昔からの知り合いが「定年退職したらこれをやりたいあれをやりたい」とよく口に出すんですけど、定年の年齢も上がる一方だし、そもそも年金もいくらもらえるか未確定だし、今やれることをやっとかなきゃ将来絶対後悔すると思うんですよね、私としては。今やりたい気持ちがあり、かつ時間と予算と環境が許すのであれば、即やればいい派。極端な話、一秒でも二秒でもそのために割けばいい。私など一日数分でもかぎ針編みの練習をやっています。でもそんなことを言ったら彼の性格上烈火のごとく怒りだすと思うので自粛。喧嘩してまで言うほどの話じゃない。だいたい定年まで無事生きていられるかもわからんでよ。総じて本当はそこまでやりたくないんじゃない? と勘繰ってみたり。さほど暑くもないのに夏になると「あつはなついねー」と挨拶代わりに口に出すような感じで。
私は今やりたいことを宣言してきっちりしっかりやります――ということで、明日は鹿島錦教室に行ってまいります。そもそも基礎織終えて何年になるんだって話ですので、錦の織り方を学ぶというより、他の人の錦を見て「わー」と刺激を受けるために行く感じ。他人様の錦は何割増しにも綺麗に見える。鹿島錦あるある。今年も一ヵ月から二ヶ月に一度、午前中だけのペースで参加するでよ。
それから、夢日記の件。ほとんど毎日、起きる直前の夢の内容を忘れずに覚えていられるようになりましたので、次の段階に。日記の内容を吟味しながら「次にこういう場面に遭遇した場合はこう対処する」と、対策を練ることにします。実は夢見の効用は明晰夢だけではないんだわ。無自覚でも適切な対処をすれば、有用な情報が得られるという話。悪魔のトリルのタルティーニや、ジキル博士とハイド氏のスティーブンソンのように。
※昨日の明け方見た夢の一部を、AIさんに七割方正確に実像化してもらいました。ありがとうAIさん。君の助力は忘れない。