一部でもてはやされている

 金井南龍の参加した座談会の本を先ほどデジコレさんで読んでいたんですが、古い本なのにかなり先鋭的&前衛的。デジコレさん面白すぎ。本文中の金井の言葉の端々から、「私は帝釈天の化身」と言い張っていた頃の角川春樹と同じ香りが漂ってきます。もちろん大麻で逮捕される前ですよ。圓窓師匠のマクラによると、収監中に俳句を詠みまくって「私は芭蕉を越えた」とか言っていたらしいから、オクスリ関係はやってはいけない資質の人なんでしょう、きっと。十中八九混ぜるな危険。金井に関しても、のっけから「フェアリーはいます」です。花の精は実在するんだって。いや個人的にもいてほしいけれども。気合を入れて花につく虫とか追い払ってほしいけれども。なおその本にはシクラメンのフェアリーの写真なんてのも掲載されています。でもどう見てもイラストの切り抜き。いいのかそれで。そういえばかつてコナン・ドイルも騙されていましたよね、コティングリーの妖精事件。サーの称号を剥奪されずに済んでよかったよ。

 とりあえず何の疑問もなく受け入れちゃだめサー。

※かつての春樹逮捕のあおりを受けて上映中止に追い込まれた安達祐実主演のREXが、Youtubeで期間限定公開中。興味がある人はほらご覧。27日19:59までの公開らしいので、数日中にデッドリンクになるよ。

※わしは圓窓師匠を楽しもう。内容が香ばしすぎたため、南龍の座談会を読むのは途中でやめました。

※さん喬師匠若っ。