試しに、伸び止めを施しながら小さく編んだパーツをたくさんつないで、ヂャンティ織り風に、モザイクハンドウォーマーを作ってみたいと思います。10段10目くらいのパーツならあっという間にちょちょいのちょいさ。でもたくさん編むのは大変さ。そういうわけで必要数が少なくて済むハンドウォーマーさ。ただし予定は未定やで。
実はシルク混のウールでストレッチ編みをすると、最初はいいんですけど、後からやたらと目が伸びて困ってたんよ。同じメーカーの同じ太さのウール100%糸ならそうならないので、多分素材由来。絹めー。伸び止めをしたら不幸せ街道まっしぐらで毎日が悲しみのズンドコの私でもあるいは幸せになれるかもしれないと昨日試してみた限りでは、ピケ編で編んだ後、周囲の四辺と裏側の斜めの全部に伸び止めを施すと、しっかりぼってりとした編み地となり、そこはかとなくアフガン編みみたいな雰囲気を醸し出しますことが判明。厚めの四角いクッキーみたいな印象。ストレッチ編みのしなやかさは失われるにしても、しっかりと形をキープしてくれることでしょう。最初からアフガン編みやれ論は却下。これ以上時間を割くわけにはいかんのよ。地球の自転が遅くなって、一日が八十五時間くらいになるまではお預けということで。複数の色の余り糸で適当に並べたモザイク模様のハンドウォーマーが完成したら、次はいよいよベストで幾何学模様を出せるかどうか挑戦。もちろんこれまで同様セータ用のパーツを編みながらですので、大きい物は編みたくねえ。小さく編んでつなぎてえ。
編み物界隈で厄介者扱いされる絹糸さんは是非ともこちらサイドにいらっしゃいということで、予備の台のうち、鹿島錦の小台とほぼ同じ大きさの佐賀錦の中台に、今週末に古経紙を立ててから糸を掛ける作戦も再始動。こちらは桝とか流水限定で、しかも小物用なので、糸が通っていない息抜き用だよ。機械編に関しては、編み出し布の準備もしていましたが、作り目にする鎖編みすら途中で面倒になり、しばし放置。もっと時間が取れるようにならないと無理。
コンサーティーナについては、とりあえずもうちょっと練習してから、続けるかどうか決めます。実は中音域のAの音が、毎回ではないんですけど、蛇腹を引くときに限り「ヴオオオォォォン」と怪しい響きがする。変なバイブレーションがかかるわけ。もともと中古で買った楽器ですし、もうちょっとしたら壊れるかも。徐々に扱いに慣れてきたにしても、新しい楽器を買ってまでは……と躊躇しはじめているところ。それに、息に感情を込める楽器ばかりを(遊びで)続けてきたせいで、どうにもしっくり来ない部分がある。コンサーティーナの場合、指ではなく蛇腹の開閉で音に強弱をつけるため、ど素人の私が弾きこなすのにはやはり時間がかかるはず。どうせお祭りの時以外で人前で演奏することなんてないんだから、わしは一生笛っ子でもええんじゃなかろうか。クロマチックハーモニカを練習して重ね撮りするというプランにも惹かれます。
※腹巻帽子リスペクトのジャンボネックウォーマーは柔らかい方がいいし、素材や使用方法によって上手く使い分けていかねば。むっちゃ着け心地が良くて家でも職場でも外せません……。