きのこたけのこ論争に終止符を打つ試み

 友人は「断然たけのこの里。皆美味しいって言う」と言い張るのですけれど、私はきのこ派なんですよね。図太いポッキーと言われようと知ったことではない。

 ただねえ、きのこの山は実在するお菓子ですけど、たけのこの里は、たけのこ派の脳内にしかない空想上のお菓子ですからね。

 先日古経紙で織った平織り製の蝶さんがきのこたけのこ論争に一言おっしゃりたいそうですので、皆さん傾聴をお願いいたします。

 ルマンドも好き。

※まあ……空想上のお菓子であるたけのこの里も嫌いではない。百歩譲って実在したとしても、たけのこの里はきのこの山を通り抜けないと辿りつけないわけですよ。「きのこの山のその奥に たけのこの里があったとさ」ってCMをやっていたじゃあないですか、四十年位前に。どちらが上かは自明の理。

※平織りを織り紙にする場合の裏の処理は、スティックタイプの裁ほう上手が最強でした。表に響かないし、簡単に薄く塗り広げられる。この蝶はペンダントパーツにします。

※絶賛リバウンド傾向にあるので、多もう一生きのこもたけのこも食べられないかもしれない。最近踏み台昇降の時間が短すぎるかも。飽きちまってよう。

調子に乗って食べ続けていた

 チョコレート炒りぬかの件。調べてみたら、米ぬかには無気ヒ素が含有されているらしいですね。普通に食べる程度なら問題なくとも、チョコレート炒りぬかの場合は食べすぎてしまう時があるので、量を調整しないと。

 成人基準で「一日大匙三杯までが目安」となっているのは、そのせいか。お菓子代わりにばかすか食べるのは控えます。適量厳守。

※その他の玄米毒は都市伝説らしい。

昔の小物を整理

 以前作ったものの中から、春の作品展に出せそうなものをいくつか選びました。文化祭に出したカード入れなどは最初から出す予定でしたのでそれは別。そういえば流水のスマホリングも作ったなあ。ためつすがめつしていると、亡くなられた大先生や退会された方とのいろいろと想い出がよみがえります。

 五年前に出したレジン用のフレームを使ったアクセサリーは、やはり安物、メッキが変色してしまっていました。こういうところが嫌なんですよね、安い器具・金具って。18Kメッキなら、少なくとも目立った変色はしないのに。さすがに捨てまではしませんが、コードを切って石のビーズのみ回収。老後の回想法を除き、二度と日の目を見ることはないでしょう。

 今後はもう、この手の物は、必要性がない限り使わないことにしようということで、先日金糸(多分刺繍用)をまとめ買い。古物販売で見つけたもので、包装が時代がかっていますが、マクラメでフレーム結びをする分には不具合はない模様。1kg以上あるから相当期間使えます。素材は、おそらく本金ではないかと予想。一部燃やして確認してみます。もし本金ではなかったとしても、何十年も変色していないから、私が生きている間にどす黒くなることはないでしょう、きっと。

 器具づくりには彫金という手があるにしても、あれはあれで習得するのが難しい。もともと心得のあるマクラメを練習するのが早い。金銀粘土? 立体造形は苦手だとあれほど(´Д`) しかもアートクレイゴールドは3gで33,000円。どんだけ諭吉が旅立つか。

五龍神社

 研修の待ち時間があまりに長すぎたため、昨日は途中散歩に出て、五龍神社なるお社を発見。

 最近はお賽銭にも気を遣います。少額硬貨は手数料の関係で敬遠されるらしいので。

※参拝の御利益でしょうか。「内臓全般にええんやで」と処方されている注射薬――いわゆる痩せ薬――を、週に一回自分で打つことになっているんですけど、今月9日の定期受診までにすべて打ち終えていなければいけない=残りは一本のはずなのに、なぜか冷蔵庫の中に二本あるんですよ。奇跡だ。奇跡に違いない。奇跡でなければ一体なんだと言うのですか?(ヒント:打ち忘れ)

明日は筆立てを作ろう

 封入にはまっております。いろんなものに錦を入れたいお年頃。むき出しと違って織った布が汚れないし、しかも後から外して仕立て直せて二度お得。こんなことばっかり考えるから織りが上達しないんでしょうね。たくさん織って早く(すでに遅い)上手になりたいという願望はありますが、あいにく時間がない。月曜日はまた運転手。長らくケアマネの仕事をしていない母の場合、実務未経験扱いになって、講習期間が増えるらしく、都合10日の受講になります。うち2日はコロナ感染のため一人だけオンラインでの受講でした。今月中に後3日間佐賀市内に連れて行かないといけないんですよ。嗚呼。

 僻地こいこい逃げ網代さんはこんな感じ。この配色は結構好き。鹿島錦保存会の現会員のうち、しばしばパステル系の配色で織るのって、私くらいかなあ。皆さん結構シックな感じです。平織りベースの模様で単色のため、岸の部分が乱れるのが甚だしく嫌。仕立てには使わないからいいにしても。

 

 平と綾が混ざった模様だと、平の目の抵抗が強くて、綾の部分が押さえられず、隙間が空きがち。結構力を入れて押さえベラで「んぎぎきぎ」とやるのですけど、やはり無理。もっとも今回の場合はグラデーションを入れた経紙のため、色の変化がわかりやすくなって、かえって奏功。青系のぼかし糸がないため試せませんけど、経紙でぼかして緯糸でぼかしてと、Wぼかしを試みるのも一興かと。

 バッグへの封入分が織れたら、次は沙綾型か3-3の網代。次に教室に参加できるのは4月の予定ですから、それまでにこの網代を30cm以上は織りたい。織り逃げしたい。参加直前に次の模様に入って「え? いつもこんな感じで3-3を拾って織っていますけど?」としらばっくれたい。ラスト数センチになったら、鹿子市松を何段か織ってもいいかな。武士の情けで。

※「基礎織の時に苦労させられたのでこの網代の図案は見たくもない」という人もいました。私の場合は逆にこの模様に救われたので、織る頻度が高め。つくづく基礎織の時の印象って大事。

※もともと近視と乱視が混ざっているのですが、最近遠視も加わってきてけっこうしんどい。クリップ式の老眼鏡を買おうかな。実は裸眼より眼鏡の重ね掛けをした方が、手元がはっきり見えて織りやすい。ただ、面倒なので普段は裸眼で織っています。

世界中がすべて僻地になればいいのに

 そんな願いを込めながら、網代模様を織っています。人口密度の最適解は、8平方kmに二人位ではないかと提唱したい。心の底から市街地に出るのが億劫でたまらなわけですよ。道路を渡るのに毎回信号や横断歩道を使わなければならないわずらわしさときたらもう。佐賀レベルでも人が多すぎてイライラ。

 今日も研修参加の運転代行として、そんな感じでいやいやマリトピアまで行ってきましたけど、PCを持ち込んで車内でノマドごっこに興じようと考えていたのに電源が入らない。確認してみたらまさかのバッテリー切れ。どうも昨日仕事終わりにシャットダウンではなくスタンバイにしてしまったらしいです。無駄に荷物が増えただけでした。ちっ。一日PCと格闘する予定で、図書館の本も持っていかなかったので、結局読めずじまい。次は絶対電子書籍を持ち込もう。

 図書館の本は、明日返します。他に読みたい人がいるかもしれないし。発達障害関連の本はかろうじて読みました。サヴァン症候群の本は面白そうだったのに、そういうわけで手を付けられず。まあ、持っておいても損はないかなと考え、めぼしい三冊を、スキャン用として注文した次第。

 今織っている網代は、平と綾を組み合わせた模様のため、織りやすい反面、極端に押さえづらい。あまり――というより、ほとんど織る人がいないのはそのせいかもしれない。段と段の間に隙間を一切生じさせずに織ることは、果たして物理的に可能なのでしょうか。とりあえずバッグに封入する分を確保できるまで織ります。はやく僻地が増えますようにと祈りながら。

※セルフチェックをすると、ASDとHSPの点数がやたらと高く出ます。まあ、そういうことなんでしょう。

あったらいいなで検索を

 以前鹿島錦の日傘があればどんなに面白いかと考えたことがありましたが、なんと骨組みだけ売ってありました。

 帯よりこっちを作りたいけど、今の技量では無理ですね。経紙も特注の物が要るかも。

 なんかおもしろい工作キットないかなあといろいろ調べて、いいものを見つけて、いいことを思いつきました。内緒にしていいものを作ろう。

 目指せ完成。

※待ち望んだJR九州ウォーキング春編のコースが発表。近場だと、鹿島・嬉野・武雄・諫早あたり。長崎まではまだ行けないかな。

花粉症の症状がしんどかったんです

 そういうわけでしばらく逃げ網代(おい)。他にも、届いた痛トートバッグにぴったり合うサイズの布が欲しかったという現実的な理由もあり。手持ちの布が若干小さくってよう。ショルダータイプのバッグを買って、それを展示に出して、その後今年の母の日のプレゼントとしてリユースする予定です。あ、父の日もこの方式で行こうかな。高い物買わなくて済む。

 鹿子市松に関しては、拾っては解きを都合二回繰り返しました。全然楽しくなかった。掛けて織る模様という印象。拾って織る模様ではないのは、多分ダイナミズムに欠けるから。紗綾型のような動きを感じない。そのくせ桝ほど整然とはしていない。織り布の見た目としては可愛いのに。

 着色した蒸着銀の場合、摩擦で色の部分だけ剥がれることも判明。気を付けないと。配色だけは当初の予定を踏襲して織っています。使う色が出そろった時点で写真をアップ予定。やはり逃げ網代は楽しい。楽しすぎる。「逃げ」はもちろん逃げ噺の逃げですよ。図案集の中にはないのですが、基礎織の一つであるため、合法的に織れるわずか二種類の3-1の図案ということになります。もう一つは基礎織の二番目の図案である3-1の流水。他の3-1を織ったら多分極刑だよ。かし丸くんも釘を刺すほどの罪。

 別に何を織っても違法ではないんですけどね。展示とか出来ないだけで。木目込みのテディベアが展示前の審査を通るかどうか微妙なところ。もし通らないとしたら悲しすぎる。今後の進退を考えるきっかけになるかもしれない。

※展示→母の日用のショルダー痛バッグは、布製を選びました。展示した時の見た目はよくても、合皮はどうしても数年で劣化しますから。致し方なし。それにしても「ズック」が布を意味する言葉だなんて初めて知った次第。私はてっきりしゅぽっと履ける靴のことかと。

※これ買うたよ。色は黒。自分用のトートは文化祭に出す予定。ビニールが……と思って敬遠していた痛バッグ系ですが、この間のハーダンガーで目が覚めました。トートにも寸足らずの布を入れてみましたが、意外によかったです。何より普段使いが出来るのがいい。錦の宣伝にもなるし。


太良と鹿島は見事にスルー

 舌打ちしながら観ましょう、鹿児島の番組を。佐賀錦のアクセ作りも体験されます。和楽園懐かしい。高校一年の時学習合宿とやらで放り込まれました。二クラス合同で英語の小テストマラソンがあって、なんか知らんけど私がクラスでトップでしたよ。長丁場だと有利な低燃費型の脳をしているもので。当時の鹿島高校は一年の時は男女別クラスでしたね、そういえば。

※鹿子市松を十段ほど二色で織ってみて、色替えをするとグラデーションが目立たなくなることに気付きました。単色で織り直します。11段ごとに色を替えていき、どの色がいいか試しながら織ってみます。図案としては単純ですけど、糸下糸上ともに、一目から五目まで必要で、結構拾いづらい。しかも色替えが面倒。ほとんど誰も織らないのには理由があるんですね。なんかね、費やす努力の割に見た目が地味。同じ程度の苦労なら沙綾型を選んで織るよと言いたくなるのも道理。いろんな色で遊びながら織った方がいいかも。四種くらいの糸を使って、生成りで挟みつつ、単色&ポップな感じで織ってみよう。目指せ10センチ。

いろいろ疲れることが多いですね

 まるで思い当たらないことに関して苦情が入ったり(うそ。なんとなくある)、住所情報から勝手に中山間地域の加算が実績としてあがってきたり(書類上の住所と実際の居住場所が違うので算定したら多分違法)、処理しないといけないことが多すぎてへろへろ。

 今夜は手のかからない高菜ラーメンにします。やっと漬けていた高菜をあげたらしくて、家の中に高菜の香りが漂っておりました。

 庭の河津桜が咲き始めて、春の予感。長屋の花見とか、花見の仇討の季節です。季節の推移に関しては、落語基準。