んでいるのは泡坂妻夫の揚羽蝶。初めて読んだ氏の作品はヨギガンジー。袋とじになった部分をそのままにして読めば短編、鋏で開いて読めば長編という、印刷屋さん泣かせの造本に衝撃を受けたことを覚えています。私がまだ十代だった頃ですよ。そんな時代もありました。その後、亜愛一郎のシリーズを集めたりしたっけ。幼いころより寄席に相当行かれたとかで、落語の本を書かれたりもしていますね。昨年読んでみましたが、元が推理作家だけにすぐ死人が出ておりました。ちなみに沙綾型のパターンの製図法もその本で紹介されていたりして。

 泡坂氏は多芸多才な人らしく、作家であり、奇術・手品師であり、さらには代々続いた上絵紋章師でもあります。いわゆる紋付を作る際の、家紋を染める職人さん。揚羽蝶に収録されている複数の短編でもその知識や経験則が活かされていて、そういう点では非常に興味深いのですが、内容はさらっとした人情噺風現代小説。がっつり職人小説を期待していたせいで、若干肩透かしをくらった気も。短くて読みやすいので、病院の待ち時間に読めばよかった。

※今織っている自分の図案、とりあえずマグボトルに入れてみたいので、必要な長さが確保できるまで織ることにしました。

謎のポスター発見

 今度の日曜日のギャラリートークの下調べにと、佐賀大学の石井美恵センセのことを検索していて、なぜか金子剛センセのポスターを発見。

 ……ええと。

 このポスターは懐かしい。作成は確か中学三年の時の担任の先生(記憶頼り)。その関係で、学校の廊下に貼ってありました。S田先生、お元気ですか? Facebookのアカウント画像を拝見した限りではお元気そうな。後ワンちゃん可愛い。

 今年は7月に開催されるそうですね。金子センセとご眷属の皆様の作品展。ワクチンも打ち終わった後だし、行ってみようかな。鍋島更紗の鈴田センセと、鹿島美術人協会の杉光センセも出品される模様。

鹿島錦のマグボトルが欲しい

 ふと思い立って検索して、こんなものを見つけました。二重構造になっていて、内側の台紙を好きなデザインに取り替えられます。密閉はされないようなので、本体をしっかり洗いたい時は取り外さないといけない模様。でも、その程度の手間なら、まあいいか。

 問題は……錦の厚みがあっても入るかどうかですね。