不可能とまでは申さねど

 たまにネットで見かけていた「佐賀錦糸でタティングレースを」という情報が気になって、手持ちの糸で真似事など。写真右側がDAISOのレース糸、左が今は無きベルの錦糸です。目の数は相変わらず適当。フラッシュの関係で白が混ざっているように見えますが、シルク由来の光沢です。割と弛めに結んでこれ。

 糸の規格は中。ただし錦糸の規格はあってないようなもので、ロット次第で太さや色が微妙に違うため、これだけでは断言できないという前提を踏まえた上で、「不可能ではないが、私のようにマクラメのタッチング結びでタティングの真似事をするだけの人間が、これで本格的なドイリーを作ろうと実践したら、多分五十六億七千万年くらいかかる」とだけ。

 完成までに弥勒菩薩が如来になるわ。

 悪いこと言わんから、錦糸を買うなら太以上を買いんさい。

※懸案の薄いブルーは、織り進めたら気にならなくなりました。逆にいいかも。