いろんなもん作らはってすごいねー

「買うた方が安いのにまたえらい時間かけてー」と、生粋の京都人の友達に誇張した京(風)言葉でたしなめられないか不安になるくらいに編物をしています。かぎ針編みにも興味はあるし、昔やろうとしたこともあったけど、モチーフ以外でがま口とかポーチなんかの小物を作るならマクラメの方がやりやすいんだわ。それぞれの手法がクロスオーバーしている部分も少なからずあるため、いろいろ勉強したいのはやまやまなんですけどね。実際のところうみうみで手が回らないんだわ。

 モチーフをたくさん作ってつなげる感覚で、ストレッチ編みの四角いユニットを編みまくって、えっさほいらっせらーのとじはぎ祭りでベストを作る予定でいますが、使っている毛糸がSeriaのオーロラウールのため、編み終わった分だけを並べた時点で、何? 突然変異の手作りピエロ? とか陰口をたたかれそうなステキ色合い。これはもう末代まで家の中だけorインナー用として使わねば。個人的にはインスタ映えしそうで好き。ただし私にも恥という概念が一応はございまして、それを凌駕するほどではなし。外では絶対着ませぬ召しませぬという塩梅。

 昨夜は苦手なもの挑戦祭りということで、昇龍をちょっとだけ編んでみました。体感的にピケ編みの半分から三分の一ペース。そもそもピケが楽過ぎる。編地も、大量発生したウジ虫がうごめいているよう見えるのは気のせいか。

 ストレッチ編みは著作権の管理をしっかりされているとのことで、すでにメディアで公開済みのピケと昇龍以外のことを、古書で独学中の会員でもない私があからさまに書くことはできないにしても、基礎編みと純粋ストレッチ模様程度は自由自在に使いこなしたいところ。今でも週に一度は新しい編地が開発されて実用新案として登録されているという噂。

 話は変わって夢日記。書き始めてから二ヵ月で、明晰夢まで至ったのは、制御出来ずにすぐ覚醒したものも含めて六回位かな。以前に比べて増えましたが、十代の頃ほどではなし。嗚呼悲しき五十代。

 ただ、今日はレアケースでした。実は夢の中で夢を見るという二重夢を見たのですけど、その夢の中の夢を自覚したんですよ。二重夢の中で明晰夢を見るというミラクルコンボは初めて。何かしら有用なものを持って帰りたかったんですが、壁一面に壁画のように描かれたクロスステッチの図案を「刺繍はしないから要らねえ」と想いながら眺めていて、あっという間に覚醒。自覚したての夢の中では決して一つの物を凝視しないという基本的なルールをつい忘れてしまう。意識がはっきりしすぎて目覚めるんよ。

 次回の夢に期待。

※明日の苦手なもの祭りは巻結び。結び方自体は簡単なのに脳が拒絶して覚えようとしやがらない。

※編物を二段編んだら鹿島錦を二段とか、そういうペースで続けていくので大目に見てください。特に大先生。