ちと強度が足りないかも

 仮組みをしていて気付きました。紙製の台、角の部分の強度が足りない。小池木工所さんの織り台を参考にし、互い違いに組み合わせるようにカットして差し込んでみたわけですが、多分これ、カルトナージュの原則ガン無視のはず。木材とは違って、下手な細工をせずにフラットにして接着し、水張りテープで補強する方がええんやろか。

 それと、別にまるごと同じ素材にすることにこだわらなくてもいいのではという気もしてきました。木材の方がいいパーツは木材で、紙の方がいいパーツは紙で、焼き物の方がいいパーツはオーブン粘土か陶土で作った方がよさそう。せっかくいろいろ道具もあるしねえ。ただ、誰でも気軽にというコンセプトからはずれますので、出来るだけ100均で揃えられる材料に限定したい。ちなみにお手軽陶芸のためのオーブン粘土は、嬉野のダイソーにはありますが、湯江や鹿島にはないんだわ。私の場合は電気炉を持っているので普通の陶土でももちろん焼けるにしても、そうそう自前の電気炉をお持ちのご家庭はないしよう。

 最終目標は折りたたみ式の携帯織り台を作ることなので、今回の経験を踏まえて先に進もうかと思案。いろいろデジコレで昭和の手作り工作系資料を見つけては保存しているところです。織り機の本も、国会図書館に利用登録さえしておけば、まるごとダウンロードできますよ。