拾って織りたい気持ちはやまやまながら

 まあ気持ちだけということにして心の整理をもくろむ五十の夏。

 今から仕事で憂鬱。今日の夕方以降のノルマは

①草むしりと水やり&雑草の中からレスキューした花や青紫蘇の植え替え
②ストレッチ編み十段以上
③糸掛け用のヒノキ棒カット(40cm)
④犬の散歩後に踏み台昇降とスクワット運動
⑤ストレッチとマッサージガンでメンテ
⑥就寝時に簡単な瞑想

――ということで。35割銀用の図案は昼休みに選びます。シンプルな図案で花菱ショックを癒したい。

 それにしても、鹿島錦や佐賀錦を続けるか続けないかの分水領って何なんでしょうね。飽きっぽい上、杜撰でがさつな性格の私が、なぜ早々に退会せずに続けていられるのかさっぱりわからない。まあ分水嶺は不明でも、試金石になるものはわかります。基礎織の時点で、自分の織り台とにらめっこするばかりで、他の人の織り方や錦に一切興味を示さない人は、100%辞めます。煮詰まるか飽きるかするんでしょう、きっと。

※佐賀錦振興協議会の方と以前お話した時に「せっかく始めても辞める人が多かとよー」とおっしゃっていたので、どこもそんな変わらないのかなあ。鹿島錦保存会はただいまメンズ3人体制――一人は休会中ですがあえて――ですので、そろそろメンズによる会乗っ取り計画を始動しないといけません。乗っ取りに成功したら初心者教室を火曜日にして研究科を木曜日にしてやる。

※乗っ取りと言えば「ねずみ」。名匠左甚五郎の出てくる噺の一つです。他は「竹の水仙」とか「三井の大黒」とか。