きほんのきのその後

 いつになったらほに進めるんやと忸怩たる想いを抱きつつ、きの一画目のあたりで立ち往生。届いては開封して支払いをしてそのまま封印し、届いては開封して支払いをしてそのまま封印しを延々と繰り返している、フェリシモのきほんのきのシリーズ。一月が過ぎるのが早すぎて、老いさらばえつつある身ではまったくついていけません。後三十年若かったらと夢想しますが、多分二十代の身体に戻れたとしても、動画を今以上に観まくって編物は二の次になるから一緒だと思うに5000リンギット。私が申しこんだのは花のモチーフをつないでブランケットを作るやつなのですけれど、もう最初のやつの編み方忘れちまったわ。元の木阿弥になりそうな予感。寂しさに負けた? いいえ、低迷する記憶力に負けた。

 まあ普段なら買わないであろう色の毛糸の確保にはなるし、レシピも保管しておけばそのまま役立つしで、まったくの無駄にはならないからいいんですが、かぎ針編みどころか、ミシンもまだ一度も電源入れていないという体たらくなもんでよう。マクラメの巻結びもいまだ克服していません。何年前だ、巻結び克服を宣言したの。今に至るまで一度も結んでいないなんて。ここまで気分が乗らないことってありますか、個人的趣味ランキングでは五番目くらいなのに。これではオトンアートの最高峰は目指せない。困ったもんです。

 かろうじて毎日織り続けていた鹿島錦は、昨日のDVD視聴で、連続記録更新失敗。もしかしたらこちらも二週間くらい織れないかも。今月中に仕上げたいものがあるので。相変わらずやらないといけないことが多すぎる。

 まずは作業効率を良くすることを目指して、イス軸法をマスターせねば。整え、体軸。

※スタンディングデスクだと作業効率がアップするといいますが、本当にいいんですかねえ。私がやると足がだるだるになりそう。