心の底から猛省しているといっても過言ではないくらい。お詫びといってはなんですが、あなたに捧げるカトチャンぺ。
何をやらかしたかって、目が拾いにくくなってきたので平の糸を外したんですけど、勢いで抜かなくていいヘラまで抜いてしまったわけですよ。辛い。途中まで拾った時点で疲れ果てました。明日拾い直します。巻き取ったり戻したりするのが面倒くさいと、そのまま遠いところで拾っているだけで、画像が上下逆なわけではないです。今日はもう寝る。

平日にしか休めない友人と出かける約束を無事消化。まあ、三夜待代わりですよ。休みが合うのが木曜日だけなんですが――え? 鹿島錦教室? え? は?
どうせ中途半端なところまでしか織れていないしよう。次回20日までには多分今の本金も織り終わっているでしょうから、田植えと重ならなければ、織りあげたものと、そうして長尺の焼き金を立てた台を持って参加する予定です。あ、提出用のストラップも準備しておかないといけなかった。
ところで、今日は紀伊国屋にも寄ったんですけど、「どうせ佐賀錦の記述、間違いだらけなんでしょう」と冷やかし半分で棚に陳列してあった帯の本を立ち読みしたところ、かつてないほど正確に紹介されていて、肩透かしをくらいました。どうしたらええんじゃ。何をどう突っ込めばええんじゃわしは。五十年程突っ込み続けた挙句に「佐賀錦の歴史に関する正しい記述はわしが育てた」とか言いたいのに。言い放ちたいのに。まったくよう。
予定の一つであった76painというパン屋さん探索は、スマホのナビを使ってもたどり着けずに失敗。唐人町の本店だけでなく大和の支店も見つけられないってどういうこと。美味しい店を探すのが好きな友人はぶーぶー言うとりましたよ。なだめすかしましたよ。ぐーぐるまっぷめー言うて。
次回に期待。
※中台を久しぶりに引っ張り出して、その大きさに愕然としているところです。でも急いで何かを織りたい時に、色替えまで糸掛けでやることを想定すれば、中台も出しておいた方がいいよね。小台では心もとない。問題は防音室のちんまい机にきちんと乗らないところ。二階の自室で織らないといけない。佐賀錦の台は、もしかしたら姪がいつかやりたいと言う日が来るかもしれないので、その時まで保管しておきます。せっかくだから、来年くらいまでに、小池木工所に大台を注文しようかなあ。その時一緒に小台より一回り小さい台を作ってもらえないか交渉してみます。
※メンズの角帯の最高格は博多の献上柄だそうです。ふふふ、市販されることはおそらく永遠にないであろう、手織りの本鹿島錦の角帯の存在を知らぬとは。ふふふ。かく言う私もA先生のものしか拝見したことがないけど、もしかしたら大先生も織られていたかも。多分金光で派手派手しく織るのは私くらいかもしれません。メンズでも派手に織ってええんやで。シックなものを欲しがる人はそもそも鹿島錦なんて選ばないよね。
※皆でデコろう起こし板。
もう眠気と疲労で限界寸前。ストレッチをやって寝ます。昨日から、軽く体を伸ばした後、ソフトな玄関マットに発泡樹脂の芯を入れストレッチポール風にくるくる巻いて平ゴムで留めたものを作って背中に当てています。正規品の固いポールよりはるかに気持ちいい。でも五分くらいが最適解。長くやるとかえってしんどい。
今の本金は残り12cm程度になりましたので、そろそろ予備の台に息抜き用の経紙を貼る準備をしないといけません。鹿島錦の小台とほぼ同じサイズの佐賀錦台を出すか、あるいは大きめの中台を出すか。さて、どちらにしよう。中台の方が無難かなあ。重いから小台以外は教室には持っていきませんけどね。
作りたいものがある都合上、途中で投げ出さず、延々拾って織っています。えらい。わし、えらい。←普通
大正8年刊 桂六十郎著「夫人の内職」にて、佐賀錦が内職の筆頭として紹介されています。着眼すべきは「希望する人は相良好子刀自に教えてもらえる」という表記。
桂六十郎 著『婦人の内職』,興産発行所,大正8. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/906919 (参照 2024-06-05)
P24でさりげなく西陣織がディスられているのが私のツボ。別ページではご丁寧に当時の相良刀自の住所までばばんと記載されています。個人情報という概念のない時代の恐ろしさをひしひしと感じた次第。この本の情報がどれだけ正確かわかりませんが、相良刀自は(多分数えの)15歳で佐賀錦を学んだあと、東京に出てから西洋の織物に取り組まれたとのこと。それで模様織(平織りの色替え)を開発することになるのか。思わず「要らんことすんな」という心の声が漏れそうになりました。 模様織のせいでいろいろ齟齬が出とんよ、東京の佐賀錦とこちらの鹿島錦の間に。もう永遠に相容れない気がします。そもそも相容れなければならないなんてこともないわけですけど。
※相良刀自ご存命の時代でも、東京の佐賀錦のグループは複数あったらしい。第十回商品改良会・婦人手工芸品展覧会に二等で入賞したのは早稲田婦人会と錦之友。この時佐賀商工会出品の佐賀錦紙入れは三等でした。ちっ。
商工省貿易局 編『内外商工時報』9(5),内外商工時報発行所,1922-05. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1516980 (参照
先日、佐賀錦を紹介した昔の本を読んでいて、「古い煤竹のヘラが最高」という表記に遭遇。幸い私も昭和初期に作られたと思しき古い煤竹のヘラやあぐりをそこそこ所持出来ていますが、ヘラは特に使いやすい。なんでしょうかね、触った感じが違うんですよ。著しくなめらかというかスムースというか。自分から目をすり抜けて拾ってくれる感じ。難点は、短すぎて使える経紙の幅が限られること。そのためここ数年は拾い間違いの修正作業以外では使っていません。まあ、23cm幅なら何とかいけるので、そのうちに。
古い煤竹の売値は高騰していますが、新しいヘラでも、木製リコーダーのお手入れでおなじみオイリングを繰り返し施せば、あるいは――。
※煤竹コレクションの中から一部紹介。一番上がすいすい拾える魔法のヘラ。戦前の材料と一緒に買ったので、下手したらヘラにされてからでも100年くらい経過しているかも。二番目は先端が丸いのでほどきベラにしています。もったいなくて削れない。一番下は、両端に穴が空いている謎ヘラ。厚みもあるんですよ。片刃のミニ木刀みたいな感じ。どう使うんだこれ。取説希望。いずれも煤竹のスベスベ感がたまらん。
※何これ読みたい。
初対面なのに下ネタをぶちかましてくるおっちゃんおばちゃんに対して、我々アンチ下ネタ軍団は、何を手に取り行動すべきか、ひとしきり思案しております。法が許すなら鼻の穴にキャロライナリーパーの乾燥粉末を詰め込んだナパーム弾をぶち込みたい。
そういえば、過去に仕事で関わった、えらい性的な言動が多い、やたらとボディタッチしてくるおばちゃんは、後で判明しましたが、初期の認知症でした。そういうのもあるよね。多分いわゆる痴漢の中にもいるんだと思います。病気だろうがなんだろうが、とりあえず他人の体に許可なく触るなとだけ主張したい。治療も対処もそこから始めなきゃダメ。
※鹿島の話題なので再掲載。なぜ自分から潟に飛び込みたいと考えるのかは相変わらず不明。
織るのが遅い誰かさんの話ではなく、先日から開催されているはずの、佐賀錦振興協議会主催初心者講習会の件。いつもなら開講当日とか翌日とかに、サガテレビやNHK佐賀で紹介されるのに、今年はまだの模様。わずか一週間程度とはいえ、毎日検索するのに疲れたよ私は。鹿島錦も取材から実際の放映まである程度の時間がかかりますけど、佐賀錦も同様の扱いになりつつあるということは、そもそものニュースバリューが低下していると判断されたんですかね、もしかして。
毎年、始めたばかりの人たちの動画を観ながら、「私と同じ高みまで昇り詰めたまえ」と、三文小説に出てくる齢だけ重ねたモブキャラごっこをするのが好きだったのに。
※ガタリンピックの動画はあっという間に放映。いいなあ(;´Д`)――とか書いて該当動画を貼り付けたんですけど、ちょっと送迎している間に削除されとったわ。何、サガテレビはわしのこと嫌いなん。