鱗崩し織ろうかなあ

 七年くらい前に一度織ったことがある鱗崩し。鹿島錦の伝統図案の中には入っていないんですが、まあ、古い図案の一つなので別に織る分にはいいかなと。

 デッドストックに近い経紙だと、図案選びはもっと慎重になった方がよさそう。今の図案も嫌いではないんですけど、経紙に散りばめられたきらめきが全然活かせていない気がします。せっかく糸を掛けたけど、鱗崩しや矢羽根のように、糸下三目糸上一目がちょくちょく出てくる図案の方がいいような。

また一つコツを覚えた

 妙にダルダルになって綺麗に見えなかった花(花菱を一部削った紋様)。先日コツを掴んで、以前より綺麗に織れるようになり、一安心しているところです。教室で上手な人に訊いた方が早いんだけど、回り道になったとても、自分で答えを見つけるのもまた楽しい。

 最近イヤイヤ書類を作り続けているせいかおかげか、織るのが妙に心地よい。救われています。

撒き餌で釣るような政党に安易に投票しちゃいかんよ

 せっかく「あつはなついなー」としんどい思いをしながら投票に行くのであれば、社会をよりよくしてくれそうなところに投票するか、あるいはより悪くしそうな党の足を引っ張れそうなところに投票するかいたしましょう。私はとりあえずうさん臭さと無知蒙昧が爆発しがちなあの党とあの党とあの党には投票しませんでした。あの党とあの党とあの党に投票した人からは選挙権をはく奪してもらいたいくらいの気持ちでおります。どことは申しませんけど、わかるやろ。

 そんなことより。毎朝のプランク、一つのポーズで一分以上行うのはどうも性に合わないようなので、バックプランクとサイドプランクを追加することにしました。それぞれ十秒から始めたところ。こちらも毎日一秒ずつ伸ばして一分間を目指します。サイドプランクは左右それぞれ一分になるので、最終的には四分。後はこれを毎日起床後に続けるのみ。

タナグラのダーモク

 壁は崩れ落ちた――とでも書くべきですか。太良町内ガラケー勢最後の砦と目されていた友人がついにスマホでびうを果たしたという情報をゲットいたしました。これまで3G回線で契約していたらしいんですけど、通話の度に機種を変えろと自動音声が流れて相当うざかったという話。長年幅を利かせていた天動説が覆って地動説が一足飛びに広まったくらいの衝撃ですよ、私の中では。お祝いにお赤ケース買わなきゃ。

 タイトルはスタトレネタなので、気にしないでもらえれば幸甚。

※まさかお赤ケースが実際にあるとは。

絶対鼻の穴拡がっとる

 胃カメラから無事帰還。毎回毎回しんどいわ(;´Д`) となりますが、今年はえらい不愛想なうえ荒々しい先生で、鼻の穴をグリグリされまくりました。ちなみに私は鼻から派。多分今日だけで鼻の穴が二割くらい拡張しとる。辛い。

 一昨年の看護師さんによると、上手な先生と下手な先生がいるらしい。上手な先生の方がいいなあ。

健診しましょうそうしましょう

 明日は健診です。胃カメラが嫌でたまらないのですけれど、仕方ないので行ってまいります。午後はもちろんまた書類地獄。手芸天国に逃避出来るのは果たしていつになるか。

 ところで、先日教室に久しぶりに参加して実感しました。やはりコンスタントに織るためにはコンスタントに教室に顔を出さんといかんね。皆みるみる上手になっていて驚く。詳細は不明ながら、私にも火曜教室への移籍の打診がされるかもしれないということで恐怖のズンドコですが、それはそれ、これはこれ。まあ、初心者組がどんどん増えて今のスペースでは手狭になったことも関係したりするのでしょう。行ける時に行ける方に参加すればいいやということで。

 

そうか、いよいよあかんか

 最近やたらと経紙の目が拾いづらくて困るでござるということで、試しにシニアグラスを掛けてみたところ、呆れるくらいに拾いやすくなりました。もうすこぶるつき。でも糸を渡す時と押さえる時は裸眼の方が通しやすい。PC画面の図案を見る時は近視用メガネの方が見えやすい。

 どないやのんと苦慮しながら、自分のペースで織り続ける日々。

年に六回の参加を目標に

 今日は初心者教室の日ということで、えっちらおっちらエイブルまで行ってまいりました。たまにしか行かないので毎回いろいろと変化にビビる。良いニュースももちろんあります。新規に入会された会員さん達の顔と名前が本日ようやく一致しました。それ普通とか言わない。後は忘れないように反芻します。たまにすでに知っている人たちの名前が出てこない時があるんよね、最近。

 教室に参加する時の一番の楽しみは他人様の織りを間近で見られるところ。実に良い刺激になります。ああそこそことぐいぐいツボを圧される気分。ちなみにSと呼ばれる謎図案、Kさん的にはFENDIだそうです。妙に納得。

 ちなみに今日は勇退される鹿島市の民生委員の方にお渡しする記念品の印鑑入れの作成を打診されたのですけど、あいにく布がないんよねえ。いや、一応ありはするにしても、そちらに回すと今度は成人式用の材料がなくなるいうことで、申し訳なくもスルーさせてもらいました。すまんのう。確か前回も同じ理由で断った気がします。我ながら成長しないなあと忸怩たる想いを抱いてみたり。成人式のものが出せなかったらボールペンを無慈悲に鼻に突っ込まれるというペナルティがあるというもっぱらの噂――流しているのは今の私――ですので、そちらを優先させることにします。

 これから怒涛の書類作り。明日が締切りなのですけど、間に合うかなあ。それが終わったら今度は物価高騰支援金の申請書を作らないと。

ライバルは畳縁

 Xでおしゃれ系畳縁を機械で織る動画を見かけました。ものすごい速度でビビる。色や図案が画一的だった昔と違って、今は色んなデザインがあって、眺めるだけでも楽しい。

 以前は鹿島錦の画像で検索をすると、類似画像として畳縁がヒットしたりしておりましたけど、なんかもう同じ土俵で戦っても、物量の差異はいかんともしがたいし、永久に勝てない気がします。勝ち負けの問題ではないと言われても納得は出来んわな。手織りの鹿島錦や佐賀錦を手ごろな価格で販売しようと思ったら、使用する布の面積を減らす以外の選択肢はないわけで、そうなるとささやかなものしか作れず、錦としての本分よいずこということになりかねないのに、大して畳縁の方は、値段を気にせず思うさま使える。

 商品が大量に売れてほしいということでは決してないんですけど、なんかねえ、畳縁ほどではなくていいので、もうちょっと本来の佐賀錦が話題にならないかなあと思うことしきり。いまだに西陣物や博多物が佐賀錦だと信じて疑わない人たちがごまんといるから、無理か。

※結局、武士は食わねど高楊枝で織るのが正しい姿勢なのかも。