さようならコンサーティーナさん

 年明けからしばらくは練習を続けていたイングリッシュ・クロマティック・コンサーティーナさんですが、ある時「きいいぃ」となることがあって、それ以来封印しております。練習しなくなってからの期間の方がすっかり長くなってしまった。それにしてもあの音の配列は何とかならんのか。代わりに(ならないけど)良質なキンダーハープのリトル・ミンストレルさんに心地よい響きのナイロン弦を張ろうと思って、リラ用弦を注文。上達したら改造てるるさんに進もう。

 今回も例によって例のごとく中華なフレグランスの漂うとある人民共和国から船便で送られるようで、届くまでに半月以上かかります。またぞろグレーの袋に無造作に詰められて送られるんでしょうね。品物はナイロン弦なので、繊細な電子機器ほど心配する必要はないにしても、張ってチューニングする過程で切れたらどうしようと、16ビートで恐怖のズンドコですよもう。

 ちなみに最近の箏の弦はナイロンならぬテトロンも多いらしいよ。琴=絃の下に柱を据えないもの、箏=絃の下に柱を据えるものなので、ゆめゆめ混同なさいませんように。綾と浮き綾以上に違うでー。