我慢できなかったもんでよう

 結局編物をしながら妖怪大戦争を視聴。当然1968年版ですよ。とりあえず終盤にメリー・ポピンズみたいになる油すましの見た目はほとんど柳亭左龍師匠であるということと、妖怪も嬉しい時はきゃっきゃうふふでスキップするという二つの点を理解しておけば、一筋縄ではいかない人生、いろんなことがはかどるんだと思います。

 こちら油すまし師匠――のはずなんですが、この動画の時はまだお若いから油すまし度は六割減。悲しい。それにしてもなんで左龍師匠の動画って少ないんでしょう。

 水木しげる大先生の漫画版は、どちらかというと林家彦いち師匠。

おおお

 鹿島市文化祭における鹿島錦保存会の展示に関して緊急に連絡をもらって、その内容におののくおぐらさん。

 うちの地域猫のおぐらさん、本当に可愛くないですか? 名前の由来は何度も書いている通り、魅惑のグラデーションボディやで。ネズミ捕りも上手やで。

 ワンコの方は高齢になって食欲が落ちてきて困っていたのですけど、鶏ガラスープを薄く溶かしたお湯でドライフードをふやかして食べさせたら、勢いよく食べてくれました。安堵。

※おぐらさんもびっくり、二週間限定公開の「妖怪大戦争」。実は私もまだ未試聴。今夜糸を掛けながら観ます。なお江戸を舞台にした話は大好きですが、素晴らしい時代だとは毛ほども思いません。とにかく人権侵害がひどすぎる。佐賀&宮崎を代表する妖怪のひょうすべさんも御出演とのこと。

やはり刑務作業なんよねえ

 無期懲役囚の出所後の生活に関しての記事を読んでいてふと思った件。

 我々シャバの人間は、自分で材料を買って自分で教えてもらえるところを探して仕事や家事の合間に練習してと、汲々としながら錦を織るのに取り組んでいますが、麓刑務所だと、材料費は無料でしかも他に掃除他必要最低限のこと以外にやることはなく衣食住を保証されて織り放題。織るのに集中できるという点だけを取り上げてこの上もなくうらやましいと受け止める人もいるかもしれないけど、そこはやはり刑務作業。空調もない中、暑かろうが寒かろうが、よほど体調が悪くない限りはどんなに嫌でも決められた時間織らないといけないし、織りそっちのけで会話に夢中になることも許されない。

 シンプルに上達すること、それから布として仕上げること以外に織る上での喜びも楽しみもないわけですから、そりゃなまなかな姿勢では臨めんわな。

 

カイヤとピーコ

 川﨑真世と元妻カイヤのどちらが好きかと言われれば、何の躊躇もせずカイヤを選びます。この間の結婚云々の話題で確定。真世の行動パターンにはどうにも賛同できない。ちなみに全身お手入れしすぎてお胸が化膿、じゃない、叶姉妹は至極どうでもいい。おすピーさんなら先日他界されたピーコさんの方に一票。

 理由は単純で、はるか昔のモラトリアムの時期にだらだら観ていたファッションチェックで、「この服を着るときはいつも帽子に迷います。今日も長い時間選んでこれにしたんですが、いったいどんな帽子を合わせればいいんでしょうか?」という一般人(多分)の質問に、「今日被ってきた帽子以外なら多分何でも似合うと思います」( *´艸`)と嘲笑まじりに即答していたのが忘れられないから。鬼か。

 もっとも、おすピーさんと美輪明宏さんを比べたら、断然美輪さんなんですよね。歌の中の「をおおぉぉちめのながれぼぉしぃぃぃぃ」という絶叫がたまらんということもあるし、モロの君にして反差別の人なので。もっとも美輪さんは反おすピーでもあるので、同列に扱うと多分怒られるかも。

 なんで博愛の人美輪さんが反おすピーの姿勢を貫かれたかというと、お二人が差別語、侮蔑語、不快語の類を平然と使われていたから。それも自分達が属するコミュニティに関して。飲み屋の人たちなどが作為的かつ自虐的に使うケースが見られるようですが、私自身学生の時に知り合いを自死で亡くした経験から、その手の言葉に対してはそこそこ敏感で、絶対使わないようにと心がけています。狭い世界で本人たちがネタとして使うのはいいのかもしれないけど、おすピーさんに関しては、それをテレビでやってしまうことで、第三者に対してそれら――時として人を追い詰め自死に至らせることも出来る言葉――を使うことに対する免罪符を与えてしまった。これは間違いなく彼らの罪。でも言葉のくびきを開放した功として受け止める向きもあるので、単に私が受け入れがたいと感じているだけなんでしょう。

 お三方の明白な差異をあげるとすれば、実際に石を投げられながら一人で生きて戦ってきた美輪さんに対して、おすピーさんの場合は孤立を知らないというのがある。双子として生まれてきたから、どれだけ仲が悪い時期があったとしても、孤独という言葉の意味を肉質的には受け止められない。双子に対する思い込みなどの世間の無理解に苛立ちを覚えたというようなことはあるかもしれませんが、それは今回は棚上げにして、一人で生まれた人間が誰しもある程度は味わう寂寞感を知らずに生きてきた双子は、どちらかが亡くなった時に、おそらくその倍以上の重荷を一度に背負うことになるのではないかと安易に推察。そういう流れで、おすピーさんの場合は果たしてどうなるんだろうと半ば案じていましたけど、想定外の展開が待っていましたね。

 認知症て。

 随分前にグループホームに入所されたくらいだから、結構進んでいらしたのかな。初期ならヘルパー支援他の居宅サービスで在宅生活の継続は出来ますし。ともに生まれた兄弟が進行を抑えられない病気になるのを直視せざるを得ない苦しさというのも、多分私のように双子ではない人間にはわからないのだろうとも思いつつ。

※「双子の絆」とか書いて美談にしたがるメディアの浅はかさよ。

楽しみにしていたちのっぷすさんのストレッチ編みレポ来た!! でも何がどうなっているのかさっぱりわからないw かぎ針でいうダイアゴナルで編んでいらっしゃるのかな。

キリ助さん……

 鹿島錦保存会の全会員が毎日トータル八時間しか眠れないほど気になって仕方がない――嘘。私だけ――夕張の鹿島錦町のすぐ近くにぽつねんと佇む巨大オブジェのキリ助さん。動画を探したところ、一件だけ見つかりました。観に行きたいけど、熊が出ることもあるそうな。野生のクマの怖さを知らない九州民が気軽に出かけられる場所ではなさそう。行くなら途中でレンタカーを借りるか。

えらいこっちゃ

「思慮深ければ絶対辞退して嬉々として回答することはおそらくない、結果的に物議を醸しているだけの、得体のしれない調査機関が毎年凝りもせず実施する根拠薄弱意味不明な都道府県別身勝手なイメージ投影による魅力度=その実無自覚な地域差別を暴走させただけの底抜けのアホしか納得しないランキング」で、佐賀県がまた47位になったそうだよ。何か前にも書いたような気がするけど、この手の調査でぐうの音も出ない回答を即座に提出できるのは、日本の歴史上、伊能忠敬くらいですからね。東日本に関してのみ松尾芭蕉でも可。

 いちいち信じて振り回される連中は、竹崎カニに耳たぶをはさまれて呼子のイカ刺の吸盤攻撃を食らって悶絶するがよい。

 そもそも魅力が何一つない都道府県なんてないわけよ。どの地域にもそれぞれの魅力があるの。何もないと断言するのは、何も見る気がない自分を正当化するのと同じ。何度書いたらわかるのかな。

 今日はやたらと過激ですが、期日前投票を無事済ませてきた私にはもう、レセプトの返戻以外に怖いもんなどないんだわ。今回は最高裁判事の過去の判決を確認してから、個人的にこいつは弾劾してもよしと思う人物にきちんとバツを書いてきたで。

そういうわけで今冬の静電気対策まとめ

 安全ピンが効くのなら、なんならゼムクリップとか五円玉にゴムをくくりつけて肌に密着させる&服で隠れるように腕にはめるだけでもいいのでは? あるいは紐でペンダントとして身に着けるか。

 私の場合は

  • アウターはウール100%。インナーは下着までウールと電荷的相性のいい綿で統一。
  • いびつな銀のメビウスの輪(昔ペンダントパーツとしてシルバーアートクレイで作った)を肌に直接触れるようにして服の内側に着ける。
  • 無塗装のウッドモチーフをペンダントパーツにして、金属等に触る前に手で持って触れさせ、放電させる。なんならエレベーターなどのボタンはそれで押す。
  • 指先を保護するためのフェルトニードル用の革指サックを買ってATMからの静電気攻撃に打ち勝つ

 くらいかな。今思いついたんですが、平ゴムを五円玉に結わえて腕のツボに当たるようにして肌に着けたら一石二鳥かも。刺激を強くしたいなら、小さなビーズを穴のところにあてがったりして。

※作っておいてよかった純銀製のいびつなメビウスの輪。左はウッドモチーフが届くまでの一時しのぎ用のウールニードル。すぐ飽きて使わなくなった、ドイツの木製Y字型リリアンキットの付属品。

安全ピンだとぅ

 静電気対策を延々調べていて(切実)、安全ピンを服の内側に留めておくというものを発見。導電性のある金属を肌と服の間に来るようにして身に着けるといいらしい。ただ安全ピンって名前の割にはそこそこ危険ですからね。特に私のようにアデロバシレウスの時代から不注意のDNAを脈々と受け継いできた年季の入ったうっかりさん一族の出であればなおさら。ペンダントは普段から祖母の形見の指輪をマクラメで結んで身に着けていますから、首に何かがかかっている状態には慣れておりますので、金属製チェーンを内側に着けるか。着けるとするか。幸い金属アレルギーではないですしね。でもこれで金属に弱くなったらどうすんべ。

 どのみち静電気対策にある程度目途がついても、マイクロプラスティックの問題が解決しない限りは、アクリルを始め化繊の衣類は編みも着もしないつもり。

 自分の側の静電気をある程度解決できたとしても、対物・対人の静電気はいかんともしがたいので、それへの対策も必要かも。ちなみに普段静電気対策は何もしなくてもバチっとこない看護師の友人でも、病室のベッドのシーツ交換の時にだけ不快な思いをするそうな。

※1円玉をツボに貼ってじっくりやんわりツボ刺激する方法があるそうですが、一部金属が露出するようにツボに貼ればそれで良さそうな気もしてきた。

※本革の指サックとか普段使い出来て便利そう。

レッツら静電気対策

 今日は二回もバチって来た(´;ω;`)

 下着、靴下はおろか、上着類に至るまで、極力化繊のものは着ないというのは鉄則です。四十代の時に独学独習でストレッチ編みを始めた私が、五十代を迎えて、初歩的な編み方しか満足に出来ないにも関わらず、好きな色の純毛のセーターを編みたいと突き動かされた理由の半分は、好みの色の既製品がないから。もう半分は静電気にうんざりしたから。当事者にとっては切実なんだわ。

 蛇足ながら去年さんざん苦しめられことも書いておきます。静電気と五十肩の組み合わせは最悪最凶です。油断した時に激烈な痛みに襲われる。

※今週末は糸を掛けます。やはり全段拾っては織れないお年頃。性格の問題でしょうね。

※調べてみたらウールも帯電するそうな。そりゃ人間の髪の毛も帯電するんだから、条件が整えばするわな。なおウールとアクリルは禁忌の組み合わせらしいよ。私の場合、純毛のセーターを着ると静電気が起きにくくなるのは、どうもインナーとして着ている綿との相性がいいかららしい。

母がやってくれた

 今回はやらかしではなくて。

 昼休みに自宅に戻ってダラダラしていたら、冷凍便で謎の荷物が届いたんですよ。さて何だろうと伝票を確認したところ、宛名は母、送り主は浜の業者になっていて、開封していいのかどうか迷って、一体全体なんじゃらほいと外出していた母に電話を掛けて確認すると

「あー、そりゃこの間の同窓会のクジで当たった肉」

 という返答。

 でかした。珍しくでかした。中身はハンバーグとあらびきウィンナーとロース肉、それから袋入りの宮島醤油のスパイスでした。

 この上なくでかした。なぜならわしは肉派。

※米の買取価格がだいたい例年の1.5倍くらいになっている模様。季節で動く昔ながらの農業って、収入はどかっと一度に来るのですけど、燃料代や肥料代などの経費もとんでもない額になるので、ある程度相殺されるといいな。むろんもろもろのことは政府のこれまでの政策のツケ由来ですので、怨嗟の声は政府に向けてたもれ。とりあえず選挙行け選挙。