もうだいぶ前の話。綺麗で過ごしやすかったロフォス湘南というホテルに宿泊して、社会福祉主事養成講座のスクーリングを受講した後、直帰はせずに横浜に一泊しました。シルク博物館はその時に見学。当時はまだ鹿島錦を始めてはいなかったため、人間国宝古賀フミ氏の帯を見ても「佐賀錦だー」という軽薄な印象しか残らず、そこまで感銘は受けなかったのですが、今なら多分違った見方が出来るはず。
今でも鮮明に覚えていますが、数ある展示品の中で一番驚いたのは、生きていた蚕。てっきり人形やフィギュアの類だと思って油断して顔を近づけて観察したら、桑の葉の上でうねうねうようよしていて、ヒイイイィィイイィィ( ゚Д゚)イイイイィィィイイとなりました。あんときゃビビった。ビビりまくった。
ちなみに着物姿で入館すると、入館料が割引になるらしいですよ。もし鹿島錦保存会でどこか遠方に見学に行く機会があるとしたら、第一候補としてあげます。絹の歴史は錦の歴史。もったいないは世界の言葉。
※スクーリング後にロフォス湘南の周辺をスマホを持たずに気軽に散歩したんですが、九州にいる時の感覚でいたため、あっという間に日が暮れて焦りました。どんどん寒くなるし、ホテル周辺は街灯が少なくて道がよくわからなくなるし、初日で懲りた次第。