将来掛軸を作る時に織り込む文字が無事確定しました。「船頭多くして船山に上る」です。なんせマダム達が毎度毎度侃々諤々なもんでよう。展示品、特に下げ額の位置に関して、「頼むから相撲取って優勝した人が決めて」って言いたくなるくらいてんでバラバラの指示が出るもんでよう。まあ鹿島錦保存会内の風物詩みたいなものなのですけど、皆それぞれ相応の説得力があるのでどれがいいのかわしにはわからんのだわ。もっとも今年はKさんがパネルの左半分を担当してくださったので例年よりはかなり楽でした。来年はもう全面的にお任せしようと思います。わしはもう疲れた。疲れ果てた。ちなみに下げ額でなくて掛軸を作りたいのは、重くてかさばるものを持ち運ぶのが心底嫌いだからです。お早うからお休みまで楽して生きたいお年頃。
それにしても、最近始めた人でも結構大きなものを仕立てられていて、私のが妙にしょぼく見えるのが哀しいやら切ないやら心もとないやら。小物街道まっしぐらで行くと決めたんですけどね。時々くじけそうになります。でもいいんです。メンズが錦を織っているという時点で意図せずとも数割増しの評価をしてもらえるので。
いいんです(´;ω;`)ブワッ
そういえば今年はエイブルの方で(多分)すでにパネルを準備してくださっていた模様。おかげで準備中のてんやわんやは三割減。あのパネルを設置するの結構大変なんですよ。落語部長のMさんも裏側から奮闘してくださってありがたい限り。
展示風景はこんな感じ。
解像度の高い画像なんてアップしてやんない。実物をガチガン見するためにも、期間中に是非、鹿島市エイブル2F音楽室にお立ち寄りくださいませ。
【参考資料】覚えとくと吉。ぴんと張った時の紐の突端の位置を額の上端から下に2cmとかで統一してもらうと、調整がしやすいので、飾る時に助かる。他にもいろいろありますが、シンプルな方がマダムには良さそう。