いえいえ、編物は見方を変えれば毛糸の大掃除。
そんな風に自分に言い聞かせて、パーツ生産を継続。いとぼうちえさんでのメリヤス編みは、50段50目で。僕らは皆編まれてるー、編まーれてるならモチーフだということで、メリヤスでも平気でモチーフ扱いする気満々。いずれ鈎針でつなげるためには、まずたくさん織らねば。織って毛糸を消費せねば。
ピケ編は、45目掛けて一目くぐらせて、都合46目か。段数は21段で横長の長方形に編んでいます。こちらもとじはぎするか鈎針でつなぐかするため、せっせと生産。今13枚編めたところです。昨日編み機に掛けたプレミアムウールシルクの余り糸をつないで同じ目数、段数で編んでみたけど、若干すべって編みづらい。小さいサイズで編むと作業の区切りが付けやすいんだわ。
メリヤスの方は、目はさすがに綺麗に揃っていますが、当然端がくるんくるんしています。これどうするかなあ。そもそもオーバーサイズの物しか作らないし、パーツごとに処理するから、小さければパーツを足せばいいだけの話で、蒸気を当てて落ち着けるとかする意味ある? と訝しく思ってみたり。昔の本にはかたく絞った濡れ手ぬぐいを乗せて熱したコテで――とか書いてありますよね。今そんなことしたら毛糸の神様に「今は令和!!」とバチを当てられたりするのでしょうか。
本のスキャンの時に出てくる表紙の厚紙をカットして、粘着力の弱い両面テープで裏側に貼り付けて処理が済むまで固定するとか、ダメなのかなあ。別にダメってわけではないでしょうが、下手なことを書いて周りにスチームタリバンが沸いて出たらと考えると恐怖のズンドコ。
※50段50目のパーツを編むだけなら、いとぼうちえさんでなくてあみむめもさんで充分とか、そんな容赦のないこと言わない。
※子どもの頃、CMで見た編み機が欲しくて欲しくて。でもまあとにかく高かったし、親に言っても買ってもらえないだろうなと思って夢想するだけでしたが、最近知ったんですよ。母が結婚前に買って使わなくなってもてあましていた編み機さんが押し入れの中でおこもりされていたという事実を。「クリスマスプレゼント何がいい?」「編機ー」という会話をすれば、家庭内リサイクルでWin-Winの関係になれたのに。ちなみに我が家は「サンタさんなどいない。プレゼントを買うのは親」という教育方針で、直接イブの日に今はなき諫早の西友とか今はなき鹿島のすぎやに連れていかれて、自分で選ばされました。トランシーバーやCASIOのキーボードなどを頼んだ想い出。キーボードはともかく、トランシーバーに関しては、今となってはなぜの嵐。
※夢日記を書き始めて以降、夢の中に初めて鹿島錦の作品が出てまいりました。複雑な図案の紫色の座布団四枚。……ざぶ……( ゚Д゚)