ヴォクス・マキナの伝説という、TTRPGを原作にした(らしい)アニメをうっかり視聴。よせばいいのについつい全話一気見してしまいました。土日で合計24話。わしゃ都合12時間も観たんかい。ただ観るだけではさすがに時間がもったいないため、ストレッチをしたり呼吸法――スピ系ではなく健康目的――を何時間も続けたりしながらですが、果たして良かったのか悪かったのか。また今日も花と野菜の種を蒔けんかったよ。しかも観たいドラマはいっぱいあるのに、実写ドラマに戻るきっかけもつかめずじまい。嗚呼。
なぜテレビ局の規制から解放されたアメリカのアニメがエログロカストリ(古)に走るのかは謎ですが、今回もまあAmazonオリジナルということで、内臓が飛んだり跳ねたり踊ったりしておりました。会話も下品。中学生レベルの露骨な下ネタって嫌いなんですよね。大人なら少しはひねって言葉遊びに興じればいいのにと思う。もっとも、元ネタがD&Dということで、設定はロード・オブ・ザ・リングにも通じる骨太ファンタジー。昨今日本で流行りまくっているらしい異世界転生物とは一線を画すのは確か。かくいう私も子どもの頃はファンタジー小説が好きで、ロードス島戦記なども読んでいたので、面白さよりも懐かしさが先に走ったかなあ。もちろん先日のエセルとアーネストのように勧めたりなどは一切しません。
TTRPGは多分一生やらない。中学の特に流行った各種ゲームブックも、面倒でサイコロは一切振らなかった。twitterを始める前&各種メッセンジャーが廃れたころ、友達とのチャットにいろいろなブラウザゲームを使っていたんですが、ゲーム内のキャラになりきって話しかけてくる人がうざかったのなんの。私は第三者として客観的に世界を眺めたいタイプなので、主観を虚構の世界に投影しても楽しめないはず。
※三十数年前のことを思い出しながら昨今のゲームブック界隈はどうじゃらほいと調べてみたら、「高ツ原王国」なる世界を舞台にした作品がkindleにあるそうな。昔「柳谷の冒険」というのもあったっけ。柳谷は太良町内の地名で、高津原は鹿島市内の地名。ちなみに柳谷は中山間地域加算の対象地域なんだわ。リンクを辿れる電子書籍とゲームブックはすこぶる相性がいいはずなので、昔の作品をもっと出せばいいのに。
※泡坂妻夫のヨギ・ガンジーのシリーズにはいろいろ驚かされました。あの方のゲームブックがあるならやってみたい。天童真の大誘拐も久しぶりに読んでみたい。