おぼろげながら見えてくるもので

 kindle unlimitedで何十冊というレシピ本を立て続けに読んで、おぼろげながらも一人暮らしを再開した時にどういう手法で料理をすればいいかわかりかけてきました。地球規模で考えればあとどれだけ人間の数が増えるかわからないわけですし、環境負荷のことも考慮しつつ、手間抜きはしても手抜きはしない生活を心がけます。うちの親の場合、長く生きてもあと20年くらいでしょう。甥や姪はいるけど、あてにする気はさらさらない。そもそもあてに出来る立場でもない。心身のメンテナンスをしつつ、毛糸を編んだり錦を織ったり陶芸紙を焼いたりしていかないといけないわけで。

 ストレッチ編みの本も、これまで何度読んだかわかりませんが、ようやくとじはぎなしのくるくる編みのセーターへ至る道筋が見えてきました。インナー用のベストなどはどうせ人目にはさらさないので適当でもいいし、アウターはひざ掛けにもなる羽織れるショールで誤魔化せるはずなので、問題はその下のセーターをどれだけ綺麗に編めるかなんだわ。ニットニッターニッティストということで精進せねば。

 あと一月余りで大先生が亡くなられてから一年。いつかあの世で再会出来た時に「あなたやるじゃないのー」と言われるようなものを織れるようにならないと。もし今後諸般の事情で退会する羽目に陥ったととしても。