中黒要らんかった

 踏み台昇降のお供の例のアニメ作品、てっきりゴールデン・カムイだと思っていたら、中黒要らずのゴールデンカムイでございました。辛い。ちなみに中黒って・のことですよ。読みはなかぐろ。なお文字の横に強調のために振るのは傍点なので混同しないように。

 あともう一つ混同しやすいのが三点リーダさん。記号は「…」。使う時は必ず「……」と偶数にするので注意。

 選ばれしお子らよ、夏休みの宿題に活かすべし。

アシダカ先生に対する誤解を解いておきたい

 そのフォルムゆえ「皆大好き」――とはさすがにならないアシダカ先生。ハエトリさんくらい愛らしければと歯ぎしりする人続出で、ご家庭の用心棒して崇められているアシダカ先生は、気温が上がると活動を始める例のGを一網打尽にしてくださる心強い味方なのですけど、甚だしい誤解をしている人がいるようなので、先生と勇気ある同居を始めてン年目の私が訂正しておきます。昔はキモすぎて受け容れられず、見かけ次第親に報告して退治してもらってたなんて内緒。今は「見ていない、見ていない」と自己暗示をかけて乗り切っています。動かないと別にどうってことはないんですけどね。とにかく足早いんよ、先生。

 アシダカ先生に対する誤解の件は、確か前にも書いたと思いますが、ドメイン変更(一回)とサーバー移転(二回)で異次元に旅立った記事を復旧するのが面倒で放置しまくるという呪いがいまだ解けていないため、多分ブログ内検索を試しても出てこないはず。念のために確認をしたら、リフォーム中の記事が出てきました。お子をお腹に抱えたアシダカ先生について書いた分。二度目の移転前の投稿だから、エラーで一部写真表示されねえ。辛い。

 まあ書きたいことは単純なので手短に。よく「アシダカ先生は人間を怖がるので、決して自分からは近づいては来ない」なんて、見てきたように嘘を吐く人間がいるのですよ。嘘は過剰か。ごめん。でも事実ではないのは確か。

 アシダカ先生が怖がるのは動く人間だけですよ。眠ったり何かに熱中して動かない人間は家具扱いですので、動かぬ足を「ええ近道あったわ」と登ってくることもないわけではないということを、きちんとわきまえておくが吉。結果ぞわぞわぞわっとして悲鳴を上げることになる。

 ゆめゆめ注意を怠るまじ。

※ハエトリさんが可愛くないと言い張る不勉強なわからんちんどもは、この動画でもくらえ。

お盆を舐めすぎた

 実家に対する帰属意識が希薄で、一人暮らしをしていた時に「盆正月くらいは帰らんば―」と毎年言われてそのたびに「嫌」と言い張り続けたあの頃、生きるのが辛かった、行ったり来たりすれ違い、あなたと私の恋――だったりしたわけですので、どうも盆と正月に人々が大移動するという実感がわかない。もちろん何度かそれらの時期に帰省したことはありますし、新幹線が満席パンパンドンパンパンで閉口した経験もあるとはいえ、「身内が病気とか高齢なら別として、そんな家に帰りたがる人いる?」と今でも斜に構えて受け止めています。

 そのせいで今日買い物に出て閉口することになったんだわ。昨日も割と車が多かったので、まあ同じくらいかなと高をくくっていたら、今日は輪を掛けて交通量が増えとる。コスモスも多けりゃエレナもやたらと客が多い。しかも普段は見たことのない顔がずらり。まあ、亡くなった大叔母が好きで晩年によく食べていた薄皮白あんパンは無事売れ残っていてお供え出来たから良かったものの、ファミリー向け寿司パックとかは面白いように売れていました。でもお立合い、エレナの寿司はわさび別だからね。しかも持ち帰りはセルフだからね。うちは柚子胡椒派なので取り損ねても何の問題もないですが。

 そういえば、なんかなし崩しのうちに、お盆どころかお通夜とかでも寿司やら肉やら刺身やらが出るようになっていませんか? 伝統を重んじるとうそぶいて少数者を糾弾するガチガチの保守派は、今こそ出しゃばってお盆の生臭物排除のために立ち上がり、心の底から動物性たんぱくを愛する民衆に嫌われんといかんと思うよ。国賊の私は無視して食べるけど。

※ちなみにうちのあたりの浄土宗は、お盆の三日間は食事内容もお供え物も決められています。とんだ人権侵害だと思う――嘘。思わないけどそういうことにしておく――ため、私は別におかずを作って食べることが多かったです。お供えはまあそのままのご家庭も多いでしょうけど、食事まで厳密に守っている人ってどれだけいるのかなあ。祖母達は頑なに守っていましたね。子ども心に「ついていけんわ」と呆れた想い出。まあヘルシーなのは確かだから今年はそのまま食べるかも。

※以前「将来の墓はどがんする」と父が訊いてきた時、正直に「墓じまいして自分の遺骨は海にまいてもらう」と答えたらブチ切れられました。理不尽。

10cmで良かった

 10cm織れば印鑑入れが出来るけん我慢して織らんばよーと、鹿島錦を始めたばかりの頃よく言われました。私の場合はちんまいちんまい小物が出来れば満足なので、下手したら2cmくらいで放棄することも。いかんよね。わかっています。わかっちゃいるんだけどどうしてもよう。

 今日はこれから久しぶりに織り台に向かいます。えらい。今月中に仕上げないといけないことがいくつもあって気が気ではないのですが、こうまで織らずにいると、大先生との約束を反故にしてしまったような気になって悲しみのズンドコ。お盆も近いし、鬼の形相で夢枕に立たれる前に言い訳程度にでも織ろうかという算段。もっとも、表題の10cmで良かったというのは、鹿島錦の話じゃあないんだわ。何かといえば踏み台昇降の高さの話。

 実は五十肩になって以来日課がぐちゃぐちゃになっていて、途中ジャンプダイエットを取り入れたりおぐらさんに邪魔されながら夜のウォーキングに出たりして迷走しておりましたが、日課が日課でなくなって以来、時間の使い方が以前に比べて格段に下手になっているようで、結局慣れ親しんだ踏み台昇降に戻ることにいたしました。屋内で出来るから天候に左右されないし、おぐらさんにも邪魔されないし、ジャンプは確かに運動強度が高く時間の節約になるけど、捻出した時間をもてあましたら意味ないんだわ。

 ただ、以前のやり方をそっくりそのまま踏襲するわけではないです。これまでは防音室の外で、冷暖房の電源を入れずに踏み踏みしていたせいで、結構しんどかったんですよ。踏み台の高さも15cmくらいはあったし。今回初めて高さ10cmの台で、かつクーラーを入れた快適温度の中でプライムビデオを視聴しながら踏み踏みしたら、かなり楽。こんなに楽で果たして運動になるのかと不安になりましたけど、40分くらい過ぎた頃から体がじんわり汗ばみました。足湯を試したときのような感じ。これからどんどん歳を重ねるわけだし、この程度にとどめておくのが無難かなと思った次第。まあすり寄ってくるおぐらさんの腹撫でが出来ないのはちと寂しいですが。

 今日の踏み踏みのお供は、先日から視聴を始めたゴールデンカムイ。調べた限りではアイヌ文化がしっかりと描けているという話です。部外者の私にはその正当性は皆目わからないので、wikipediaの記述を信じよう。アニメなら続けて二本、ドラマなら一本分の運動をしばらく毎日続けてみます。ゲーム・オブ・スローンズももう一度観たいのに、有料コンテンツ化しちまったんだわ。辛い。HBO製作のドラマだと、シックス・フィート・アンダーとか好きでした。

 ホミサイドの配信はよ。有料でもいいので。

夏がくれば思い出す

 よく考えたら夏の話じゃなかったことに後から気づいて、書き出しから恐怖のズンドコ。

 もう七年くらい前になるのでしょうか、一時期腎機能が劇的に悪化したことがありまして、主治医から「ウォーキングはいいけど、汗をかきすぎないように早歩きしないのと、日傘をさすように」と釘を刺されたことがあります。素直なことこの上ないKING OF 素直の私は、その指示に従って、JR九州ウォーキングに参加する時に日傘を持っていくようにしたんですが、あれはそう忘れもしない波佐見編。波佐見のウォーキングの場合、町ぐるみで取り組まれているらしく、初々しい野球部の一年生だったり町の人たちが要所要所で挨拶をしたり案内をしてくださいます。いつだったかはおそろいの法被で受付も担当されていて、その受付の一人が私にとって不倶戴天の敵である妖怪軽口一族だったようで、私の手にしている日傘を一瞥して「お肌は大切ですもんねえ( *´艸`)」とバカにしたようにほざきやがったんですよ。

 日 傘 さ し て ん の は 持 病 の せ い だ よ 。

 逆鱗だから、そこ。お前はテントの下で受付してるだけじゃろがい。こっちはこれからまだまだ強い日差しの下を歩くんだよ。四の五のぬかすな――と、その日は一日ご立腹。何もかも厭になって、受付直後に日傘をしまいました。汗かいたわ、おかげで。

 相手の生活背景やその時々の心情を一切考慮しないで、その場限りの軽口をたたけばそれでコミュニケーションが成立すると考えていると思しき、妖怪軽口一族っていったいなんなん? 私が関わった軽口一族は、ただ一人の例外もなく、自分の発言に責任を持たない人間ばかりでしたよ。なんでもかんでも冗談だからで言い逃れできると思うべからず。そもそも知り合いでもないというに。

 波佐見に行くたびにこの件を思い出すんだわ。日傘ということで夏のイメージが刷り込まれてしまっていましたが、鬼木の棚田を歩くから秋の話だったんだわ。秋の紫外線もゆるがせには出来ないのはやまやまながら。

※今の私なら多分持ち手のところでビシバシ叩くか、ペットボトル投げつける。実はその時周りにいた他の受付担当のおばちゃんは「余計なことを……」とあきれ顔だったので、多分一回目の反撃に限れば止めはしないでしょう。

※鹿島錦保存会もたまにお客様をお招きして体験会などやるので、浅慮な発言には気を付けねばですね。

※周りより明らかに身長が低い人が日傘をさすと、急に動いた時など、露先で周りの人の目をぶっさす恐れがあるので、くれぐれもご注意を。実際に聴覚障碍者の私の知り合いが被害に遭ったらしい。

蛍……だ……と

 相も変わらずおぐらさんに邪魔されながら夜中のウォーキング。トラップ用のささみのおやつを渡して、それを食べている間にそそくさとその場を離れないと、私の足の間に入ろうとしてまともに歩けません。餌をもらう以外のことに対する学習能力は皆無なのか、今夜も彼女は見事に引っ掛かり、やれようやく歩けるといつものコースを黙々と倍速落語を聴きながら進んだわけですが、途中うごめく生物発光を水路に発見。気になってライトで照らして確認してみてびっくり。なんと蛍の幼虫でした。何でまた今の時期に上陸するかな。

 珍しいもん見せてもろてと感慨深く受け止めつつ歩きましたが、自宅まで五十メートルくらいになった時点で、突如猛突進してきたおぐらさんが再度足元にまとわりついてきて、腹を撫でろと猛アピール。なんぼなんでも気を許しすぎ。一応地元紙のサイトで迷い猫の情報を確認したんですけど、おぐらさんらしき猫は見当たらず。いったいどこからいらしたんだか。

こちらは特には被害なし

 県内だと、有田や伊万里の方が大変みたいですね。現地の会員はじめ、被害に遭われた皆様のご心痛、お察し申し上げます。もっとも、こちらも台風通過時や直後は特に問題なかったのに、後から停電になったりして、地味に面倒。先ほども昼食を摂るために帰宅したのですけど

  1. 職場に戻る前に米を研ぐ
  2. 炊飯器の予約ボタンが機能せず( ゚Д゚)ゥワイ?
  3. 停電していることに気づいてああもう出かけてしまえと靴を履く
  4. 玄関を出ようとしたら復旧したので改めて予約
  5. 再度玄関に立ち「今なら小降りだから濡れずに済む」と急いで施錠
  6. とたんにおぐらさん登場し「にゃああぁぁぁああ」と悲痛な叫び
  7. ええいと思いつつも餌の準備
  8. 急に土砂降りになって濡れネズミ

 つくづくタイミングって大切。

 昭和のやくざネタに「俺が指をこうしたら煙草じゃろがい!!」というのがありますが、おぐらさんも「あたしがこうして鳴いたら餌でしょ!!」と言わんばかりに全身全霊で訴えてくるもんでよう。

はがせ肩甲骨

 そこはかとなく猟奇的な書き方をしてしまった。肩甲骨はがしになるかどうかはわからぬままに、生産も販売もされなくなってしまったふわふわマジコを壁と背中の間に挟んで立ったままもたれかかって、もぞもぞごそごそとやっております。短時間でも肩回りすっきり。

 これまでは思い出した時にやる程度でしたが、現状、肩の痛みのせいで、ストレッチは下半身しか充分に出来ないため、しばらくふわふわマジコさんを心の友といたす所存。俺の背中はマジコのものということで。

 普通の中山式快癒器でも、底の部分にフエルトとかを貼り付ければ、同じ使い方が出来そう。そんなことよりmajicoの新しいサイトが無駄におシャンなんですよ。こんなことする暇があるならブルー系のふわふわマジコを作らんかい。

海はよー

 つい先日まで私をイラつかせる動画ランキングでぶっちぎりの一位を突っ走っていた新しい学校のリーダーズのオトナブルー。ひろゆき・ホリエモンの切り抜きなどと同じ扱いで「あーもーさっさと消えろ」と呪いの言葉を吐きながらミュートミュートの日々でしたが、これはミュートしなくても観られたで。

※ふわふわマジコ、もしかして生産中止になっています? まあ小さい低反発クッションと球形の木とかでで作れなくはないだろうけど、寂しい限り。

※ここで書いているミュート=ショート動画の「おすすめしない」ですのであしからず。本格的なミュートとブロックの機能が欲しい。