おぐらさんの挑戦が止まらない

 雨に濡れた道路にも平然と寝そべって、なまめかしく「腹を撫でろ」と催促してくる、全天候対応型地域猫おぐらさん。最近はうちの犬達に対しても同様の要求してくるようになりました。そのしどけない姿に混乱して「ふぁっ、ふぁっ」と息を吐きながら臨戦態勢を取る犬達の可愛いことよ。リードできちんと制しておりますのでご心配なく。でも見た感じ、好奇心はあっても攻撃対象だとは考えていないみたい。まあ、何かあったら怖いので、出来るだけ鉢合わせにならないように注意はしています。ちなみにおぐらさんが危機感を覚えるのは、餌を横取りしてくるらしいどこぞの体格の良いチャトラだけです。あの子は果たして野良なんだろうか。

 一方私の挑戦はすっかり停滞。編み物に関しては、ポンチョ風超ゆったりベストと肩付近までカバー出来るロングアームウォーマーとネックウォーマーで生涯事足りるような気がして、もうセーター云々とか贅沢言わねえと相成りました。部分的に着けたり外したりできる方が温度調節をこまめにできますし、ストレッチ編みはとにかく抜群に着心地がいいもんでよう。おそらく今冬からは、同じデザインの手編みベストを色違いで着まわして、そこに既製品をちょこちょこ合わせていくという形になるはず。だから何だよって話ですが、静電気対策と趣味を兼ねてのことなので、初心者教室などで変なベストを着ていても、歯を食いしばって見逃してもらいたい。なお純毛の服が増えることで洗濯がしづらくなるであろうことが、目下の一番の悩み。後は陰で「毛糸星人」みたいな変なあだ名で罵られないことを祈りばかり。

 蛇足ながら、超絶古い銀の経紙、ちょっとした刺激で剥離しやすい問題を如実に示す画像をご覧ください。端に近い方がなぜか剥がれる。中央部分は問題ないため、その部分を除けながら、作れるものを作ります。抑えが強くしたことで、今度は模様の外側のラインが波打ち始めたのですが、多分くるみボタンにする分は、プレスの時に引っ張られるので目立たなくなるはず。