中学くらいの時だったかな、夏休みに図書館で本を読んでいたら、ブチ切れた様子で館内放送が流れて、「ふぁ( ゚Д゚)」となったことがあります。「図書館は本を読むところです!! 涼みに来た人は迷惑なのでお帰りください!!」という内容で、司書のおばちゃんが相当ご立腹。その日は地区のレクか何かで、図書館のすぐ前にあるグラウンドにてソフトボールの試合をやっていたようで、その応援をしていたおっちゃん達が、あまりの暑さに館内に避難し、ロビー近くの席に陣取って雑談をしていたらしく、確かに話声が響いてはいましたが、私はかなり遠い席にいたため気にならず。他の利用者もほとんどいなくて、「別にいいじゃん」とか思ったりしたわけですが、司書のおばちゃん的には注意せんといかんかったんやね。まだかろうじて昭和だった時分の話です。これが令和になると逆になるから興味深い。
連日30度を越えるため「熱中症対策として、図書館や役場等開放しますのでご利用ください」ですよ。地味に低姿勢。毎朝防災無線で放送していて、耳にするたびに思うのです。今の季節は開館時間の前から暑いし、閉館時間の後でも同様なんだわ。しかも役場は土日と祝祭日、図書館などは閉館日は利用できない。車の運転が出来ず、タクシー代を毎日負担するのは大変で、歩くという手段以外取れない層は、十中八九祝祭日もエアコンを入れるのをためらったりすると思うんですが、その八方ふさがりの状況を、いったいどうすればええんや。地区ごとに送迎までしてほしい。出来れば。
※差別や人権侵害という次元では明治も昭和も大正も大嫌いですが、文化全般を嫌いなわけではないよ。問題点をすべて座視して「昔は良かったー」と平然と語る人間がとりわけ苦手なだけ。
まあ、ここまで貫ければそれだけで御立派。コメント欄で指摘している人がいたけど、この二人が出会って結ばれるってこと自体がすごい。それにこの人たち、大正や昭和が無条件に良かったなんて、一言も言わないしね。ただ「私は好き」と表現しているだけで。それが大人の姿勢ってものでしょう。良い悪いは他者に対する概念の押し売りですが、好き嫌いは自給自足の自己完結なので、他人は難癖つけられねえんだわ。