端切れが売っていないなら自分で織ればいいじゃない

 マリー・アントワネットかわしはと独り言ちつつ、七年三カ月前に鹿島錦を織り始めたわけですが、今日も今日とて「刃物恐怖症で木工が出来ずに木のミニ織り台が作れないなら、カルトナージュで作ればいいじゃない」と啓示を受けた次第。ちなみに包丁はそこそこ平気。

 前に別の工作――良識的かつ理知的な人たちを恐怖のズンドコに陥れる希代の珍品Oリングセルファ( *´艸`)――に取り組んだ時に知りましたが、硬化型の接着剤を塗布しながら厚紙を重ねると、強度がどんどん増して、かなり木の板に近い感じになるんですよね。1cmくらい積層すれば、もうそれは木そのものと言い張ってもいいんじゃあんめえか。ダメか。ダメでもやるよわしはもちろん。

 すでに手元に(持て余し気味の)カルトンはある。水張りテープも(使いかかけが)あるので、今週末から作業開始。もうすぐ届く木製のブレスメーカーは、もう、簡易織り台としてではなく、本来の使い方であるマクラメ用にしてよしとしましょう幸せになりましょう。

※ちょっと待て。デコパージュすればそれ即ちムーミン柄のオリジナル織り台が出来るってことか。さすがに木製の台でやる勇気はないので、紙製の台で試してみたい。引っ張り紙はサランラップの芯に巻くでー。まず型紙を作らねば。

※もうアプライドキネシオロジーなんて信じてねえんだわ。よしんば機能したとしても、無意識化であっても五感経由で確認できる情報か、知っているけれど忘れてしまっている情報かに限られるでしょう、もとい、でせう。