免責事項等(TOP固定中)

 当ブログは鹿島錦保存会の公式ブログではございません。したがいまして、ブログ内の投稿記事も会全体の見解ではなく、あくまでもブログ主の私見となります。その旨悪しからずご承知おきください。入会申し込み等の鹿島錦保存会関連の問い合わせは、事務局のある祐徳博物館までお願いいたします。

【お知らせ】

固定ページ部の公開を再開いたしました。資料室は多分一生編集途中のままだと思います。今年もドメインを更新して継続するかどうかはいまだに思案中。knbrocadeに変えてえ。

【鹿島錦保存会初心者組予定

織り手生活10年未満は誰が何と言おうと初心者。

  • 2026/2/11 かしたら未来フェス(SAKURASU)
  • 2026/2/19 初心者教室 (AM9:30~PM3:00 エイブル3F)
  • 2026/3/5 初心者教室 (AM9:30~PM3:00 エイブル3F)
  • 2026/3/19 初心者教室 (AM9:30~PM3:00 エイブル3F)
  • 2026/4/19 第二回乙丸寄席 柳亭左龍独演会(註・鹿島で開催。落語部が観に行くよ)

ちょっと弱いか

 せっかくなので桝系の新しい図案を考えようと思って格闘中。一色で織るとなると弱いよね、これだと。

※体験用の織り台に立ててあるのはソフト金。結構反射が強い。私のようにしばしば反射しない経紙を使う人間からすると、凶器そのもの。

イベント終了

 ほぼ全員マダムな鹿島錦保存会は早々に午後四時過ぎ撤収ということで――

 砂漠と文楽が大好きなエイブルの総館長樋渡氏の講演に間に合うようにと自宅を出たのが12時30分過ぎ。コンビニでお茶を調達してから、どうせいつもの駐車場は満車よのうということでエイブルより手前にある第四駐車場(普段は有料、らしい)に車を停めて、いったんSAKURASに立ち寄りマダム方の御機嫌伺をした後、目的地のホールまで歩いてまいりました。雨が上がってよかった。想像していたよりも盛況でどこに座ろうかと一瞬迷いましたけど、鹿島錦保存会の会員で一列占拠する形で無事座ることが出来ました。

 実は先日から笛を吹くときの呼吸がらみで俗に言う丹田について調べていて、「文楽の太夫は腹帯をきつく締めて発声する」という情報を得ておりまして、もしかしたらその辺りにも触れられるかもしれないということで参加したわけですよ、私は。ある程度目的も達成できたし、なかなか有意義な講演でした。それにしても、橋本維新はあんなに素晴らしい芸能を「経費を食いすぎる」ということで廃止しようとしたんかい。ありえんくらい脳筋過ぎる。←「あんなもの誰が見るんです?」ということで、国立文楽劇場を閉鎖して公的支援を廃止しようともくろんでいた。

 それにしても、大阪や京都にいた頃、何で観に行かなかったかなあ、私。落語に関してももっと触れて置けが良かったと絶賛後悔中。悔し紛れにYoutubeを検索したら、太夫の方が朝ごはんを召し上がっておいででした。以前馬生師匠も出演されていたチャンネル。なぜかマドモアゼル・愛も出ていたっけ。

 さらに検索をして、祐徳稲荷の勧請元である伏見稲荷が舞台にした幕を演じる人形浄瑠璃あった。べんべん唸る太棹の音もよきかな。

 ちなみにSAKURASのイベントも盛況だったようで、たくさんの方に織りの体験をしていただけたとのことです。メンズも多かったらしいよ。今年度からまたぞろメンズ一人体勢になってよよと泣き崩れていたわしは一縷の望みを抱いてええんかな、え、ええんかな。

やはり最高値更新

 錦を織るために必要な本金の経紙の価格、当初想定されていた40,000円台を軽く超えて50,000円台に突入。昔は13,000円だったらしいです。私が入会して初めて買ったときは18,000円だったかな。その後23,000円くらい払った記憶があります。私の記憶なので曖昧なことこの上なしとはいえ、とりあえず値上がりしているのは間違いない。

 もともとの材料を購入する箔屋さんも大変だよね。織り手の私らも大変だけど。

 個人としては、今回青貝だけの注文でしたけれど、そちらも10,000円越えになるらしい。辛い。

※「仕事したくねえ」という心の叫びが天に通じたおかげて、今日は午後エイブルの講演会に出かけられます。SAKURASの鶴田真由氏ではなく樋渡館長の方ね。館長さんの古巣になるらしい文藝春秋社の編集者某Aには、過去の経験から個人的な憤りを覚えますけれど、それはそれ、これはこれ。わしもそろそろ文楽について学ばねば。桂文楽師匠とはまた違うよ。人形浄瑠璃の方だよ。

※収支に関してですが、鹿島錦や佐賀錦は、一時は内職もされていたとはいえ、そもそもが特権階級の手慰み兼花嫁修業。生計とは無縁のところで織られていた関係で、「そんなもんは存在しねえ」の一言です。手出し足出しが基本。何とかした方がいいとは常々思っていますが、わしには何の権利もなくてよう。

※八代目こと先代文楽師匠の明烏。九代目の現文楽師匠って長門裕之に似てない?

梅干し……バナナ……

 鹿島錦および佐賀錦が生まれた鹿島陣屋の跡地は、今では鹿島高校(赤門学舎)になっております。実は私もOBだったりしますが、往時の姿を偲ばせる建物は校門として認識されている朱塗りの門だけ。時々「こんな立派な門をくぐって通学なんて羨ましい」とか言われますけど、生徒は誰も通らんのよ。下足箱まで遠くなるのでショートカットして通学がデフォ。

 敷地内外に複数ある直彬公(初代沖縄県令)の像は、携えた手袋がバナナに見えることから通称「バナナさん」。佐賀の乱のときに致し方なく自分で火を付けて鹿島陣屋(鹿島城)を燃やし尽くした方でもあります。

 そんなアグレッシブな側面を持つバナナさんこと直彬公の養子が、おもちゃのポテトヘッドさんに容貌がそっくりなせいで私の中でスマッシュヒットした直縄氏。その妻が初代鹿島錦保存会会長(代表?)の鍋島政子刀自。ここまでは私も既知でしたが、ここにいたって新たな情報をゲット。直彬公の養母鍋島葛子刀自――正確には「葛」ごんべんが付く――は、近親の方から「梅干しばぁば様」とあだ名を付けられていたそうな。

 何かほほえましい。織田病院の元院長先生と思しき方の御本、「青桐 : あかつきよりたそがれまで」に書いてありました。

※昔は祐徳稲荷神社で鹿島錦の手ほどきがあったらしいのですが、その折に梅干しばぁば様が指導なさっていたという話を聞いたことがあります。祐徳稲荷で学び、佐賀市内で錦を伝えた方によると、「平織りの羽織をお召しになっていた」そうな。

※大手門学舎(元鹿島立教高校、旧鹿島実業高校)の方では昔から鹿島錦が織られているよ(・ω・)ノ 赤門学舎とはそもそも一つの学校で、社会情勢に応じて別れたりくっついたりと忙しい。

ちょっと待て

 使う材料がわかったのなら、箔屋さんに「この材料を振りかけて」と頼んだ方が早い気がしてきた。掃除が大変かもしれないにしても。

レインボーラメなるものがあるらしい

 エタノールなどに混ぜて(註・もちろん溶けないタイプ)エアブラシ的なもので吹き付けるとよいらしい。経紙に吹き付ける場合、全面塗装をする必要はないので、お手頃価格の陶芸用の霧吹きで代用できそう。ただ、さすがに高濃度のエタノールを自分の息で吹く勇気はないよねえ。

※陶芸用の手動式ポンプ霧吹きあった。

※その後Amazonでおシャンティなパウダースプレーを見つける。吹き付けた後すぐにフィクサで固定するなら別にエタノールに混ぜる必要はなかった。むしろ混ぜない方が着色銀の経紙でも使えそう。飛び散らないように段ボールの中で一部に吹き付け→すかさずフィキサでいけるか。フィキサって確かケープで代用できるんじゃなかったかと思って調べたら、きちんと検証してくださっている方がいらっさいました。花王ケープ3Dエクストラキープが良いらしいよ。

※0.3mmサイズ位のものをちまちま貼る作業にもあこがれます。職人みたい。

昼休みにキラキラ

 TVの国からキラキラなんて歌が昔ありましたね。ブリザーブドフラワー用のキラキラスプレーが果たして経紙に使えるかという実験ですが、無事使えました。試しに40割の着色銀の切れ端に使ってみたらこんな感じ。画像だと伝わらないかもしれませんけど、むっちゃ綺麗。何なら今のレインボーより繊細で綺麗。宇宙にも見えますよね。燃えろワシの小宇宙。

 ほらもうキラッキラ。構造色というより、いろんな色のラメが反射しているだけなんですけど、まあ似たようなもんさね。とりあえず見た目はいい勝負をかましてくれています。

 溶剤がアルコールということですので、樹脂コーティングされた着色系の経糸に使えるかどうかは微妙ですが、漆は大丈夫だと思います。

 先日の注文の時に黒漆を一反買っておけば良かった。せめてスプレーは後で追加で買っとこう。後は固着具合よのう。ヘラで上下している間に剥離する可能性を考えないといけないけど、これは織ってみないとわからないのでまた後日。

※その後乾いてから触ってみたら、見事に剥離。どうも定着剤は含まれていない模様。「金粉が出ました」と言い張る自称霊能者のごとく指先をキラキラさせつつ、定着用のフィキサチーフも買わないといけないかもと思ってみたり。フィキサチーフ=木炭デッサンとかソフトパステル画なんかの粉物系描画の仕上げに使うスプレーね。

疲れじゃ、疲れの仕業じゃ

 滅多に作成する機会がない、償還払いに必要なサービス提供証明書。先ほどン年ぶりに作成していて、ご利用者の誕生日のところに自分の誕生日を入力していることに気付いて、茫然といたしております。

 疲れでなければ寒さのせい。

そうか

 補強した段ボールでも充分織れるみたい。鹿島錦も。以前やったように経紙の端と端を合わせて端合わせー(昭和のCMリスペクト)にしてくるっと輪を作り、その半径より若干短い段ボール+適当な起こし板で、使い捨てにも出来る板機を。別に木材や紙工作にこだわる必要なんてなかったんや。ある程度台の重さがないと押さえベラの勢いでずれるらしいので、すべり止めなどでその対策が出来ればイケそう。何枚か重ねて作れば強くなるだろうし、分割して旅行の時に持ち歩けるはず。

 試しに本金を織ってもみようかな。幅10cmくらいでちまちま織ればノルマ用に良いかも。

 以前紹介した動画も含めて、いろんな織り方コレクション。最初の方は糸綜絖まで使われてますね。さすがに綿花から育てていらっしゃるだけあって本格的。

 段ボールで板機を作る場合、鹿島錦や佐賀錦の場合は切りこみを入れる必要がないから楽。足は付けた方が経紙が汚れずに済むよね。

セーターの最適解が見えてきた

 いろんな素材のいろんな太さの毛糸で編んできたセーター、お気にの既製品のサイズなどと比較しつつ、目数・段数の最適解が見えてまいりました。以前はインナー用の薄いセーターも機械編みで……と考えていましたけど、伝家の宝刀―― 買 っ た 方 が 早 い ――を抜くことにします。もうええわ自分で編むのはアウターと小物だけで。手作業でちまちまちまちま編み続けるのもたいがい虚しかったりしましたが、どれだけ伸びるかのデータが取れて良かった。構造上のメリットで、メリヤスやゴム編みほどにはだれるのが目立たないストレッチ編み、最強。伸びたにしても「いえこれ意図的にゆったりするよう編みました」と言い張れば大吉。

 錦に関してもずいぶん悩みましたが、新しい模様を全段糸を掛けて織ることにします。二十歳の集いの分は確保出来たとはいえ、何月頃提出になるのかよくわからずにいる別件の分が圧倒的に足りない。今のキラキラレインボーを早く仕上げて、本金に入らないと。