牛丼作るの久しぶり

 我々庶民にはおいそれとは買えないようなお高級牛肉を頂戴したので、昨夜はスキヤキにしました。余った肉で今夜は牛丼。五年ぶりくらいに作った気がする。美味しゅうございました。お肉のおかげで。祖母・大叔母が牛肉が苦手だったこともあり、鶏や豚をよく食べるお財布に優しい家庭で育った影響か、牛肉はステーキや焼き肉を食べたい時くらいしか買いません。いただいた時はテンションが上がります。カレーもたいていポークやで。当然スキヤキも久しぶりに作ったわけですが、何の気なしに買った焼き豆腐の容器を開けたらすでにカットしてあったのにはびびった。

 がらりと話を変えてみます。錦で作る包みボタンその後。余り錦を寒色系・暖色系に分けて包みボタンを作り、内合わせにして貼り付けて、典雅なオセロ的なものを作ってみることにします。そんな楽しみも人生にあっていいじゃあないか。作品展とかには絶対出しませんよ。何を言われるかわからないので。あと絶対誰か手に取って「ぱかっ」と開こうとするはず。作品に勝手に触るのやめて。これまで三回ほど壊されてるんですよ、私。土台に固着させた作品は、土台部分から持つのがセオリー。鶴の首を持ち手にされると血圧上がる。なお、おりがみ陶芸の鶴(単体)を持つときは、必ず翼の下にそっと指をくぐらせて、浮かせるようにして持ってください。お願い。政府からのお願い。

※小学生の頃、旅行で東京に行った時に、吉野家の牛丼を一度だけ食べたような食べなかったような。

※来年で五十になる私世代でも、「料理なんて全然しない」とかいう同級生には、正直ドン引きします。苦手なのだとしても、最低限のものは作れないと自分が困るのに。ちなみに私が食事を自分で作るようになったのは、親が共働きだったから。祖母も畑仕事やお寺詣りで帰りが遅くなる時があって、待つより作った方が速いや、と。考えてみたら、家庭科の時間を除き、誰かから料理を教わったことはないですね。本や料理番組で自然に覚えた感じ。ちなみに祖母から手ほどきしてもらった唯一のことはといえば……花札( *´艸`)

※家庭持ちの女性のスタッフと話していて特に「えー」となるのは、実家の都合や入院で数日留守にしないといけないと告げた時など、夫が「俺の飯はどがんするとか!!」と激高するケースが意外に多い点。怒らなくてもむくれるとか。意味わからん。うちの父は、私も母もいない時があったとしても、自分で菓子パンか何かを買ってうきうきしながら食べますよ、多分。偏食ですが買い食い好き。まあ袋麺くらいは作れるし、数日なら困ることはないでしょう。片付けや洗い物は腹立つくらいしませんが、「自分で買って食べて」といえば素直にそうするし。世の中にはコンビニもあればスーパーもあるでよ。怒る前に買いに行け。