いったん切ります

 懸案だった記念品の分は確保できたので、木綿糸で平織りを入れ、ボンドを塗ったマステで補強。物は試しと、いったん切って天地を逆にし、サイズの手ごろな別の織り台に張り替えます。織り幅に対して台がデカすぎる。すでに織った部分は早速ボールペンに封入開始。まず前の布と昔買ったSeriaのキットで練習。

「早く織るのがいいんじゃないの。丁寧に織るのがいいの」という大先生の言葉をしみじみと噛みしめる秋の夜。このまま急いで織っても、私の力量では泥沼にはまりそうな気がする。本金なのでちょっともったいなかったですけど、織り手人生九年目に向けて、積極的に仕切り直し。もう八年と十一カ月が過ぎたんね……。