平々方の定理なら詳しいのに。いわゆる与作的な。それとはまた違うんだこれが。三平方の定理ですよ。そんな呪文が中世の数学界には存在しましたね。まだあるかどうかは不明なままに。そらあるわいなという突込みは却下。
いや、受験云々ではなく簡易織り台の話です。まだ写真のアップロードはいたしておりませんが、無事、合計金額220円で鹿島錦&佐賀錦用の簡易織り台を制作することが出来ました。もっとも土台の部分だけです。起し板役はおせち料理で大活躍のかまぼこ板さんに再登場をお願いいたす所存。引退なんてさせてやんない。問題は経紙の上下を固定するための面ファスナー(私の世代だとマジックテープ)の貼り付け位置。最初は台の裏側だけにと考えていましたけど、よく考えたら表にも貼らんといかんね。
そんなことより、ベストな高さの起し板を準備するには、どうしても三平方の定理を用いて計算する必要があるんですけど、面倒くさいんよ。こういうことを書いてコメント欄を開放すると「簡単ですよ」とネット上の教えたがり屋さんがわらわらと寄ってくるのですが、別に心底知りたいとか思っていませんからね。日々是適当。コメント欄なんて意地でも開放してやんない。まあ織れればいいので厳密にやるこたない。それにわしにはCASIOの計算サイトという頼もしい味方がついておるのです。
あぐりは樹脂の網針で充分代用できますので、問題はヘラ。すくいベラはパレットナイフの類が使えそう。大ベラは施工用の角ベラで。狭い経紙で織るなら、平の目の糸掛けもしないで普通に拾った方が面白いかもしれない。単純作業で癒されましょう癒しましょうの精神で。台に直接貼り付けないなら、くるくる丸めて箱に入れて持ち歩けば、経紙が痛むこともないでしょう。
時折オークションで売買される古い台に関しては、カルコ留めだけは避けた方がいいに一票。
※パンケーキヘラとか、ちょっと削れば普通にほどきベラとして使えそう。まず庶民の味方の100均を漁ってみます。スパチュラと定規で行けそうな気がする。来週末にでも織れるように算段してみます。