リトルミンストレルを引っ張り出したと書いた矢先に

 弦の張り替えと調律が面倒くさくてコンサーティーナに乗り換えた件に関しては見逃してほしい。鹿島錦や編物の作業を面倒だと思ったことはないのに、なんででしょうね。仕事と同じくらい面倒くさい。弦楽器は手も荒れるし変なタコが出来たりするし、しばらくは聴くだけにしとこう。

 コンサーティーナに関しては、これまで何度も出してはちょっと練習し、飽きては放置しを繰り返してきました。基本的に単音しか出せない笛っ子として、和音が奏でられる楽器に対するあこがれが強いんですよ。単色でしか織らない人が、見事な色替えのなされた織りに「おおお」となるのと同じ感覚かも。まあ最近はデュエットオカリナやダブルオカリナ、トリプルオカリナなどで二音までなら和音が出せますけど、そちらには憧れないから不思議。どれも所持はしていながらも、引き出しにしまいっぱなしです。オカリナは逆にイギリス運指の方にあこがれる。簡単な曲なら吹けますよ、イギリス式。台湾式と呼ばれることもあるみたい。イギリス→香港→台湾みたいな流れでしょうか。SFに近い音域で素焼きの六穴オカリナが欲しい。まあ一つ持っていますけど、見た目が地味なので、ペンダントにも出来る洗練されたものが欲しい。オカリナ作り(の練習)も再開しないと。

 コンサーティーナの「自分では調律しない。音が狂ったら修理は業者任せ」というのが私的には非常に楽。まあプロ奏者なら自分でやられるんでしょうけど。あとね、かなり広い面積に鹿島錦貼れるよ。しかも貼っても(おそらく)音は死なないよ。よくアコーディオンと混同する人がいるけど、似て非なる楽器ですよ。