Xで勃発した佐賀錦献上品論争がまだくすぶっている模様。
もう。
※罵りあいがいちいち検索結果に上がってくるのが面倒で、関連アカウントまとめてブロックした次第。イラつかない場合はミュート、イラついた場合はブロック派です。わしは穏やかにネットしたいんじゃ。
※表記を間違えていたとしても、お菓子のさが錦の話題の方がよほど平和だということに気づいた次第。
それぞれ三分割して編んでいる前身ごろと後ろ身頃のパーツの作り目は50目。両脇を122段、真ん中のパーツだけ142段編んで巻き綴じにして一体化。とどのつまりハイネック風のセーターを目指しております。
以前限定でストレッチ針の輪針が製作されたそうですけど、独学独習を是とするまつろわぬピケ編み民である私には無縁の話。多分普通のストレッチ針をカットしてヤスリを掛けてから孔を開ければ、後はマクラメの技法で伸縮自在の輪針が作れるはず。あふれる手作り感に寄る辺なさを噛みしめつつ、いずれは自己流輪針でトップダウンのセーターを編んでみたい。まあ大まかな手順は一本針やかぎ針によるトップダウンでの編み方を流用できるので、今の時点でもおそらく編めます。ピケ編みや昇龍のみのシンプルなものなら。でも、ボーダーならともかく、フランス国旗風のトリコロール仕様にしたいなら、今の作り方の方が遥かに簡単なんだわ。
最後のパーツは金曜には完成するかな。身ごろの準備が出来たら、脇から目を拾って袖を編んでから、せっせと最後のとじはぎ。今回同じ太さで違うメーカーの二種類四色の毛糸を組み合わせて編んでいますから、面白いデザインになりそう。面白すぎて着たまま外に出るのがはばかられる時は、「いえ最初からそのつもりですけど?」と言い張って部屋着にするよ(‘ω’)ノ
多分袖を編む前に文化祭に出すものをちょこちょこ作ることになると思います。それまで鹿島錦は保留。気分が乗らねえんだわ。
それにしてもデジコレさんの面白いことよ。目新しさではkindleのunlimitedさんの方に軍配が上がりますが、資料的価値はデジコレさんの独り勝ち状態。
『日本の美』第10 (九州 第1),国際情報社,1968. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2455419 (参照 2024-09-30)の写真の一部を拡大したのがこちら。
卍が使いづらくなったのはバカナチのせい。卍自体に罪はないし、右旋と左旋でまた違うとはいえ、やはり刺激はしないに越したことはないということで、卍部分を花に変えて織ってみたいと思った次第。ラヴ平和。
それにしても、以前ドイツで鹿島錦が紹介されたことがあったんですが、その時は問題にはならなかったんでしょうか。
かしまいろオンラインの鹿島錦の商品、ピアス二点とイヤリング三点が追加されました。掲載商品の実物は鹿島駅構内の観光協会の販売所にありますよ。
※Wordpressのブロック(編集する時に組み合わせるパーツみたいなもの)の中に、テーブルが追加されていることに気づいて愕然としています。今までタグをちまちま編集していた努力を返せ。返してくれ。
手元不如意とかそういう意味ではなく、物理的に。寝違えたのか昨夜ストレッチで張り切り過ぎたか。
Xでまた佐賀錦が話題になっておりますが、あまり嬉しくない内容。プチ論争に巻き込まれた感じ。
皇室がいわゆる手織りの本物の佐賀錦の製品を外国要人にプレゼントするのは慣習みたいなもので、昔からやられていること。昭和天皇の外遊録にも訪問先にて佐賀錦が贈られたという内容の記述が確認できます。
①鹿島鍋島家が発案し鍋島各藩で伝えられた日本独自の織物
②技術を伝えた大名家が皇室に縁が深い
③見た目がキンキラで高級感が伝わりやすい
という流れがあるからではないかと勝手に解釈。現皇太后と現皇后両陛下のご先祖の御縁もあるんでしょう、多分。
それにしても、佐賀錦を鍋島段通や鍋島更紗と混同して紹介してある本がデジコレに見られるのは何なのでしょう。意味が解らん。
なんだこれ眩暈が止まらねえ(´Д`)
午睡後起き上がった瞬間あやうく転倒しそうになり、その後も気を付けながら移動しているのに肩や足をあちこちにぶつけております。何だろう。ごくごく軽い熱中症でしょうか。まだちょっと移動が危うい。
それはそれとして、こちらも由々しき事態だと思うのですが、先日見かけたとんでもない誤用にも眩暈を覚えている次第。だらだら観ていたYoutubeのショート動画で、「アニメ化不可避」なんて出て来たもんだから、またぞろ人気漫画が出てきたかと思ったら、構成上アニメ化が難しい漫画が紹介されていたという。
不可避=不可能という誤用らしいよ。衝撃で今年いっぱい仕事をサボりたくなったよわしは。
先ほども「あらがう」と「あがなう」を間違えている記事を見かけたし、昭和の頃から間違えられ通しの「おざなり」と「なおざり」はもう殿堂入りでしようね。本来ゆっくりとした動作を示すはずの「やおら&おもむろに」は真逆の意味で定着して「とっさ&だしぬけに」を駆逐してしまった。独壇場もそもそもは独擅場(どくせんじょう)の誤字らしいよ。
一姫二太郎は、長子が女で第二子が男だと育てやすいという意味でしたが、これも最近は女の子一人男の子二人という意味で使う人が増えましたね。たまに逆手にとって誤用の方をネタにする人も。
何でこんなことをだらだらと書いているかというとですね、先日私もとんでもない誤変換を放置していたことに気付いたからですよ。恥ずかしすぎるから詳細は秘密。
秘密。
資料室の整理は続いております。いつ終わるかはわかりません。
命燃え尽きる日まで。( ✧Д✧) カッ!!
今しがた日本美術協会報告を読んでいて気づいたんですが、相良好子刀自の出品作、「佐賀錦」ではなく「佐賀組錦」とされていますね。組錦は佐賀錦・鹿島錦の旧来の名称の一つ。もしかしたらここから転訛して佐賀錦と表示されるようになったのかもしれないと思ってみたり思わなかったり思わせぶりに上目遣いで呟いてみたり。
呼び名マチマチの並木さん問題に関しては、文政武鑑or文化武鑑によると、「並木多仲」が正しい表記の模様。養父の並木六郎右門とともに鹿島鍋島家用人として記載されています。多分確定。もしかしたら多十は雅号のようなものかも。
パパ鈴田著の染織の旅、やっぱり面白いですねい。