弥助は侍だったのか

 侍の原義はさぶらふ者ですので、まあ、側にいればその時点で侍かなあと思わなくもないですが、問題はもののふだったかということよのう。それなりに地位のある家の出である蘭丸だって、四百年以上小姓扱いに終始して、決して侍とは言われないし、弥助を侍と読んでいいなら、森蘭丸の方もきちんと侍と読んでほしいところ。なんの話って、最近やたらとかまびすしくなっている某ゲームのこと。直接名前を出すのははばかられるので一部アルファベットで伏せようかな。Aサシンクリード。意味ねえ。そもそも名前くらいしか知らんよ、老害予備軍のわしは。まあ、トレーラーをYoutubeで見た限りは違和感をぬぐい切れなかったのは事実かな。アフリカ系の益荒男なんて見たことがない人が圧倒的大多数の時代、下手したら鬼が来たと民衆が恐怖に駆られてパニックを起こしても仕方ないのに、全員平然としている不思議。あと無意味に人斬りすぎ。

 それに引き換え、踏み台昇降のお供にしているトム・ソーヤ―の冒険の平和なことよ。まあ平和っつても、奴隷制も、それから罰という名の虐待も何の躊躇もなく受け入れられていた時代ですけど。でもレーティングは全年齢対象やで。ハック役の青木和代さんで思い出すのは、私の中ではわらの家みたいな髪型をした未来少年コナンのジムシィ一択でしたが、今後はハックも加えてつかわそう。マーク・トゥエインの原作は読んだことがなかったため、ハックの存在がずっと謎でしたけれど、wikipediaで納得。はぐれネイティブ・アメリカンじゃなかったんや。

※日下まろんさんの主題歌、オープニングもエンディングも好き。

公式スピンドル到着

 ヒモトレ用の お高い 公式スピンドルが届きました。色と長さを違えて二本購入して、6,000円弱でした。primeデーの荒波に飲まれたせいで届くのが遅くなりましたが、とりあえず届いたからいいや。

 もっとも、購入するのは今回限りと決めています。だって、自分でも作れそうだから。単純に太さや伸縮性を確認したかったんよ。それに紐を組む材料として使える絹糸はカセで買ってしこたまあるし、組み紐の本も何冊か持っているでよ。

 実際に触った感じ、100均の紐より若干太い上、密度も高そう。しっかりと組んであるんでしょう、多分。

 段ボール等を切って自分で紐を組めば好きな色・好きな長さで作れるから、後日チャレンジ。

※こんな感じで。なぜ錦用ではない絹糸をしこたま保有しているかというと、まあ、丸四つ組・丸四つ畳みは、やろうと思えば道具を使わず指だけでも出来るので、どちらか簡単な方でやります。マクラメでやる方法、昔は出来たけど全然覚えていない。復習せねば。

※ハコフグ( ゚Д゚)

ばっちばちやで

 火の粉飛ぶで。

 なんでも、鹿島フェアが開催される予定のSAGAMADOで、奇しくも期間中の8/3と8/4、佐賀錦のワークショップが開催されるそうな。別に意識して企画をぶち当ててきたというわけではなく、恒例行事のようなので、皆さんぶーたれませんように。

 順調に織れていると思った鹿子市松ですが、冷静に良く観察してみると、糸が通っていないところが結構ある。剥離もひどいし、思い切って掛けた糸を外して織ろうかな。出来ればもう経紙も外したい(´Д`)

 とりあえず今夜はもう寝る。

※糸を外してしばらく鹿子市松の練習をした後、せっせと平織りをして、木目込み用の布の本番に入ろう。

ひのきの棒を手に入れた

 切り口がええ香りやと独り言ちつつ、ひのきの棒と戯れてみたり。以前は東急ハンズや鹿島のユートクで購入していたおヒノキさん、最近はもっぱらamazonに50本セットを注文して楽しています。糸ノコで40cmの長さにカットしたら糸掛け用に100本取れるので、桝や流水など、掛ける糸が6本で済む図案であれば、十数枚は織れる計算。

 グリコキャラメル10粒分の長さの50号ミシン糸も届いて、残りはミニチュアのサンパチマイクとヒモトレ公式スピンドルを待つばかり。昨日ようやく発送されたらしい。明日には届くんだってさ。

※焼きポンデリングを食した感想。普通に焼いただけのポンデリングでした。そらそやね。私は別にポンデリングにパリパリ感は求めていなかったのかと膝から崩れ落ちた次第。まあ、美味しいのは美味しいんだけど、遠出して買って焼いて冷まして食べてという工程のもどかしさが、食感上の訴求力を上回ることはないということで結論付けました。だってミスドが近くにないもんでよう。昨日は佐賀市内で買ったせいで、ポンデリングも争奪戦だったんだわ。次は武雄で買おう。それにしても、ドーナツ詰めてレジ打ってと、延々と同じ作業を繰り返し続けて自我がゲシュタルト崩壊したのか、佐賀市内のゆめタウンのミスドの店員の態度が感情の欠落したロボットみたいで、なんか申し訳なくなりました。文字通り死んだ魚のような目で働き続けていて、目の前でバタリと斃れられるのではないかとドキがムネムネ。せめて私一人に掛けた時間くらいは休んでくれ。

おぐらさんの挑戦が止まらない

 雨に濡れた道路にも平然と寝そべって、なまめかしく「腹を撫でろ」と催促してくる、全天候対応型地域猫おぐらさん。最近はうちの犬達に対しても同様の要求してくるようになりました。そのしどけない姿に混乱して「ふぁっ、ふぁっ」と息を吐きながら臨戦態勢を取る犬達の可愛いことよ。リードできちんと制しておりますのでご心配なく。でも見た感じ、好奇心はあっても攻撃対象だとは考えていないみたい。まあ、何かあったら怖いので、出来るだけ鉢合わせにならないように注意はしています。ちなみにおぐらさんが危機感を覚えるのは、餌を横取りしてくるらしいどこぞの体格の良いチャトラだけです。あの子は果たして野良なんだろうか。

 一方私の挑戦はすっかり停滞。編み物に関しては、ポンチョ風超ゆったりベストと肩付近までカバー出来るロングアームウォーマーとネックウォーマーで生涯事足りるような気がして、もうセーター云々とか贅沢言わねえと相成りました。部分的に着けたり外したりできる方が温度調節をこまめにできますし、ストレッチ編みはとにかく抜群に着心地がいいもんでよう。おそらく今冬からは、同じデザインの手編みベストを色違いで着まわして、そこに既製品をちょこちょこ合わせていくという形になるはず。だから何だよって話ですが、静電気対策と趣味を兼ねてのことなので、初心者教室などで変なベストを着ていても、歯を食いしばって見逃してもらいたい。なお純毛の服が増えることで洗濯がしづらくなるであろうことが、目下の一番の悩み。後は陰で「毛糸星人」みたいな変なあだ名で罵られないことを祈りばかり。

 蛇足ながら、超絶古い銀の経紙、ちょっとした刺激で剥離しやすい問題を如実に示す画像をご覧ください。端に近い方がなぜか剥がれる。中央部分は問題ないため、その部分を除けながら、作れるものを作ります。抑えが強くしたことで、今度は模様の外側のラインが波打ち始めたのですが、多分くるみボタンにする分は、プレスの時に引っ張られるので目立たなくなるはず。

※2024/10/23追記。これを書いた時は純毛だと静電気が起きないと勘違いしておりました。純毛と綿の組み合わせなら帯電しづらいらしいです。天然素材かどうかが問題ではなく、組み合わせにより帯電しやすさが決まるそうな。

「やりすぎた」って何

 傷害致死などの場合で加害者が「やりすぎた」とか言うのに、はらわたが煮えくり返るほどの想いを抱くわけですよ。程度の問題ではない。シンプルに「やるな」ってこと。

「とんでもねえあたしは神様だよ」

 大先生に一度行ってもらいたかったセリフ第一位。

 報告です。現神様のA先生と交渉して、「帯を織るまでにあと何枚か練習しますぅ」と訴え、無事説得出来ました。一安心。9月まで休むつもりでしたけど、8月に一回は行けるかな。

 そういえば友達と祐徳神社の奥の院の休憩所の話をしていたら、「先月埼玉から伯母と従姉妹が家に来たよー」という話になりました。なんでも、友人の従姉の夫が設計士で、祐徳稲荷の何かの設計(詳細不明)の依頼を受けこちらに来るついでに、伯母・従姉・従妹が旅行を兼ねて墓参りに見えたのだとか。

 ことほどさように世界はせもうおす。

しおりの材料ゲット

 一緒にエビ煎餅もゲット。ありがたや。

 鹿島錦初心者教室を早々に退出した後は、野暮用をいくつか済ませて、ミスドでポンデリングを買いました。どうしても作りたかったんよ、焼きボンデリングを。

 ボビンレースの達人発見。

ちょっと楽しくなってきた

 平織り並みに強く押さえるのは不本意ながら、緯方向のスカスカ問題が解決して、ちょっとだけ楽しくなってきました。相変わらず剥離が止まらないのですけど、今回の銀は包みボタンや裏地用にすると居直りましたので無問題。一つ気になるのは経方向のスカスカ。これをなくすにはもっと縮めて織らないといけない。でもそうすると今度は多分糸がまた下りなくなって緯のスカスカが目立つはず。どうしたもんだか。多分細糸で織れば問題は解決する気がする。

 悲しいことに、綾に入って7.5cmで3mm弱縮んでいます。65cm織ると単純計算で2.6cmほど。どこかで食い止めねば。市松系ということで、幸か不幸か縮む経過がダイレクトにわかる模様ですので、観察しつつ織っていきます。今回も勉強なり。おそらく159番の薄萌黄であろうグリーン系の糸の部分、ちょうど半分より上が強く押さえはじめたところ。下の半分スカスカなのわかるかな。糸は通っているのに、まるで通っていないように見えます。この部分は使えない。経のスカスカは、包みボタンのシェルの地が銀色なので、多分目立たなくなると思う。