悩むでござる

 外国のコンサーティーナ専門店のサイトで良さそうな時代がかったイングリッシュ・クロマチックタイプの値段を確認したら、4,000ポンドとか7,500オーストラリアドルとか平気でするよう。今のレートだと大変な状況になっております。しかも特記事項の「要修復」って何。どういうこと。修理するにしても一体全体どこに頼むん。

 よしんば宝くじにでも当たって手配してもらえたとしても、品物の代金に加えて送料と手数料、それから輸入時には関税がかかるでしょうし、やはり今の御子が壊れた後の継続は断念した方がいいのか。鹿島錦しかり、セーターしかりで、なんぼ「入手できないなら自分で作ろう」と考えがちな私でも、さすがにコンサーティーナを自作しようとまでは思わないわけですよ。多分スマホ二台に何かの楽器アプリを入れて、ゲーム用の物理ボタンを装着して、右手と左手で弾けるようにして電子楽器風に遊ぶ方が効率的ではないかな。でもそれだと寂しすぎるよう。

 ケルトの笛屋さんはイングリッシュタイプには興味がなさそうだし、もし続けるとしたら谷口楽器一択かも。今使っているのと同じタイプのが買えるので。

 Amazonにたくさん「プロフェッショナル」と銘打ったものが打ってあるけど、そもそもアングロ式だし、信憑性に欠けるにもほどがある。

※ハーモニカだけで重ね撮りされている方を発見。やはりハーモニカもええねえ。息を使う楽器はええわ、やはり。

モザイクハンドウォーマー作りまひょ

 試しに、伸び止めを施しながら小さく編んだパーツをたくさんつないで、ヂャンティ織り風に、モザイクハンドウォーマーを作ってみたいと思います。10段10目くらいのパーツならあっという間にちょちょいのちょいさ。でもたくさん編むのは大変さ。そういうわけで必要数が少なくて済むハンドウォーマーさ。ただし予定は未定やで。

 実はシルク混のウールでストレッチ編みをすると、最初はいいんですけど、後からやたらと目が伸びて困ってたんよ。同じメーカーの同じ太さのウール100%糸ならそうならないので、多分素材由来。絹めー。伸び止めをしたら不幸せ街道まっしぐらで毎日が悲しみのズンドコの私でもあるいは幸せになれるかもしれないと昨日試してみた限りでは、ピケ編で編んだ後、周囲の四辺と裏側の斜めの全部に伸び止めを施すと、しっかりぼってりとした編み地となり、そこはかとなくアフガン編みみたいな雰囲気を醸し出しますことが判明。厚めの四角いクッキーみたいな印象。ストレッチ編みのしなやかさは失われるにしても、しっかりと形をキープしてくれることでしょう。最初からアフガン編みやれ論は却下。これ以上時間を割くわけにはいかんのよ。地球の自転が遅くなって、一日が八十五時間くらいになるまではお預けということで。複数の色の余り糸で適当に並べたモザイク模様のハンドウォーマーが完成したら、次はいよいよベストで幾何学模様を出せるかどうか挑戦。もちろんこれまで同様セータ用のパーツを編みながらですので、大きい物は編みたくねえ。小さく編んでつなぎてえ。

 編み物界隈で厄介者扱いされる絹糸さんは是非ともこちらサイドにいらっしゃいということで、予備の台のうち、鹿島錦の小台とほぼ同じ大きさの佐賀錦の中台に、今週末に古経紙を立ててから糸を掛ける作戦も再始動。こちらは桝とか流水限定で、しかも小物用なので、糸が通っていない息抜き用だよ。機械編に関しては、編み出し布の準備もしていましたが、作り目にする鎖編みすら途中で面倒になり、しばし放置。もっと時間が取れるようにならないと無理。

 コンサーティーナについては、とりあえずもうちょっと練習してから、続けるかどうか決めます。実は中音域のAの音が、毎回ではないんですけど、蛇腹を引くときに限り「ヴオオオォォォン」と怪しい響きがする。変なバイブレーションがかかるわけ。もともと中古で買った楽器ですし、もうちょっとしたら壊れるかも。徐々に扱いに慣れてきたにしても、新しい楽器を買ってまでは……と躊躇しはじめているところ。それに、息に感情を込める楽器ばかりを(遊びで)続けてきたせいで、どうにもしっくり来ない部分がある。コンサーティーナの場合、指ではなく蛇腹の開閉で音に強弱をつけるため、ど素人の私が弾きこなすのにはやはり時間がかかるはず。どうせお祭りの時以外で人前で演奏することなんてないんだから、わしは一生笛っ子でもええんじゃなかろうか。クロマチックハーモニカを練習して重ね撮りするというプランにも惹かれます。

※腹巻帽子リスペクトのジャンボネックウォーマーは柔らかい方がいいし、素材や使用方法によって上手く使い分けていかねば。むっちゃ着け心地が良くて家でも職場でも外せません……。

相変わらず何のブログかわからん

 でも毎日数段ずつは織っていますよ。次回こそ丁寧に糸を掛けようと自分に言い聞かせつつ。今回は雑過ぎて早々に外したんだわ。そのせいで全然進まない。まあ犯人は編み物なわけですよ。つまり黒幕は厳しい寒さ。

 そんな中サウンド・オブ・ミュージックメドレーと聞いて馳せ参じてみたりして。

 ここ数日、腱鞘炎が完治していないのに蛇腹楽器に取り組んでおりますが、クロマチックハーモニカの重ね撮りをして、それを伴奏にする人生もまたいいかもしれない。小さいのに4オクターブ出るのは魅力だし、何より日本ではいい楽器がなかなか手に入らないコンサーティーナに比べて、一級品の購入も簡単。わしのガラスの手首にもさぞやさしかろう。横笛と同じで、ハーモニカ類も吹いた後しばらくオカリナが吹けなくなるんですけどね。息の量や圧が違いすぎて。糸掛けばかりすると拾う手順に戸惑うのと多分同じ。

単音に慣れてきたので

 コンサーティーナの教本を使って和音を取り入れた曲の練習を開始。相変わらず楽譜を読むのが超絶苦手な単音楽器耳コピ族&いざとなったら数字譜頼みの出なもので、しばらくズルして音名を書き込んでいきますよ。くわえて、音の高低はきちんと追うけど、スラーとかスタッカートとかはしばらく一切無視します。ないない。この世にそんなもの存在しない。都市伝説、都市伝説。実はオカリナや横笛の時も「一人で遊び吹きするだけだからいいや」と好きに吹いていたりします。いずれ焼きが回るとは思いますが、そんときゃ「いえ、ホームグラウンドは鹿島錦ですので」と逃げる気満々。別にプロを目指しているわけではないのでええやないの。

 とりあえず練習曲一曲目のアメイジング・グレイスをマスターせねば。教本の楽譜を一通り弾けるようになったら、音域を変えたり移調したりしてさらに挑戦。音と連動させた蛇腹の押し引きには徐々に慣れてきましたけど、錦同様、道は長い(´Д`) 十年くらいかかりそう。

※二胡や胡弓にもあこがれる。実は昔二胡を持っていたんですけど、ACBに売ったんよ。オートハープとかと一緒に。ええ、もちろん買い叩かれました。

※マウンテンダルシマーも弦楽器の中では簡単な方だと言われますが、わしにはとてもそうは見えんのよ。

セーター編んで攻撃から逃れたい

 いろんな人から「毛糸あげるからセーター編んで」と言われて、もっと上手い人に頼めやと怒り心頭に達しております。軽くいなすためには、やはりウェアに関しては機械編みに変更すべきかも。編物をしてコンサーティーナの練習をして鹿島錦を織って家事をやってと、休みの日ですら時間がいくらあっても足りない。でも増し目減らし目はともかく、引き揃えとか何のことだか意味わからんちん。前に調べたけどすっかり忘れた。短期記憶に問題が出るお年頃。とりあえず編み出し用にかぎ針で編み出し布を織って、まっすぐ編みの本を参考に何か編んでみなければと考えてみたりしております。襟も裾もゆったりサイズにして、かぎ針でアウトラインを編んで誤魔化せばええんやないの?

 でも「四本取りくらいにしてジャンボかぎ針で編んだ方が早いんじゃね?」なんて思ったりもして。機械編みだと目が落ちたらイライラするはずですし。

 どうすりゃええんじゃわしは。

※これええやないの。

腹巻帽子を作ってみたよ

 マルティナさん推奨腹巻帽子を作ってみました。もちろんストレッチ編みで。何にしようかと思案しながら適当に編んで放置していたパーツをつないだだけですので、ええ、ナンチャッテです。だって寒かったもんでよう。外は雪積もってんだわ。帽子にはしないで、かさばるネックウォーマー兼バラクラバとして使います。

ダメだ

 ストレッチ編みだと綺麗な幾何学模様は出ない。伸び止めをしないといびつになりますね。幾何学模様や図案で遊ぶのはヂャンティ織りの方がいいのかなあ。かぎ針だと、小物はいいけどウェアにするには大変でしょうし。棒針はそもそも出来ないので編みこみで表現は却下。機械編みを練習してメリヤス刺繍も面倒な気がしてきた。もう一回り小さいヂャンティ織り機があればいいのに。作るか。ヂャンティ織り機なら作れそうな気がする。

※伸び止めを施しながら小さいパーツをたくさん編めばいいということに気付きました、今。

何か違う気がしてきた

 格子の練習は順調ですが、どう考えても夏物向きのような……と不安になり、試しに同じ糸を使ってライトインで編んで、隙間に別色の糸を通してみるものの、こちらも何か違う。想定しているような方法では使えなさそう。

 以前市松模様のネックウォーマーを編んだときに使った、小さなパーツを組み合わせる方法が無難だし手っ取り早いので、それにしようかな。色を変えながら余り糸で作れますしね。

 シルク混の糸だと特に、重力に従い縦方向に伸びる傾向があるため、今度はそれを計算して編んでみようか。今編んでいるセーターと並行して、肩慣らしに目数・断数の計算のしやすい流水柄のハンドウォーマーを編んでみます。うまく模様がつながればいいけど。花菱などは無理ですが、流水・桝・沙綾あたりならイケそう。

猪に遭遇

 ウリ坊以上成獣未満の小さな二匹の猪が連れ立って近所を徘徊しているという噂は聞いておりましたが、今夜遭遇。それも二度も。往路に田んぼの中でふごふご言いながら動いていたので、別の道から帰ったら、そこでも遭遇。まだまだ可愛い大きさだし、こちらは犬を二匹連れているのでそう怖さは感じませんでしたけど、人里に慣れ過ぎると後が困るんよねえ。

 そんなことよりYoutubeの動画内で「アレクサ」と声に出されると、見ず知らずの相手のはずなのに、うちのアレクサが即反応するんやわ。ちょっとうざい。

淡谷先生( *´艸`)

 淡谷先生の御本、目次だけでお腹いっぱい。淡谷のり子 著『ニセモノとホンモノ』,ロングセラーズ,1986.12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12438863 (参照 2025-02-07)より

※レセプトデータ伝送前に、各居宅から修正依頼の連絡がないか待機しているところです=暇。暇すぎて「臈纈」という言葉を覚えました。「ろうけち」って読むそうだよ。何のことかと思ったら「ろうけつ染め」のことでした。この字でろうけつと読ませる向きもあるそうな。関連書籍を軒並みチェック。ブクマしただけで全然読んでいない本が、デジコレだけで数千冊以上。面白すぎて調べるのをやめられません。どうせいと。