緊急事態です

 飽きた。単色で今の模様を織るのに飽きた。辛い。区切りのいいところまで織ったら、木目込み用に生成りで小さい模様を織ります。すでに掛けた糸を流用し、桝を小さくして織るでよ。

 それにしても同じ色・同じ図案で延々織り続けられる人ってすごくないですか? すごいよね。無条件に尊敬してしまう。帯を織る時は一段一色と二色のところを作って、二色のところは色を細かく変えていくつもりです。そうしないと絶対飽きる。間違いない。

 それはそれとして、今月28日から、佐賀錦振興協議会さんの初心者講習会が始まるとか。今年の参加費は5,000円で例年より安いみたいだよ。育て、織り手。ある程度織れるようになったら、北海道の鮭もかくやという勢いで源流の鹿島錦に戻っておいで。エイブルでビチビチしたまえビチビチと。特にメンズ。延々と続くメンズ一人体制に、私もたいがい脳みそレベルでくじけそうなわけよ。

 とりあえずY君の復帰待ち。

※旧twitterにて祐徳博物館で検索をすると、ぶっちぎりで投稿数が多いのが肥前刀展。次点は能面展。鹿島錦展は哀しいかな、下から数えた方が早いんだわ。ちっ。刀袋を(私以外の会員が)鹿島錦でこさえて、一緒に展示とか出来んもんか。肥前刀人気にあやかれんもんか。

※川浪秀之さんが太良町舞台の映画を撮るらしい。どんな内容だろうと調べて、「幕末・明治生まれの女七人: 時代を拓いた佐賀ゆかりの人」という本の画像に遭遇。装丁の写真が手織りの佐賀錦でした。書籍内で紹介されている大橋リュフ医学博士には、うちの祖母達もお会いしたことがあるそうな。ちなみに太良町の図書館は「大橋記念図書館」。大橋博士の寄付金で建てられたからやで。