四十にして惑わずと申しますが

 あれ嘘やで。今日も今日とて私はてんてこ舞いですよ。

  1. マグボトルに準備した玄米茶を持っていくのを忘れないように階段の目立つところに置く→忘れる
  2. 消耗品の買い出しついでに職場の車に五千円札でガソリンを入れる→お釣りをもらい忘れる
  3. お釣りを取りに行くついでに自分の車に給油→レシートを忘れそうになる

 どやさ。辛い。

 四十になっても五十になっても六十になっても、惑う人は惑う。以上。

 解散。

アスタルテ書房が(´;ω;`)

 明日まで友達が個展を開催している京都のアスタルテ書房が、今月末で閉店なのだそうです。昔三条界隈をのんびり散策していて、偶然見つけて入ったことがありました。後日くだんの友人に連れられて入店し、店内を眺めて「あ、ここだ」と激しく納得。インパクトがある店なので、印象も強烈。

 生まれ育った九州の方がいろいろと勝手がわかって楽なので、もう京都や大阪などの関西圏に住むことはないでしょうが、昔住んでいた場所や足繁く訪ねていた場所などを巡りたいという気持ちはあります。前回の旅行の時は、名所旧跡以外は結構変わっていて、驚くことの方が多かったです。

編んだり織ったり結んだり

 パステル系の絹糸で左肩上がりの流水を織りながら、「津軽のカマリ」を視聴。合間に編物をしたり、麻糸を結んだり。麻糸に関しては、静電気対策として、昔作った純銀のメビウスの輪をペンダントにするために鎖結び。一度にやると糸で擦れて指が痛くなるため、一週間くらい掛けて結び終える予定。10mの糸で結んでいるので、仕上がりは2m前後になるはず。別に相当な猪首ってわけではないですよ。当然別の物にも使います。

 津軽のカマリは、初代高橋竹山の幼年期から青年期が壮絶すぎてもうね……。誰しも一度は観ておくべき作品の一つ。鹿島錦と三味線は絹つながり。

ガルちゃんだとぅ

 あれはそう、私がいたいけで純真な子どもだった頃、母が料理からお菓子からカクテルから網羅した料理本を買ってまいりまして、ウキウキしながら作ってもらいたいものに鉛筆で丸を付けたのに、待てど暮らせど完成品は出てこないという経験をいたしました。昭和56年あたりの話。業を煮やして「この本作るために買うたとやろー。ただ読むためじゃなかやろー」と訴えたら「お母さんはただ読むために買うたとよー」と言われて、衝撃を受けた想い出。「仕方ねえ。自分で作るか」と小学三年の時に奮起して、初めてレシピを片手に全工程を一人で作業して作ったのが、プレーンなアイスボックスクッキーでした。余談ながら鹿島錦を織り始めたり、編物に取り組み始めた時も、こんな感じやったで。求めても得られないなら自分で作るしかねえという発想は、結構な原動力と相成ります。

 両親共働きとはいえ、僻地住まいなもので、さすがに核家族ではありませんでしたが、父を生んだのが四十過ぎで、その当時すでに八十代に差し掛かっていた祖母には無理だと思ったんだわ、正直。枇杷の木にするする登って実をもぐ程度には元気でしたけど、さすがにねえ。あの人休みの日は畑かお寺かしゃっぱ釣りに行っていましたからね。横文字にも弱かったし。本を片手にザ・昭和の手作りお菓子の筆頭であるババロアとか、ほぐした缶詰ミカンを混ぜ込んだカスタードクリームを使ったクレープなんかもこさえたで。カスタードクリーム作りは実験みたいで面白かった。「クリスマスにおすすめ」とか書かれていたコーヒーエッグノックは、ひたすら卵をかき混ぜるのに手が疲れて、一度しか作らなかった。

 動画内で言及されていますけど、田舎だと材料がなかなか手に入らなくて、作られるものも自然と限られたわけですが、「これを代わりに入れてみよう」と試行錯誤できたおかげで、応用力が養われたような気がする。

朝起きてすぐ洗濯を干す準備をしていると

 玄関のガラスをたたく、人の姿をした影。声を掛けつつ開けてみたら、そこには近所の認知症のおばあちゃん。びっくりした。

 とりあえず家の人に連絡を取って、一段落はしましたが、どうも最近悪化の度合いが強まっているような気がしてならない……。お願いだから転倒とかせんでくんろ。

 洗濯物を干した後は、気を取り直して、鹿島の大地に米麹を買いに車を走らせ、一緒に買ったらりるれろの佐世保バーガーで昼食。その後買い物がてらララベルに車を止めて琴路神社まで腹ごなしの散歩。思ったより気温が高く、祐徳稲荷まで歩くと疲れそうということで、車で第二外苑駐車場まで出かけ、ようよう奥の院まで。休憩所を始めて見学。あんな感じで飾られていたんですね、鹿島錦。

 今回カメラの設定は、ミニチュア風の写真が撮れるチルトシフトモードで固定。一番ミニチュアっぽく見えるのは、階段を降りる見知らぬおっちゃんかも。面白いし、チルトシフト加工大好きっ子ではありますが、普通に撮影してPCのソフトで編集した方が早い気がする。

※なんだこの楽器。Soma Terraというモスクワの会社の電子楽器らしいです。

※今日は七五三参りが多かったですね。お子が着物姿で撮影のために一人で立たされて泣きわめいておりました。頑張れ、お子。

タイパ大事

 倍速再生の何がいけないの? え? 何が?

 Youtubeに限らずあらゆる点でタイパ良く生きようということで、今編んでいるプルオーバーを編み終えたら、糸の太さに合わせて二本取り三本取りで編んでいくことにします。ちまちまちまちま一本で編んでいたら、それこそ時間がいくらあっても足りん。

 鹿島錦も、糸を一段起きに掛ける or全段掛ける。簡単なものであれば出来るだけ拾うという方向で。

※明日は天気が良ければ、久しぶりに古デジカメ片手に、祐徳稲荷や琴路神社に行ってきます。チルトシフト縛りで撮影しよう。昨日Iさんから譲ってもらった大先生の形見の根付、汚れないようにケースに入れてみました。中身はシジミです。紐は絹糸日本取りで鎖結びですね。大事に保管して、時々出して愛でることにします。それにしても絵に描いたようなシンデレラフィット。

天高く

 代謝の衰えた中高年世代しこたま肥ゆる秋となりました。そこのあなたもお気をつけ召され。私は踏み台昇降と犬の散歩とスクワット系の運動で抗っているつもり。それにしても地道に続けているのに何で痩せないんだろう。ホメオスタシスめー。

 一応、料理や嗜好品には、砂糖ではなくシュガーカットノンカロリータイプを使ったりはしているんですが、なかなかねえ。食事量自体は同年代のメンズに比べれば半分以下なのに、何がいけないんだろう。

 まあそういうわけで、買い置きのシュガーカットの封を開けてしまったため、納富分のドラッグコスモスまで調達に出かけたわけです。まあ、シュガーカットに関しては、ガソリン代のことを考慮しても、amazonよりもヨドバシよりも安いわけですので、買いに行くのが正解。

 ここだけの話、あそこは鹿島錦保存会の庭のようなものと書いても過言ではない状況(嘘。過言)。よくあそこで会員さんと遭遇するんですよ。鹿島錦保存会三人目のメンズ会員N君とも先月くらいにニアミスした気がします。先々月だったかも。ただし確証はない。今日は元同僚のDさんのお友達である落語部長のMさん発見。統計を取るとMさんとは三回に一回くらいの頻度でお会いしているような気が(*´з`)。

※ストレッチ編みが収録されている「手あみ模様大全集(8冊組の方)」の8巻だけが読みたかったんですが、古書検索をしたところ、全巻セットのものしかなかったため、思案した挙句に購入。オムニコードが遠のいてしまった。それにしても、同じく収録されているらしいラブ編みとかミニ編みってなんなんでしょう。検索をしても見つからない。編み物の世界も奥が深すぎる。

※コスモスでMさんから仕入れた園遊会のバッグの情報に関しては、調べてみましたがよくわからず( ゚Д゚) 無念。

※松尾和子の機械編の本を読みたい……。

オムニコード欲しいー

 伝説的なSUZUKIの電子楽器「オムニコード」が今年復活したらしいですね。例によって例のごとく、私には何の断りもなく。はよ実物持って挨拶に来させてくんろと神龍に頼みたくて仕方がないよ私は。

 多分、「簡単電子楽器のインスタコードが売れているだとぅ? うちはオムニコードを再販だ!」という経緯がSUZUKI本社内であったのではないかと推察。それもまたよきかな。

 昔、某ハープ占いのおっちゃんも使っていたオートハープと、楽器としての指向は一緒らしいよ。ただし見た目はスピ大好きさん達御用達のラジオニクス。地元民以外はよほどの好事家でなければ存在を知らない鹿島錦同様、オートハープ自体が、日本ではついぞメジャーな楽器になれずじまいのため、オムニコードさんも販売当初の国内流通に関しては辛酸をなめた模様ですけど、七面倒くさい調律や絃の交換の必要がないってだけで、私はもう欣喜雀躍しているわけですよ。私が持っていたオートハープは、ほとんど練習もしないままACBに売ったわいな。さんざんな値段で買いたたかれたわいな。まだメルカリもなかった時代の話です。

 再販を機に買うかどうかはわからない。なんせ楽しむための時間がないし、どこにどう錦を貼ればいいのか(こればっかり)皆目見当がつかないもので。まあ、欲しいのは欲しいので、後日検討します。

今年初めて見た件

 父がモチ米を作っているあたりにあるお宅、てっきりKさんのご実家だと思っていたら、お姉さんのお宅だったそうな。勘違いしておりました。ちなみにKさんのお姉さん、私は一度お会いしただけですけれど、遺伝の神秘を実感できて楽しかった。ふふ。

 なお、そのあたりはもともと早稲の品種が植えられているエリアで、ヒノヒカリや夢しずくより、植えるのも刈り取るのも一月ほど早くて、「ええ、もうやってる?」と毎年驚かされるのですが、今年はさらに輪をかけた衝撃に遭遇。

 刈り取りの後は、例年茎と葉が伸びるだけなのに、今年はなんと未成熟ながら穂まで出来ていたんよ。その気になれば二期作できるんじゃない? というくらいの勢い。

 気象よ……。

※先日適当に撒いて放置していたアスターとネモフィラ、無事発芽。育て、無事に。