読書って習慣なんだわ

 そんなことをつぶやきながら、スマホを替えてからめっきり使わなくなったipodtouchを寝ながらダラダラ読み専用機とすることが確定いたしました。もともと何時間も待たされる嬉野医療センターで時間をつぶすために半七捕り物帖を読むくらいの用途でしか使っていなくて、普段は通電すらしていないため、充電も半年に一回くらい。なんぼなんでもipodtouchさんがお気の毒ということで、遅ればせながら。今数十年ぶりにミヒャエル・エンデを読んでいます。もっとも取り組んでいるモモは初読。そういえばジム・ボタンも原作はエンデでしたね。

 ストレッチ前にタイマーを掛けて30分だけ読むとか、今はその程度でいいかな。自炊したPDFはさすがにあの小さな画面では読めませんけども、テキスト系のkindle本なら充分いける。なお表示モードは弱視にしています。おかげさまで読みやすいよう。

 そういえば、昨日病院の後&田植の前に再度鹿島の図書館に出向いて、高齢者の方に読んでもらう本をいただいてきたんですけど、司書さんに「あんた火曜日も来たやないの!!」と佐賀の銘木クスノキの棍棒でしたたか殴られないよう、眼鏡をはずしてプチ変装していざ――と深謀遠慮で臨んだというのに、目が悪すぎるせいで裸眼だと全然タイトル把握できねえ。仕方なくカウンターからは死角になる位置で改めて眼鏡を取り出して、ご利用者様向けの本以外にも、前回は並べられていなかったル=グウィンの本の下巻を無事ゲット。あとは統計学の入門書と、「ネイチュア・フィーリング―からだの不自由な人たちとの自然観察」など。どうも貸し出し履歴がまったくない、あるいは極端に少ない物を優先的に除籍しているようですね。しゃあないか。

※今はなき、レジが二つしかなかった町内のスーパーで、お一人様一パック限りの卵を何度も買っていたおばちゃんが注意されて「あんた達が一人一パックとか言うけんが、こっちが何回でん並ばんといかんとたいね!!」と逆切れした逸話を思い出してしまった。おっしゃる通り。ちなみに今回は初日以外は冊数制限はなかったんですが、やはり原資は鹿島市の税金。一度に大量に持ち帰るのはねえ。

※鹿島市の文化祭と無料配布が重なった時、もう何年かお会いできていないKさんが、曼荼羅が描かれたインド美術系の本をもらっていらしたのが印象深い。