kindle unlimitedで認知症関連の書籍を漁っていて見つけたので、さっそく読んだところです。「ボクはやっと認知症のことがわかった」。内容が内容なだけに、事務作業の合間に読んでも無問題。研修扱いということで。
著者は日本の認知症研究の第一人者で、長谷川式認知症スケールの考案者である長谷川和夫先生。読んでいて個人的に「何だとぅ(‘Д’)」となる部分もありました。どこかは秘密。ちなみに私も痴呆という表現はひどいなと思っていた口です。
私の周りにもいますが、認知症になったら正しい理解や判断が何一つできなくなると思い込んでいる人間は少なくないみたい。当人の目の前で侮辱するようなことを平然と口にする人もいて、やれやれと呆れることしきり。
いろいろと刮目せざるを得ない点が多かったですが、読み終えて痛切に感じたのは、106歳までを生き抜いた当会が誇る美魔女、本当に心身ともに規格外だったな――と。立て続けの転倒がなければ多分110歳は越えられたはずと確信しています。