駐車場で、車の右側後部座席のドアの下あたりに、瀕死の蛾を発見。ヤママユ? かな。調べてみましたが、季節的にクスサンではないような。とにかく虫が苦手なのでドキがムネムネした上に恐怖のズンドコ。もしかしたら天性のハンターおぐらさんに狩られたのかもしれない。
昨日の夕方もご近所さんの犬(トイプー)の気配を感じて臨戦態勢でした。

明日が締切りとなっている処遇改善加算の実績報告書。PDF形式の給与台帳から一年分の給与その他をエクセルにせっせとコピペコピペで何とか間に合いました。罫線までコピーしてくれたら後の処理がやりやすいんですが、腹立つくらいにしねえんだわ。しかも台帳を開いてCtrl+A→Ctrl+C→Ctrl+Vで全員分イケるかなと思いきや、一回に1ページ分ずつしか貼り付けられないんでやんの。PDFをエクセル化する環境はあいにく整っていないし、そもそもロックがかかっているんですよ。開くのにもパスワードが必要で、時間に追われる作業の時はすこぶる面倒。なんでかって、給与計算は外部委託なのさ。
吐きそうになりながら同じ作業を延々繰り返し(マクロで作業手順の記憶くらいなら出来るけど、VBAは一切勉強したことがないので組めん)、午前中には何とか作成を終えられました。しかも給与台帳って、税金関係に合わせないといけないため、会計年度でなくて1月から12月分が記載される仕様になっていて、コピペ後は一つのセルの中に12ヵ月分の数字がてんでバラバラの桁数&半角スペースで区切られて並んでいるわけ。令和5年の1月から12月のデータの4月以降を抜き出してコピーなんて出来ないので、いったん全部コピー。続けて別のシートに令和6年の1月から3月分を含めた今月支払い分までをコピー。その後それらを編集するのが容易ではありませんでした。今さらですが、もしかして範囲選択して半角スペースを「,」に一括変換してから区切り位置ウィザードで複数セルに変換して不要な部分を削除して――の方が、作業としては効率的だったのか。いやそれだともともと入っている5,600円とかの「,」が悪さをするわな。まず「,」を全消ししてその後半角スペースを変換しないといけないのか。伝書鳩を私が居住する僻地に飛ばして答えを教えて、どこかのエクセルマスター。メールとかDMとかは要らん。伝書鳩限定で。伝書柴犬でもいいよ。関数でも何かやる方法があるかもしれないけど、一時いろいろ勉強したのに全然覚えてねえんだわ。調べる時間も惜しかった。私は手書き用の書式を作る場合も、エクセルよりワード派やで。
うしもですよ。うまも。くまも。否、しかも午前中しこたま疲れたというのに昼休みもほとんど取ることが出来ず、午後は武雄の総合庁舎まで、こちらも明日締め切りの難病指定の申請をしに行った――はいいものの、書類に不備があり再提出の憂き目に。情け容赦なく突っ返されんだわ。準備したのは私ではないので、なぜそうなったのか詳細は不明。多分担当者のケアレスミスです。しかも医師の診断書の添付もしないといけないそうで、結局書類の受理はされないまま、診断書の受け取りのために一路嬉野医療センターに。そういえば武雄まで行く途中段ボールの処分もしないといけなかったのに、バイパスの途中にある無料古紙回収のところに寄ろうとしたら工事車両が何台も停まっていて入れなくて結局武雄市内の回収所で捨てる羽目になったし、なんかもう疲れたよわしは。
興味深いことに、医療センターに行ったついでに寄ったダイソーには、何か知らんけど十代と思しき韓国の子たちが何人もおりました。ハウステンボスに行く途中だったんかな。西九州新幹線開通以来、嬉野は格段に観光客が増えた感じ。なんで韓国の子たちだと思ったかというと、色白でスキンケア命な肌をしているので一目でわかんだわ。レジのおばちゃんと一所懸命日本語で交流しようとしていて思わず「ふふふ( *´艸`)」ってなった。
※今日の母のやらかし。「ゆめタウンの商品券のあるとー」と言い張るので確認したら、玉屋発行の全国百貨店共通商品券でした。玉屋の商品券をゆめタウンの商品券と一緒に箱に入れる→ゆめタウンのものだけ使う→「全国のゆめタウンで使えます」と書かれた半切れの紙を一緒に入れていたので勘違い、という流れらしい。いい加減にしてくれ。
※鍋の蓋のつまみが壊れたので、鹿島のユートクで調達。若い頃はとにかく新しい物好きだった私が、五十となった今、使えるものは大事に使う主義へと無事変貌を遂げました。だってもったいないもんでよう。そもそもいい鍋だしよう。鍋買うよりつまみ買う方が安いもんでよう。今夜は織る気力ねえ。もう寝ます。
毎日の踏み台昇降のお供、トム・ソーヤ―の冒険の主役のトムさん、現在絶賛家出中です。前にろくすっぽ知りも調べもせずに「平和ー」とか書きましたが、毎回全然平和じゃねえ。猫にひまし油を飲ませたり、深夜に好きになった女の子の家の庭に忍び込んだり、すぐ鞭でぶつ暴力教師が出てきたり、嫌われ者インジャン・ジョーを出し抜こうと真夜中に宝探しをしたり、東横キッズの元祖みたいなハックルベリー・フィンとともに海賊になったり――
ちなみにトムが好きになる女の子は青い瞳に金髪のベッキー・サッチャーなんですが、父親も母親も髪色がダークブラウンなわけですよ。遺伝の法則をガン無視。まあ突然変異とか先祖返りという可能性もなきにしもあらずですが、何か裏設定があるのかとドキドキしております。 母親の髪色はライトっぽいブラウンでした。わしの短期記憶よ……。
もしかして先祖返りって差別表現? と気になって検索してみたら、別にそうでもなかった。副乳も先祖返りの一種でしたね、そういえば。統計上、メンズの1.5%は副乳持ちなんだとか。実はわしにもあるでよ。水泳の時間に友達に指摘されるまでまったく気づいておりませなんだ。昔は魔女の印と言われて、魔女狩りの時代に副乳が見つかれば、即座に処刑されたのだとか。くわばらくわばら。痛いのは嫌なので除去手術はしない方向で。
それにしても、世界名作劇場のラインナップを眺めていて思ったんですが、自発的に家を出たり、強制的に追い出されたり、そもそも家がなかったり、親戚に預けられたり、親を亡くしていたりってケースが多いですね。感動につながる王道なのか。
児童文学クオーレの作中話の一つをよくあそこまで引き延ばしたと喝采を送りたい「母をたずねて三千里」は、高校生の時に再放送で観ました。実は世界名作劇場系の作品は、一作足りとてオンタイムでは観ておりません。うちは父が裏番組のすばらしい世界旅行を観たいがために、「観たいよう」と訴える幼き日の私に「テレビは馬鹿を作る」と言い張り我慢させやがったわけですよ。当時はビデオも普及してはいなかったしよう。えいくそと本を読んで過ごすことが多かったかな。成長してワクワクしながらVHSに毎日録画した日々の懐かしさよ。マルコが探す母親が、画角によってはクッキングパパに見えて仕方なかった。想い出を汚すようなことを書いて申し訳ない。お詫びといってはなんですが公式チャンネルで公開されている第一話をどうぞ。
今にして思えば、すばらしい世界旅行ももっと真剣に観ておけば良かったかも。この木なんの木が流れる時間帯は常に睡魔との戦いを繰り広げておりました。たいがい負けんだわ。
ヌーとかシマウマとかよく食べられてたよね。肉食動物による補食シーンもがっつり放送するような時代でした。
いや五輪の話ではなくて。五輪は応援するが吉。ライバルも後で褒めたたえれば大吉。今回俎上にあげる日本すごい動画は、別のやつ。Youtubeで伝統工芸系動画をはしごしたりするからか、しょっちゅう海外の反応、いわゆる日本すごい系の動画を薦められるわけよ。しかも一回観ると延々消えん。消えないのでまた気になったものを見てしまう。結果さらに表示される。ずらりと並んだサムネの字面に、世の中こんなことになっとんのかとドキドキする。もとい。ドキがムネムネする。
なんだかなあ、他人の反応を気にし過ぎとかそういうことを書きたいんではなくて、日本人の誰かがすごいことをやる→それを褒める人を遠巻きに見るという流れで、あたかも自分が何かを成し遂げられたかのように錯覚してしまってんじゃないかと不安になるわけですよ。それはほぼ陶酔しているに等しい。そこから何かを生み出す行動につなげられればいいんだけど、動画を観るだけで満足してしまうのであれば、多分人生において何一つ成し遂げられないんじゃないかと、余計なお世話ながら、危惧せざるをえないかも。日本人すごい、そのすごい日本人の中に自分も含まれているという発想は安易な全体主義でもあるわけで。全体主義と陶酔は、人類史が始まったころから混ぜるな危険の間柄。
私はとりあえず自分が生きた証拠を何かしら残したいので、鹿島錦を織りますわ。花菱の拾い方のコツがやっとわかった。図案にも慣れ、ちょっとだけ拾うスピードが上がりました。
邪馬台国には鹿島錦関係ねえとか言わない。いつものことだから我慢してなんぼ。
相も変わらず唐突な書き出しですが、時々Youtube内の邪馬台国論争に関する動画を視聴して悶々としがちなお年頃な私が、個人的に気になる点を挙げてみます。
①邪馬台国は大和と通じる響きなので近畿説が妥当
いや、佐賀県内にも福岡県内にも「大和」の地名はあるんですけど? もう邪馬台国は佐賀の大和町で確定してええやないの。AEONもあるし。
②魏志倭人伝の記述は方位を間違えている
方位を間違える人たちがそもそも長旅なんて出来ますか。「邪馬台国行ってきまーす」と出航した後でササン朝ペルシアに辿り着いたらどうすんの。方位を正確に知るために必須となる古代中国の天文観測技術と、往時のエリート層の対処能力を舐めちゃいけません。私は別に怒らないけど草葉の陰で東洋暦研究の第一人者だった飯島忠夫が怒ります。考えられるとした記述する際のミスですが、そのあたりには目をつぶって、もう邪馬台国は佐賀の大和町で確定してええやないの。シャトー文雅もあるし。
卑弥呼という存在にロマンを感じる余り、我田引水に陥りがちなのが、邪馬台国論争をややしこくしているんよね、きっと。もう邪馬台国は佐賀の大和町で確定してええやないの。巨石パークもあるし。
「あそこは何ね。丘ね」「山たい」という北部九州弁由来説が一番楽しいという説には異論はなし。
※「山たい」にちなんで、太良町民としては何の根拠もなく多良岳説を推したいところ。有明海の干潟にはまって水行十日。山登りが大変すぎて「疲れた。休もう」と使者がごねまくって陸行一月はいかがなものか――なんて稚気まみれの戯言はさておき、魏志倭人伝を正確に読み解きたいなら、古代中国の修辞法や暦法、測量法等を専門的に研究している人たちを交えて検討した方が絶対いいわけで、それを片輪として、もう片輪を懐が深く理知的な歴史学者や考古学者のフィールドワークが担うのが、理想的なアプローチの仕方なのではあんめえかと。わしは実りある形での侃々諤々の論争を見たいんじゃ。一部の学者のように、派閥で答え求めてちゃダメ。派閥でいいなら「山たい」説をもっと広める。
※当時の人々が何を神聖視していたのか、何を忌避していたのか、どこと与しどこと敵対していたのか、すべてを網羅した考察動画を観てさらに悶々としたくてたまらない。愛郷心溢れるあまりに地元説を推しまくるアマチュア研究家の本を孫引き・ひ孫引きしただけの動画とか、十中八九観るだけ時間の無駄だから勘弁してほしいんだわ。
※ネタですからね、あくまでも。大和町の場合もその語源までは調べていない。だいたい当時の中国が日本について正しく書く気があったかどうかすら疑わしい。朝貢国の一つってだけで。山海経みたいなことにならなかっただけでも御の字かも。
ちのっぷすさんの記事があがってたー。何ぃ、佐賀錦と並べられていたぁ、何ぃと気色ばみたいところですが、まあ、だいたい一緒よのう。鹿島錦では模様織や今様織りはまったくと言っていいほどやらないし、浮き綾もいくつかを除いて歓迎されないという織り手以外には徹頭徹尾どうでもいいと思しきマニアックな違いがあるだけなので、並べて置かれるのもやんぬるかなといったところ。もし別々に置かれたとしたら、なんで離れた場所に同じものがって混同されること請け合い。請け合いたくないけど請け合い。
なお私はまだ現地には行けていません。多分今年のあつはなつすぎるので行かないかもしれない。車のクーラーの効きが悪くて何か汗出るんよ。そもそも鹿島の物ばかりだから太良町民の私の場合は鹿島で買った方が早い。
立体切り絵もよさそうなんですけどねえ。佐賀市内は道が全くわからなくて、かろうじて県庁やモラージュには行けるという程度なので、美術館の正確な位置も把握しとらんのよ……。
まったく逆の存在というわけではなくて、精神の核はだいたい同じ。過剰に自意識を発露しつつ「私がここにおりますよー」とアピールするという部分では。だいたい本当にサバサバした人は自分のことをサバサバしているなんて多分言わないでしょうし、「中身は実はおっさんなのー」とか言う女に限って「外もじゃね?」と難癖付けられると途端に怒髪天を衝くという不思議に、我々メンズは翻弄されっぱなしです。いや、私がその手のことを口にしたわけじゃないからね、断っておくけど。
まあ世間様からは人畜無害と思われがちな私でも、はっきり口には出さないとはいえ、その手のことを考えはするわけですよ。ドキをムネムネさせながら。実は先ほど湯江まで出かけてコスモス・ダイソー・エレナとまわって買い物をしてきたわけですけれど、コスモスで不思議なカップルに会ったんよ。どちらも五十代から六十代でいい歳なのに、女の方がやたらと派手なワンピースで、真っ赤なポロシャツの男にべったりくっついて甘える感じで、「シャルドネのやつぅ、シャルドネのやつぅ」と申しておりまして。鹿島錦保存会にはいないタイプ。脊髄反射でイラっとして「お前は水道水飲んどけ」と心中毒づいた次第。お子ならともかく、犬猫以外甘えは許さんということで。まあブリブリ女とサバサバ女に騙される男は少なくないんですがね。なんでそこまで騙されると呆れるくらいには、性善説万歳で解釈しているケースもしばしば。他人事だから放っておけですかそうですか。
世の中ままならぬ。
※コスモスで、店を出て車に向かって歩くまでに、何かがアスファルトの上に落ちる音がしたため確認したら、アクアオーラのビーズが消毒ボトルから外れていました。よもやこんなところが切れるとはと思う箇所。午後から結び直します。ボトルカバーは端切れで充分やったで。毎日持ち歩いて一年ちょっとで交換するのがベストかも。今の端切れ(真ん中と上側)は、この間から織っているものと同じ図案になります。同じ中糸でも、40割と35割だと印象がかなり違う。
糸を整理していて、中途半端に残った糸発見。中古で買った紙巻の171番の勿忘草色。Forget Me Not Blueってやつですよ。全部あぐりに巻き取ってこんだけ。鹿子の部分に薄紅・薄萌黄・勿忘草色と順繰りに入れていきます。
花菱苦手族の出ではありますが、何とかこのまま織り続けられそう。
※手持ちの171番のコーン巻の糸とあぐりに巻いた糸の色味がどえらい違うことに気付いて糸見本で調べたら、コーン巻の方は213番の白縹(しろはなだ)でした。多分ラベルの貼り間違い――と思いきや、念のために昨年買った171番の糸を確認したら、すべて213番の色になっています。これ、一目でわかるくらいはっきりとした色の違いで、ロット云々のレベルではないため、もしかしたら糸見本の問題かも。とりあえず私の糸見本で171番の糸を頼むと213番の糸が届くと覚えとかんといかん。どちらも好きな色だからいいんですが、試しに今度213番を頼んでみたいところ。
家事。昨夜洗いそびれたシンクの食器を片付け、冷蔵庫の中で「わしを使え」と訴えてくるキュウリの皮を剥いて乱切りにし、ポリ袋にごま油や味しょうなどの調味料(適当)と一緒に放り込んでしばしもみもみ、冷蔵庫の中で寝かせて昼に素麺と食す浅漬け的な何かを作り、洗濯物を干し、空いた洗濯機にキッチンマットカバーを放り込み、ようやく織り台の前にスタンバイして織り始めたところ。
今夜は町内で納涼祭りがあって、花火も上がるそうな。でも二か所でやるんですよ。大浦の道越グラウンドと伊福の道の駅。分散させるより、一か所でたくさん打ち上げた方が楽しいのによう。どうせ人口は減る一方なんだから、そろそろ伊福・多良・糸岐と大浦間の心理的な距離感というか分断感を解決した方がよくあんめえか。個人レベルだとそうでもないんですが、どうも地区レベルだと「多良まではー」「大浦まではー」ってなるんですよ。皆諫早や武雄にはよく行くくせに。
まあ私は今夜は行かないと思います。だって錦を織りたいから。「速く織るのがいいんじゃないの。丁寧に織るのがいいの」という在りし日の大先生の言葉を噛みしめつつ、一段一段織っておりますよ。