母がやってくれた

 今回はやらかしではなくて。

 昼休みに自宅に戻ってダラダラしていたら、冷凍便で謎の荷物が届いたんですよ。さて何だろうと伝票を確認したところ、宛名は母、送り主は浜の業者になっていて、開封していいのかどうか迷って、一体全体なんじゃらほいと外出していた母に電話を掛けて確認すると

「あー、そりゃこの間の同窓会のクジで当たった肉」

 という返答。

 でかした。珍しくでかした。中身はハンバーグとあらびきウィンナーとロース肉、それから袋入りの宮島醤油のスパイスでした。

 この上なくでかした。なぜならわしは肉派。

※米の買取価格がだいたい例年の1.5倍くらいになっている模様。季節で動く昔ながらの農業って、収入はどかっと一度に来るのですけど、燃料代や肥料代などの経費もとんでもない額になるので、ある程度相殺されるといいな。むろんもろもろのことは政府のこれまでの政策のツケ由来ですので、怨嗟の声は政府に向けてたもれ。とりあえず選挙行け選挙。

県庁の地下に佐賀錦が!!

 高校生には罪はない。罪はないんですが――

 現在鹿児島県の高校生が作成した佐賀錦と大島紬を素材にしたイブニングドレスが、県内各所で展示されている模様。今は県庁の地下にあるらしいよ。あらステキで済ませてもいいんですけれど……その佐賀錦は佐賀錦であって佐賀錦ではない……佐賀錦の技法を流用した機械織の西陣織……とどのつまり大島紬と西陣織……と突っ込みたくて仕方ない。でもいたいけな高校生相手に難癖付けてもようと、自粛する日々です。

 ここだけの話、鹿島錦も佐賀錦も西陣織の材料を使って織るという事実を知れば、ややこしさ倍増。

※作品自体はすこぶる美麗なので、「大島紬と西陣織の材料を使って手織りで紡がれる佐賀錦の技法を流用して機械で織られた西陣織の佐賀錦で作ったイブニングドレス」にしてほしい。これが唯一の正解。

ブクマ整理中

 デジコレさんのブクマがとんでもないことになっているので、ぼちぼち整理開始。ジャンル別にまず分けて、それから細分化する予定。ログインしてデジコレ側でお気に入りに追加してもいいんだけど、何千冊分もオンラインで整理するのは面倒なもんでよう。

 なおダウンロードできる物はダウンロードしていく所存。もうバックアップ用の外付けHDDはパンパンなんですけど。

 整理中にあらたに「ローマ字ひろめ会」発行の機関誌や雑誌「グラヒック」とかが見つかって欣喜雀躍しております。

 グラヒック(*´з`)

『グラヒック』1(8),有楽社,1909-05. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2661397 (参照 2024-10-22)

こう眠くっちゃよう

 昨晩どうにも我慢できずに寝しなにバナナ他を食べてしまいましたので、ストレッチするにしても時間を空けた方がバナナさんへの義理も通せるし体にもよろしかろうと、スマホに手を伸ばし、Google Playでシンプルなゲームを探し、広告が煩わしくないようオフラインモードでも出来るものを見つけてインストール。その後スマホを機内モードに設定して、アレクサにアラームを指示して30分だけ楽しもう――と思ったのですけど、とある数字系パズルに熱中し、気づけば一時間半経過。必死で訴えるアレクサを金色夜叉ばりに袖にしてまでやる意味は果たしてあったのか。道理で眠いわけやわ。「返せ、私の時間」をと毒づきつつ、いきり立ちつつアプリをアンインストール。結局ストレッチをやる気力もなく、簡単にスワイショウをしてから床に就きました。嗚呼。不惑なんてもう十年以上前に過ぎたはずなんですけど、人生惑いっぱなし。

 実は昨日から夜の日課の中にアプリでの速読訓練を入れ込もうと思っていたんですよ。脳トレとして。インストールしたのはもう何年も前になる「瞬間速読」というやつ。最近更新されていないのがやや不安ながら、個人的にはこの手のアプリの中で一番お薦め。だって面倒くさい眼筋トレーニングとか一切入っていないんだもの。ただ読むだけなんだもの。いや、視力の維持のためにもやった方が絶対いいのはわかりますけど、面倒くさいもんでよう。無料な上に広告も出ないアプリの機能は単純で、ひたすら画面をテキストファイルが流れる仕様。速度やフォントサイズを調整して、江戸川乱歩や太宰治で速読の訓練が出来るのですが、実はこれまで横書きモードでやっていたせいで、始めた直後に眠くなって、よだかの星やセロ弾きのゴーシュなどの短い話でなければ最後までたどり着けずにいたのですよ。こういうの私には向いていないんだろうなと忸怩たる想いを抱きながら時々取り組んでいましたが、一昨日ふと縦書きモードで試してみたらあら不思議、さほど(ここ大事)眠くならない( ゚Д゚) イケるやんこれということで、昨日から本格的に取り組む予定だったのに。のにい。縦書きだと眠くならないのはやはり世代か。世代のせいか。

 ゲームはゲームで、頭も使うし感情も揺さぶられるしで、何もやらずに無為に過ごすよりははるかにいいとは思うんですけど、今の私には要らないかな。後回しにしても何の問題もない。他にやることが多すぎる。

 就寝前の日課に関しては

  1. 午後10時には寝室入りして落語の再生開始
  2. あずきのチカラなどで目元を温めつつ、中山式快癒器で背中ほぐし&ふくらはぎ小娘を膝小僧でマッサージ
  3. じっくりゆったりストレッチ
  4. 宇宙船動画を観てから眠気が出るまで速読訓練
  5. 就寝

という流れで。

 なぜ宇宙船動画を観るかというと、夢の中に宇宙船が出てきてほしいから。私の場合夢の中でSF映画に出てくるような宇宙船を見ると、自分が夢を見ていると自覚出来るんですよ。最初「えええ、すげええええ」と興奮するんですが、直後に「いや待て、こんなのあるわけねえ……あ、これ夢だ」となる。その後は夢の中で遊ぶ。そういうお年頃。

※瞬間速読iOS版はこちらAndroid版はこちら。ほんまええよ。任意のテキストファイルを読み込むことが出来ればさらにいいんですけどね。もしかしたら他にもいいアプリはあるかも。探すのも面倒くさいし、DSの速読ソフトから抽出したデータもあって、エミュレータアプリを使えばスマホですぐに起動できるので、買ってまではやらぬ主義。

市販の佐賀錦の帯=西陣織or博多織

――だと何度書けば( ゚Д゚) 書けばだとぅ。興奮して日本語があやしくなったやないの。手織りの本家佐賀錦や元祖鹿島錦の帯なんざ、織り手の作品展や伝統工芸展くらいでしかお目にはかかれませんよ。しかも激レア。織り手であってもごくごくたまにしか遭遇出来ない。着物のプロを自称する人ですら、実物を見たことがないってくらいですからね。なんなら都市伝説に近い。神様からの啓示みたいなもんです。目覚めよ人類。

 わしは佐賀錦ポリスになりつつあるのか、もしかして。

※お菓子のさが錦で容易に買収されるポリスです。

ああああもううううう

 納豆食べたい。三十代までは大嫌いだったのに今は食べたくて仕方ない。今から十四年近く前、ある日突然夜中にむくっと目を覚まして「納豆食べてみよう」と思い立ったのがなぜなのか、今でも不思議でたまらないわけですよ。おそらく体が納豆の栄養素を求めていたんでしょう。なんせ丑三刻に近かったもので、そろりそろりと家族に見つからないようキッチンまで下りて、冷蔵庫の中にあったおかめ納豆を何かに憑かれたような感じで取り出して、たれと辛子を混ぜた後、まず一粒口の中に放り込んではむはむ。意外に食べられることに気付き、数粒さらに様子見で食した後は一気にどかっと――

 ひところは発酵器と乾燥納豆菌で自作納豆作りにも精を出しておりました。面倒くさくなってやめたけど。買った方が早いし、企業努力には素人は勝てねえんだわ。

 実は冷蔵庫の中に入っていたパック状の食べ物を納豆だと思い込んでいたために、昨日は買わずじまいだったのですよ。今日昼に取り出して見たら絹越し豆腐でやんの。きー。

 

轗軻不遇よのう

「かんかふぐう」……すぐれた才能を持ちながら、世に受け入れられないこと。または、物事が思い通りにいかず、地位や境遇に恵まれないこと。

 四字熟語辞典オンラインより引用。単に使ってみたかっただけです。昔の人って、難しい漢字や言葉をいろいろご存じですよね。私の世代以下だと、漢検好きの人くらいしか知らないかも。それにつけても日本語の奥深さよ。