真冬の友達は真夏の天敵でお馴染みの毛糸の襟巻。
襟巻。
古風な響きがしてどうしようもない。今でいうティペットですか。多分三十年くらいしたらまたどこぞの国から言葉を引っ張ってきて名前が変わるんでしょう。オーバーオールがサロペットになったみたいに。胸当てズボンも忘れんでくれ。この響きには鳥撃ち帽子がお似合いさ。
そんなことよりティペットです。はるか昔に祖母が旅順の編み物教室から仕入れてきたデザインとほぼ同じものを、最近の若い子たちが気軽に編んでいてびびる。糸の量も少なくて済むのでいいよね。
※機械編の前身――になるのか、手編機の使い方が解説された本を何冊か見つけました。ニッティングルームみたいな感じ。良さそうと思った本はPDFをダウンロードしていますけど、一冊ダウンロードし終える間に二十冊ブクマしたりして、一向に作業がはかどらない。