太陽星座が天秤座だからってこともないんでしょうが、もともと議論は嫌いです。時間を割き、かつ言葉を尽くす価値がある相手がそうそういるとは思えないし、だいたいが私の戦う場ではないということで、これまで二十ン年の間、ネット上で議論をふっかれられてもブロックするなどしてたいがい放置してまいりました。世の中、ストレス解消を兼ねてただ論破したいだけの人間がうじゃうじゃしとるんよ。ひたすら面倒くさいので関わらないが吉。
だからこそ、なのかな。憲法九条に関して改憲を試みる保守勢力のカウンターとして機能しているはずのリベラルの「九条を守ろう」が物足りなく感じるのは。あるいは傍目八目ってことかもしれませんが、「日本は九条を捨てるべき」の対義語が「日本の九条は守るべき」だと受け止めている人が大勢いるのが、無性に気にかかる。それは違うんよ。絶対違う。
「日本は九条を捨てるべき」の対義語は、「世界中すべての国が九条と同じ平和条項を制定すべき」です。そのあたりをはき違えてしまうと、とたんに説得力が激減する。だいたいが周辺の独裁国家を安易に信用しちゃあいけません。あっちのプーさんもこっちのプーさんも丁稚のキ(ぴー)さんもいずれもあやうい。トランプしかりで民主主義はしばしば衆愚政治に陥るし、社会主義は直截的に独裁国家につながるし、人が人として生きていく以上は、完全無欠のコミュニティを形成し熟成させるのは無理という説に一票。ただしその先があって、無理だからあきらめるのではなく、無理だから努力を続けるのが尊い――というのが私の立場なんですけど、おおっぴらにする気はまるでなし。とにもかくにも平和が一番、今後も手芸しながらこそこそ生きるでー。
※宗論は古典扱いされる新作ということで。小三治動画はありがたい。
※占星術(註・この場合ネイタルとマンデン)はまるで信じていませんが、サビアンシンボルは物語性があって面白いかも。直居あきらの本を読んだのが何年前かは自分でも不明。多分まだ京都に魔女の家があった頃。こちらのサイトで生年月日(判れば時間も)と出生地を選んで入力して、その後「結果を見る」をクリックし「このチャートのサビアン一覧を見る」に進み、赤い矢印のすぐ右側の記号をさらにクリックするとほら幸せに。
※今回の元ネタ。九州でも放送してたよ。