梅干し……バナナ……

 鹿島錦および佐賀錦が生まれた鹿島陣屋の跡地は、今では鹿島高校(赤門学者)になっております。実は私もOBだったりしますが、往時の姿を偲ばせる建物は校門として認識されている朱塗りの門だけ。時々「こんな立派な門をくぐって通学なんて羨ましい」とか言われますけど、生徒は誰も通らんのよ。下足箱まで遠くなるのでショートカットして通学がデフォ。

 敷地内外に複数ある直彬公(初代沖縄県令)の像は、携えた手袋がバナナに見えることから通称「バナナさん」。佐賀の乱のときに致し方なく自分で火を付けて鹿島陣屋(鹿島城)を燃やし尽くした方でもあります。

 そんなアグレッシブな側面を持つバナナさんこと直彬公の養子が、おもちゃのポテトヘッドさんに容貌がそっくりなせいで私の中でスマッシュヒットした直縄氏。その妻が初代鹿島錦保存会会長(代表?)の鍋島政子刀自。ここまでは私も既知でしたが、ここにいたって新たな情報をゲット。直彬公の養母鍋島葛子刀自――正確には「葛」ごんべんが付く――は、近親の方から「梅干しばぁば様」とあだ名を付けられていたそうな。

 何かほほえましい。織田病院の元院長先生と思しき方の御本、「青桐 : あかつきよりたそがれまで」という本に書いてありました。

※昔は祐徳稲荷神社で鹿島錦の手ほどきがあったらしいのですが、その折に指導なさっていたという話を聞いたことがあります。祐徳稲荷で学び、佐賀市内で錦を伝えた方によると、「平織りの羽織をお召しになっていた」そうな。

ちょっと待て

 使う材料がわかったのなら、箔屋さんに「この材料を振りかけて」と頼んだ方が早い気がしてきた。掃除が大変かもしれないにしても。

レインボーラメなるものがあるらしい

 エタノールなどに混ぜて(註・もちろん溶けないタイプ)エアブラシ的なもので吹き付けるとよいらしい。経紙に吹き付ける場合、全面塗装をする必要はないので、お手頃価格の陶芸用の霧吹きで代用できそう。ただ、さすがに高濃度のエタノールを自分の息で吹く勇気はないよねえ。

※陶芸用の手動式ポンプ霧吹きあった。

※その後Amazonでおシャンティなパウダースプレーを見つける。吹き付けた後すぐにフィクサで固定するなら別にエタノールに混ぜる必要はなかった。むしろ混ぜない方が着色銀の経紙でも使えそう。飛び散らないように段ボールの中で一部に吹き付け→すかさずフィキサでいけるか。フィキサって確かケープで代用できるんじゃなかったかと思って調べたら、きちんと検証してくださっている方がいらっさいました。花王ケープ3Dエクストラキープが良いらしいよ。

※0.3mmサイズ位のものをちまちま貼る作業にもあこがれます。職人みたい。

昼休みにキラキラ

 TVの国からキラキラなんて歌が昔ありましたね。ブリザーブドフラワー用のキラキラスプレーが果たして経紙に使えるかという実験ですが、無事使えました。試しに40割の着色銀の切れ端に使ってみたらこんな感じ。画像だと伝わらないかもしれませんけど、むっちゃ綺麗。何なら今のレインボーより繊細で綺麗。宇宙にも見えますよね。燃えろワシの小宇宙。

 ほらもうキラッキラ。構造色というより、いろんな色のラメが反射しているだけなんですけど、まあ似たようなもんさね。とりあえず見た目はいい勝負をかましてくれています。

 溶剤がアルコールということですので、樹脂コーティングされた着色系の経糸に使えるかどうかは微妙ですが、漆は大丈夫だと思います。

 先日の注文の時に黒漆を一反買っておけば良かった。せめてスプレーは後で追加で買っとこう。後は固着具合よのう。ヘラで上下している間に剥離する可能性を考えないといけないけど、これは織ってみないとわからないのでまた後日。

※その後乾いてから触ってみたら、見事に剥離。どうも定着剤は含まれていない模様。「金粉が出ました」と言い張る自称霊能者のごとく指先をキラキラさせつつ、定着用のフィキサチーフも買わないといけないかもと思ってみたり。フィキサチーフ=木炭デッサンとかソフトパステル画なんかの粉物系描画の仕上げに使うスプレーね。

疲れじゃ、疲れの仕業じゃ

 滅多に作成する機会がない、償還払いに必要なサービス提供証明書。先ほどン年ぶりに作成していて、ご利用者の誕生日のところに自分の誕生日を入力していることに気付いて、茫然といたしております。

 疲れでなければ寒さのせい。

そうか

 補強した段ボールでも充分織れるみたい。鹿島錦も。以前やったように経紙の端と端を合わせて端合わせー(昭和のCMリスペクト)にしてくるっと輪を作り、その半径より若干短い段ボール+適当な起こし板で、使い捨てにも出来る板機を。別に木材や紙工作にこだわる必要なんてなかったんや。ある程度台の重さがないと押さえベラの勢いでずれるらしいので、すべり止めなどでその対策が出来ればイケそう。何枚か重ねて作れば強くなるだろうし、分割して旅行の時に持ち歩けるはず。

 試しに本金を織ってもみようかな。幅10cmくらいでちまちま織ればノルマ用に良いかも。

 以前紹介した動画も含めて、いろんな織り方コレクション。最初の方は糸綜絖まで使われてますね。さすがに綿花から育てていらっしゃるだけあって本格的。

 段ボールで板機を作る場合、鹿島錦や佐賀錦の場合は切りこみを入れる必要がないから楽。足は付けた方が経紙が汚れずに済むよね。

セーターの最適解が見えてきた

 いろんな素材のいろんな太さの毛糸で編んできたセーター、お気にの既製品のサイズなどと比較しつつ、目数・段数の最適解が見えてまいりました。以前はインナー用の薄いセーターも機械編みで……と考えていましたけど、伝家の宝刀―― 買 っ た 方 が 早 い ――を抜くことにします。もうええわ自分で編むのはアウターと小物だけで。手作業でちまちまちまちま編み続けるのもたいがい虚しかったりしましたが、どれだけ伸びるかのデータが取れて良かった。構造上のメリットで、メリヤスやゴム編みほどにはだれるのが目立たないストレッチ編み、最強。伸びたにしても「いえこれ意図的にゆったりするよう編みました」と言い張れば大吉。

 錦に関してもずいぶん悩みましたが、新しい模様を全段糸を掛けて織ることにします。二十歳の集いの分は確保出来たとはいえ、何月頃提出になるのかよくわからずにいる別件の分が圧倒的に足りない。今のキラキラレインボーを早く仕上げて、本金に入らないと。

青貝にキラキラ加工してみたい

 早く届かないかなあ、プリザーブドフラワー用キラキラスプレー。試してみて「思ってたんと違う」となったら、即座に心の扉をそっ閉じ予定。ベースが暗い方が目立つと思うまでも、黒漆にもよさそう。もったいないさすぎて本金にはさすがに吹き付け出来ないけど、特注の着色銀(マリンブルー系)ならある程度は合うかもしれない。

 今日も気分が乗らずじまいで、買い物と午睡でほとんどの時間をつぶしてしまいましたが、とりあえず三段だけ拾って織りました。模様を変えるかそのまま織るかいまだに決めていないかったりして。

 明日は今後のために編み物のデータをまとめる予定。

いいこと思いついた

 また思いつきましたよ私が。この私が。いいことを。ええこの私が。

 今織っているレインボー系の経紙、構造反射する塗料らしき物が砂子風に散りばめられているんですけど、おそらく廃番。パール調の経紙ですら廃番だというし。もう入手できないなら大事に使わないとということで、なかなか織りが進まずにいます。でも、もしかしたらホログラム入りスプレー塗料で、ある程度再現できるかもしれない――ということで、当該商品を買ってみることにしました。黒漆に金スプレーで砂子や金雲再現にもあこがれますが、とりあえずゴールド系のスプレーはいつでもどこでも手に入るので、オーロラ系のホログラムラメが入ったブリザーブドフラワー用スプレーをネットで調達。

 大容量のパウダータイプやフレークも考えたけど、不注意極まりない私が使うといたるところにぶちまけて大惨事になりそうなので自粛。 

※フレークタイプのホログラムを、織りあがった布の糸下の部分にポイントとして貼るのもありかもしれない。とりあえず貼り付けたビジューを見た手芸好き小学生から、文化祭で「このパーツSeriaのとー」と無邪気にアウティングされる頻度は減ること請け合い。ネイルパーツやレジンのコーナーにあるはずなので今度見てきます。多分ビジューと違って織りの邪魔にはならない気がする。