鹿島錦保存会では「お椀」と呼ばれる、七宝資材に錦をはめ込むときに使う銅板問題。もともと七宝では裏引きしてから釉薬を載せて電気炉に放り込むという作業をしますが、鹿島錦の場合は和紙でサイズの調整をしてから錦を貼り付けます。この銅板に関して、品によっては絶対使わない方がいいと主張したいよわしは。
その品というのは、スマホリングと定規。もうスマホリングは何年も作っていないのであれですが、今度作る定規には出来るだけ銅板は使いたくない。確かサイズが同じ銅板がどこかにあったと思いますけど、使いたくないんよ、わしは。正確には「探したくない」。
だって定規やで。ペンケースの中で邪魔になりがちな定規やで。絶対薄い方がええやないのということで、試しに使わず作って文化祭に出してみます。
ちなみに今回出すものはほとんどが旧作。クマ&ミニ手毬の木目込みと、定規二本、ペンダント二つ、マグボトル一つ、ペン立て一つ。定規とペンダントはこれから作る予定。今年こそはきちんとマクラメでコードを作ろう。