三味線遊び再び

 先日デジタルコレクションで見かけた、和太鼓をくりぬいて竿を通して手作り三味線を作るという本の内容が気になって連日夜更かし中。楽器を作るなら、以前作りかけたまま放置しっぱなしの、イギリス運指の卵型ペンダントオカリナよのうと心に決めていましたが、祖母の形見の三味線もあることだし、くりぬいた子ども用和太鼓@1,200円に竿をぶっ挿し、ナイロン弦を張ってハープの音のする三味線を作って遊んでみたくてたまらない。嗚呼たまらない。

 前回敗れた皮革の代わりに平織りを貼ってど失敗しましたので、今度は楽器として成立させることを目指すよ。

※紙の簡易織り台の製作も開始。百均の工作紙17枚をフエキノリで貼り付けたら、さながら木の板のように強固になりました。何かいけそうな気がする。

※デジタルコレクションで、手作り三味線作りの本と同じシリーズを調べたら「織機を作る」というとんでもないクオリティの本を見つけました。

宮津濃, 山中泰子 著『織機をつくる』,大月書店,1985.7. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12866972 (参照 2025-01-25)より

 この図をちょっと修正して木材加工サイトに送って依頼したら、後は組み立てるだけで、わざわざちまちま紙で作らんでも織り機が(多分)格安で作れるやないですか。この構造なら、起こし板を準備するだけで普通に織れるはず。経紙を整える作業が少しやりづらいけど、カルコも釘も要りませんし。もーいや。あーもうやる気なくした。紙工作どうすんべ。でもこの構造は使えるので、参考にしながら続けてみます。ちなみにこれ以外にもいろんな織り機の作り方が詳細に解説されています。最終的には高機まで子どもに作らす腹積もり(´Д`) 「火をつくる」という火起こしだけに特化した恐ろしい内容のものまであります。児童書侮るまじき。とりあえず一連の本をブクマしました。草木染とガラス工芸はすぐにでも試したい。