もしや……

 調べた限りでは昭和女子大図書館にしか収蔵されていないらしい、(※他にもありました)ストレッチ編みの古い本(抜粋版ではない激レアさんの方)を読んでいて、一つ気付いたことが。もしかしたら、葉っぱや唐草のような編み方って……混合模様の68番にヒントがあるのかも。写真の通りぐおんぐおん波打っています

日本ヴォーグ社「新しい手あみ ストレッチ編」P68より引用。

 非常にどうでもいいことですが、左の人、林家あずみさんみたい。同P84より引用。

 私の一押しデザインはこれ。同P54より引用。別に褒めてはいませんよ。単体だと某ゴキみたいですけど、技術とセンスのある人なら、ロリィタファッションの人たちのパニエにひょいっと被せて、それなりに見せられそう。

 この本は我々ストレッチ編み独学独習勢には貴重過ぎて、裁断してスキャンする気にはなかなかなれない。

 九州だと福岡でもストレッチ編みは学べるそうです。佐賀県内はあいにくわからない。私が昨日ちのっぷすさんから頂いた案内葉書によると、怡土(いと、と読むらしい)コミュニティセンターでも第一第三土曜日にストレッチ編みを勉強できるサークルが開催されているとか。多分サークル一覧の怡土あみあみクラブ。オカリナサークルもありますね。ストレッチ編みの教室がどこにあるかわからんで困るようという近隣の市町村の方は、問い合わせて見学されるとよろしかろう。我らが鹿島錦保存会も会員募集中やで。

※数十年前、ほとんど没交渉の高松の親戚の家に行った時、どこかの橋の上で二人組のおばちゃんとすれ違いました。多分五十代から六十代くらいかな。一人は柔らかめのピンク、一人はスカイブルーのフリフリのロリィタファッションで、ラタンの籠の付いたアンティーク風の乳母車を押しながらお互いに「ざますわねえ」と会話しながら歩いていらして、子ども心に「香川すげえ」と感嘆したものですが、今にして思えばあれはコスプレやったんかな。

※鹿島錦を始める数年前に、一人旅として泊りがけで出かけた門司港。公益財団法人出光佐三記念美術館を見学した後、街を散策していて、私の後ろを若い男女二人がいちゃいちゃしながら歩いているのに気づきました。カーブミラーなどを利用して確認したところ、彼女さんはセーラー服のコスプレにオレンジのウィッグといういささか奇抜なファッション。興味深いとチラ見しながらも、気づかれないように心を砕いて距離を取っていたら、門司の高校生二人組が自転車ですれ違いざま、その子に「コスプレダッセー」と暴言を吐いて通りすぎやがりました。私は唖然として「何言ってんだこいつ」と思いつつも、彼女さんが傷ついていないか心配したんだけど、その子は高校生を追いかけようとした彼氏さんを引き留めて、「大丈夫だよ。負けないから」と答えていて、その気丈さに心の中で拍手をした次第。本音はどうだったかわからないにしても、他人をあざける高校生より、よほど立派。