デッドストックと思っていたが

 今織っている経紙、十中八九デッドストック品だったのでもったいなくて積極的に取り組めずにおりましたが、先日見つけたオーロラフレークを引箔屋さんに振りかけてもらえば類似品が作れると気づいたので、せっせと織ることにします。黒漆に金の砂子の商品名が「黒金砂子」なので、青貝にオーロラフレークを振りかけてもらったら、「青貝オーロラフレーク砂子」になるのかもしれないし、ならないのかもしれません。いずれにしてもなんかちょっと美味しそう。

 とりあえず菱系の模様である花で縮んでしまった幅を広げよう。広げるのに使う部分は仕立てには使わないので、余っている刺繍糸を使います。花菱を縮めずに織れる人って上手だなあと常々思います。でもいいんです。私は織るのと仕立ては下手でも、小技で誤魔化すのが上手なのさ。

※Iさんが会に依頼される予定の記念品の製作の締切りをうかがったら、来年2月とのこと。実演用の中台の銀は最低10cm織っておけば、後は何年かかっても構わないので、気は楽。むしろ出来るだけ長く使いたい。レインボー系を梅雨くらいまでに織った後は、小台に本金を立てて模様を五つくらい選んで、1月までに織れば良さそう。

※実演用の台は、誇示するために、「いえいつもこれくらい複雑な文様を涼しい顔で拾って織っておりますよ」と言外に訴えられる程度の図案にしようと思います。織ったことがない大沙綾にしようかな。とりあえず文様集のベーシックなものを選びます。マダムにたしなめられないように。