表示された出品物の値段を確認後、見なかったことにしてそっ閉じ。
そんなことばかり繰り返しております。
でも今日はそのおかげで新たな発見が。珍しく本物の手織りの佐賀錦のクラッチバッグが出品されているのを見つけたわけですが、そこに添付された画像がなかなか興味深かった。佐賀錦=鹿島錦の発祥を「1809年」と明記してあるのは初めて見るかも。鹿島城と呼ばれる鹿島陣屋の落成が1807年、柏岡の方の夫君鍋島直彜(なおのり)公の家督相続が1800年ですから、時代は間違っていない。何か資料があるんでしょう、多分。それにしても並木多仲なのか多十なのかはっきりさせてほしい。もう主君から拝領した織之助の名で統一しませんか。
バッグ自体はさほどいい織りではなかったり。織られてから数十年が経過しているはずですけど、輝きが褪せないのは本金ならではですね。
※他はたいてい機械織り。口金だけ欲しいなあ。頑張れば外せたりするんだろうか。「透かし彫り 口金」などのワードで横断検索すれば、たまに昭和の頃に作られたと思しき材料がヒットします。見つけた時に買っておくべきか悩む。